何だかんだで、男は一度使ってみたいもんなんです!そんな憧れテントを紹介します

歳をとるほど、その魅力に引き込まれるヴィンテージ品。ワインやファッションのイメージが強いかもしれませんが、キャンプにもヴィンテージ品は存在します。ここではテントにフォーカスを当て、ヴィンテージの定義からヴィンテージ品として有名なブランド、そしてその魅力について再考します。


アイキャッチ画像出典:Solaryth

あの憧れのテントが欲しい!でもちょっとな……

撮影:A-GARAGE
キャンプをしていると、いつの日か「あのテントがどうしても欲しい!」という衝動に駆られるものです。特に男性にとっては……。

でも、そんなテントほど高い値段がついていたり、滅多に手に入らないものだったりします。要は、ハードルの高さを感じるのです。そこで、そんな憧れのテントについて、どんなところに注意すべきか、改めてどこで買えるのか、について考えてみましょう。


憧れのテントの多くが古い幕=「ヴィンテージ」

往々にして憧れを抱くテントの多くは、今では現存しない古い幕であったりします。しかも、50〜80年代のとても古い幕で、いわゆる”ヴィンテージ”と呼ばれるテントです。

でも、ヴィンテージと聞いて「そんな名前がつくくらいなら高いんじゃないの?」とか「どこの誰ぞが使ったかわからないものを使いたくない……」と思う人もいるでしょう。もちろん中古なので、正直状態が悪いものもときたま出てきますが、チェックすべきポイントを抑えれば大丈夫です!

そもそも「ヴィンテージ」ってどんな意味なの?

出典:PIXTA
まずはヴィンテージ(Vintage)という名前について簡単に解説を。これは、元々は醸造して瓶詰めされた高級ワインを指します。価値があるワインは、年月が経つと熟成され、甘さと芳醇さが際立ち、よりおいしい味に昇華します。

時間が経つにつれてよさが出てくる」という意味が、転じて“由緒ある名品”と広義な意味となり、今ではこちらのほうがメジャーな意味になっています。

ヴィンテージ品として有名なキャンプブランド

「ヴィンテージテントが多いブランドって?」と疑問を持つ人もいると思うので、ここでヴィンテージテントで人気が高いブランドを3つ紹介します。
  • コールマン

コールマンは、1900年代初頭に創業されたアメリカを代表するキャンプメーカー。

創業者であるウィリアム・コフィン・コールマン氏が、アラバマ州にある小さな町のお店を通り、光り輝くガソリンランプを見て衝撃を受けたのが始まりとされています(当時は今のように電気がなく、街灯すら少なかった時代!)。

撮影:A-GARAGE
昔も今も、コールマンといえばランタンのイメージが強いですが、キャンプ用テントで歴史に名を残すほど有名なものがあります。それがこの「オアシス」というテントです。

1980年代からコールマンが本格的にキャンプ業界に進出した頃に誕生し、今でも度々復刻版が登場する人気のコットンテントです。遮光性と程よい通気性があるコットン生地は、今なお使える便利素材ですよね!

コールマンの歴史をもっと知りたい人はこちらをチェックしてみてください。
  • モス

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出典:Solaryth
モス(Moss)は、1955年にアメリカで誕生したテントブランド。ミシガン大学やレイトン大学などで芸術分野を専攻し、デザイナーとして活動したビル・モス氏が立ち上げました。機能性だけでなく芸術性の高いテントを多く輩出したことは、過去にCAMP HACKでも紹介しています。



mossテント 詳細は割愛しますが、モスで有名なテントといえば「スタードームⅡ」や「オリンピック」といったドームテント。今では現存していないブランドでもあり、価格はうなぎ登りに上昇中! ”モス臭”と呼ばれる特有の臭いがつきやすいのですが、この洒落たデザインはキャンプ場でも目立ちますよね!
  • マルシャル

マルシャル(フランス語読みで「マレシャル」)は、1904年に誕生したフランス最古のテントメーカー。日本ではかつて正規販売代理店があり、ロッジテントブームで一躍有名になりました。

70〜80年代に登場したロッジテントは、上質なコットン生地と頑丈なフレーム、そしておしゃれな窓など細かいディテールが多くのキャンパーの心をつかみ、「テント界のロールスロイス」とも呼ばれたみたいです。

そんなマルシャルのテントの中でも人気が高いのが「セヴェンヌ」。フランスの中央高地に広がる山脈の名前から由来するこちらは、濃いブルーとグレー、そしてビビットなピンクのパイピングが配色されたシックなデザインが特徴です。

マルシャルのテントについてもっと知りたい人はこちら記事もチェックしてみてください。


ヴィンテージテントのいい点・気になる点をチェック

再三にわたりますが、ヴィンテージは古く今では発売されていないテントのため、他の人と被りにくい点があります。また、どのテントもクラシックな佇まいが多く、外観のよさは新品と引けを取りません。

一方で、新品のテントにはほとんどメーカー保証が付いているものですが、残念ながらヴィンテージテントには付いていません。また、部品がいまだにあるか不明なものが多いため、修理ができない可能性もあります。ここがヴィンテージ品の気になる点です。

買うときにチェックすべきこととは?

