【自動車入門】燃費以外にも見るべき数字あります!車選びのワン.ツー.スリー

自動車には専門用語も多く、普段乗っていても実はあまり知らないことってありますよね?今回は、自動車の初心者向けに車選びの役立つ用語を解説。ちょっとだけ専門用語に詳しくなって、目利きの視点を増やしましょう!


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車って何を見て選べばいいの?

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キャンパーにとって”マストアイテム”の一つ、車! すでに愛車を持っている人も、そうでない人も、車選びに関する情報は気になるところではないでしょうか?

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身近なようで、よく知られていない部分も多い車。キャンプライフをより楽しめる車を選ぶにはどこをチェックすればいいのか?

今回は、車を持っていても実はよく分かってないような言葉「FF」や「FR」、「排気量」「馬力」「トルク」などについて勉強しましょう。

まずは、キャンパーにとっての基本ポイント

車選びをするなら、「荷物がどれだけ乗るのか(積載量)」は最も気になるところ。まずは、キャンパーなら抑えておきたい3つのポイントをチェックしていきましょう。

【積載量】ミニバン?SUV?軽自動車?どれにする?

積載量
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車の積載量は車種によってさまざま。積載量の多さでファミリーに人気なのは、「ミニバン」。また、キャンパーには走破性の高い「SUV」も人気の車種ですが、一般的には積載量ではミニバンの方が有利。

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SUV派の方には、積載量の解決策として車外に荷を積む方法がおすすめです。ルーフやリアにキャリアを設置することで積載量の少ない車でもキャンプギアを大量に運ぶことができますよ。

HONDA NVAN
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また、軽自動車も侮ってはいけません。上の写真はHONDA「N-VAN」。シートアレンジの工夫で多くのギアを積み込むことができます。

【燃費】ハイブリッド車やディーゼル車って?

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キャンプだけではなく、普段使いのことも考えると無視できないのが「燃費」ですよね。

例えばリッター10㎞とリッター20㎞の車で年間10,000kmを走り、ガソリン代150円と仮定すると、なんと年間で75,000円も差が……!

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燃費の良い車という点を重要視するなら、やはりハイブリッドやディーゼル車などを優先的に候補に入れて選んでみましょう。それぞれ言葉の意味は次の通りです。

[ハイブリッド車]
エンジンのほかに電気モーターなど、2つ以上の動力源をもつ自動車のこと。

ガソリンだけでなくモーターを利用するので、ガソリンの量が減り、燃費が良くなります。エコカー減税の対象にもなるなど、税金面でのメリットも。ただ、そもそもの車体価格が高いのが一つネックです。

[ディーゼル車]
ガソリンではなく、軽油を燃料とした「ディーゼルエンジン」を積んだ自動車をディーゼル車と呼びます。

エンジンの構造的にガソリン車よりも燃費が良いとされています。さらに、燃料である軽油はガソリンよりも安いのでランニングコストも安く済むのが特徴。ただし、ガソリンエンジンよりも価格が高く、メンテナンスも大変というデメリットも考えなければなりません。

それぞれのメリットとデメリットをしっかりと理解した上で、燃費の良い車を選択してみてくださいね。

【見た目】自分が好きがどうか!

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そしてやはり外せないのがルックスですよね。できれば好みのデザインの車を選びたいところ。

キャンプサイトをおしゃれにつくりこむキャンパーなら、サイトにマッチしたデザインの車を置けたらさらにテンションがあがるはずです。

キャンプサイトに溶け込むよう、タープとの連結も意識した車選びもひとつの視点。

もし条件面で同等の車があったら、アイテム選びと同じように、サイトにハマるデザインの車を選んでみてはいかがでしょう。

これってどういう意味?

それでは、知っているようで知らない。3つの専門用語について理解を深めてみましょう!

駆動方式(FF・FR)って何?

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よく聞く、FFやFRとはエンジンの位置が前(フロント)か後ろ(リア)か、動くタイヤが前か後ろかを示す表記です。それぞれ、次のようなメリットとデメリットがあります。

[FF]
FFとはフロントエンジン・フロントドライブの略称。つまり、エンジンが前にあり、前のタイヤを動かす形式。現在販売されている車では一番多い方式です。

FRよりも雪道に強いという利点があり、さらに力を伝える機構がシンプルで、コスト的にもメリットがあります。

[FR]
FRとはフロントエンジン・リアドライブの略称。エンジンが前で、後ろのタイヤが動きます。スポーツカーや排気量の大きい高級車などはこの形式が比較的多め

FF車よりもハンドリングがしやすい、加速性能が良いなどというメリットがありますが、雪道や悪路に弱いという難点も。

[4WD]
4輪すべてが駆動するシステム。雪道の登りなどでは二輪駆動車との差は大! 非常に有効です。山に行くことが多いキャンパーにとっては要検討候補としてあがりやすい方式。

しかし車両価格が高くなる、摩擦が大きくなる分燃費が悪くなるなどのデメリットも。

駆動方式を知ることで、その車がアウトドア向きなのか、そうでないのかが分かりますね。

排気量(~㏄/〜L)

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排気量とは、単純に言うと燃料が燃える部分の体積の大きさ。つまりエンジンの大きさのことを指します。排気量が大きければ、パワーがあるので、加速もスムーズでエンジン音も静かなのが特徴です。

また排気量は自動車税に関わる部分、排気量の大きな車は税金面でも維持費がかかる車です。

例えば、キャンパーに人気の車種で具体的に排気量をチェックしていくと、「デリカD:5」は最大2.4L、「ハイエース」は最大2.8L、そして「ランドクルーザー」はなんと、4.6Lという大きさ。デリカは、自動車税が45,000円なのに対して、ランドクルーザーは88,000円という大きな差が。維持費を正しく把握するためにも、排気量は重要な項目なんですね。

トルクや出力(馬力)って何?

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カタログでエンジンの性能を表す表記として、「最高出力」「最大トルク」という表記があります。

出力(単位:kW)とは、馬力(単位:PS)とも呼ばれ、単位時間あたりの仕事率のことを指します。仕事率というと分かりにくいですが、簡単にいうと継続的なパワーのこと。この値が大きいほど重い荷物を速く運べます。

続いて、トルク(単位:N・m[kgf・m])。こちらはすごく簡単にいうと、瞬間的な力のこと。出だしや坂道での強さに直結します。これらは、先に説明した排気量が大きくなれば、比例してどちらも大きい値になります。なので、同じ排気量の車で加速やパワーを比較したい時に有効。

とはいえ、カタログ上のスペックだけではなく、実際に試乗して運転のしやすさを確かめることが総合的に判断できる一番の近道です。

キャンプスタイルからニーズを掘る

切っても切れない仲のキャンパーと車。より良い関係を築ける車を選ぶには、まずはキャンパー自身の固有のニーズを深く掘ることがなにより近道です。車にはパワーと価格、積載量と燃費など相反する要素が多数存在します。それぞれの優先順位を明確化することで、最適な車が見えてくるのではないでしょうか。

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プロが太鼓判を押す、アウトドアに最適な車って?

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愛車に乗ってキャンプへ行こう!


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夏野 栄

作家でクリエイター、アウトドアライターでファッションエディター。アウトドア誌やファッション誌で連載するほか、ノベル執筆やプロダクト開発まで幅広く活動。山岳部出身、海育ちのテンカラ師。Tw@nhaeru

公式プロライター

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