Mr.Morningstar Campmeeting
撮影:A-GARAGE
ヴィンテージ品は、状態や個体差が異なることから、たとえ同じ製品であっても値段の差が生まれやすいんです。そこでヴィンテージテントで悪くないものを買う方法や見分け方などをご紹介します。

専門店は相場が決まっていてどれも高い傾向

ある分野の中古専門店となると、その製品に関する情報が蓄積しやすく、大体の相場がわかってきます。価値のある製品の情報も把握しているので、どうしてもいいテントは高く付いてしまいます。

もちろん、そのようなお店のほうが仕入れいているものがいい傾向にあったり、状態も悪くなかったりします。もし本当にいい状態のテントにこだわりたい人は、たとえ値が張っても、もし入荷したらできるだけ早めにゲットしましょう! 割り切りましょう!

値段が異常に安いものにはご注意

「他の製品はちょっとお高いのに、なぜかこのテントだけ安い」と感じたことがある人もいるでしょう。その理由は、状態が悪かったり、どこかが壊れていたり、さらにはジャンク品(難ありの商品)だったりする可能性があります。

異常に値段が安く設定されているテントは、まずは紹介文をしっかり読み、不安であれば直接お店に問い合わせてみましょう。

「総合リサイクルショップ」のアウトドアコーナーは意外と狙い目

これか筆者の経験ですが、専門店は情報が多いのでいいテントに高い値段をつけがちですが、総合店となると細かいところまで情報が行き届かないことがあり、レアな幕でもお手頃な価格で販売されていたりします。

最終的には、試し張りをしたり広げたりしてみる

しかし、”百聞は一見に如かず”という言葉があるとおり、実際に状態を見てみないとわからないことがあります。ポールが曲がっていないか、生地が破けていないか、変な匂いがついていないかなど、使える状態かどうかチェックしてみましょう。

ヴィンテージテントがよく置いているショップ

最後に、上記の点を踏まえてほぼ間違いなしのショップを一部ご紹介します。

トレファクスポーツ

総合リサイクルショップ「トレジャーファクトリー」のアウトドア・スポーツ部門を抽出した専門リサイクルショップ。キャンプ用品コーナーがあり、レア幕はレジの後ろに置いてあったります。試し張りをしてもらうこともできますよ!

また、「トレジャーファクトリー」でもキャンプ用品を取り扱っており、店舗によってはキャンプ用品売り場が大々的に展開しているところも。ぜひチェックしてみましょう!

トレファクスポーツについて知りたい人はこちらをチェック!

セカンドアウトドア

こちらも大手総合リサイクルショップ「セカンドストリート」のアウトドア部門を抽出した専門リサイクルショップ。釣りやスノーボードなどもありますが、キャンプ用品も徐々に売り場面積を伸ばしている傾向に。

また、セカンドストリートにもアウトドア用品売り場があるところが多いので、お近くにある際はぜひ一度足を運んでみましょう!

セカンドアウトドアについて知りたい人はこちらをチェック!

イレクターズ

言わずと知れた関西のヴィンテージ専門店。古着やコールマンを中心としたヴィンテージアイテムを揃えており、たまに古い幕も仕入れることも。イベント出店を多くしていて、そこでレアな幕を販売することもあります。Facebookもしくはブログで情報をキャッチしましょう!

イレクターズについて知りたい人はこちらをチェック!

ヴィンテージの魅力を知ると、キャンプがもっと楽しくなる!

30年以上前に作られ、今なお現存するヴィンテージ品たち。まずはそのような製品がどこで生まれ、どうやってここにたどり着いたかと妄想してみてください。そして、そこへの敬意とロマンを持ちながら、ぜひ後世に残す気持ちを持って使ってみてください。

きっとヴィンテージ品に対するハードルが下がってきますよ!

 

Vitage tents are the treasure of present day !

ヴィンテージテントは現代の宝物だ!


小川 迪裕の記事はこちら


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小川 迪裕

フリーランスライター・編集者。WEBや雑誌の執筆を主な活動とし、タブロイドやイベント冊子の製作も担当。最近はもっぱらキャンプとウイスキーに夢中。

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