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ヴィンテージテント購入時の注意点とおすすめブランド・ショップまとめ(3ページ目)

ヴィンテージテントのいい点・気になる点をチェック

ヴィンテージテント

再三にわたりますが、ヴィンテージは古く今では発売されていないテントのため、他の人と被りにくい点があります。また、どのテントもクラシックな佇まいが多く、外観のよさは新品と引けを取りません。

一方で、新品のテントにはほとんどメーカー保証が付いているものですが、残念ながらヴィンテージテントには付いていません。また、部品がいまだにあるか不明なものが多いため、修理ができない可能性もあります。ここがヴィンテージ品の気になる点です。

買うときにチェックすべきこととは?

Mr.Morningstar Campmeeting

撮影:A-GARAGE

ヴィンテージ品は、状態や個体差が異なることから、たとえ同じ製品であっても値段の差が生まれやすいんです。そこでヴィンテージテントで悪くないものを買う方法や見分け方などをご紹介します。

専門店は相場が決まっていてどれも高い傾向

ある分野の中古専門店となると、その製品に関する情報が蓄積しやすく、大体の相場がわかってきます。価値のある製品の情報も把握しているので、どうしてもいいテントは高く付いてしまいます。

もちろん、そのようなお店のほうが仕入れいているものがいい傾向にあったり、状態も悪くなかったりします。もし本当にいい状態のテントにこだわりたい人は、たとえ値が張っても、もし入荷したらできるだけ早めにゲットしましょう! 割り切りましょう!

値段が異常に安いものにはご注意

「他の製品はちょっとお高いのに、なぜかこのテントだけ安い」と感じたことがある人もいるでしょう。その理由は、状態が悪かったり、どこかが壊れていたり、さらにはジャンク品(難ありの商品)だったりする可能性があります。

異常に値段が安く設定されているテントは、まずは紹介文をしっかり読み、不安であれば直接お店に問い合わせてみましょう。

「総合リサイクルショップ」のアウトドアコーナーは意外と狙い目

これか筆者の経験ですが、専門店は情報が多いのでいいテントに高い値段をつけがちですが、総合店となると細かいところまで情報が行き届かないことがあり、レアな幕でもお手頃な価格で販売されていたりします。

最終的には、試し張りをしたり広げたりしてみる

しかし、”百聞は一見に如かず”という言葉があるとおり、実際に状態を見てみないとわからないことがあります。ポールが曲がっていないか、生地が破けていないか、変な匂いがついていないかなど、使える状態かどうかチェックしてみましょう。

ヴィンテージテントがよく置いているショップ

最後に、上記の点を踏まえてほぼ間違いなしのショップを一部ご紹介します。

トレファクスポーツ

トレファクスポーツ

総合リサイクルショップ「トレジャーファクトリー」のアウトドア・スポーツ部門を抽出した専門リサイクルショップ。キャンプ用品コーナーがあり、レア幕はレジの後ろに置いてあったります。試し張りをしてもらうこともできますよ!

また、「トレジャーファクトリー」でもキャンプ用品を取り扱っており、店舗によってはキャンプ用品売り場が大々的に展開しているところも。ぜひチェックしてみましょう!

トレファクスポーツについて知りたい人はこちらをチェック!

セカンドアウトドア

セカンドアウトドア

こちらも大手総合リサイクルショップ「セカンドストリート」のアウトドア部門を抽出した専門リサイクルショップ。釣りやスノーボードなどもありますが、キャンプ用品も徐々に売り場面積を伸ばしている傾向に。

また、セカンドストリートにもアウトドア用品売り場があるところが多いので、お近くにある際はぜひ一度足を運んでみましょう!

セカンドアウトドアについて知りたい人はこちらをチェック!

イレクターズ

イレクターズ

言わずと知れた関西のヴィンテージ専門店。古着やコールマンを中心としたヴィンテージアイテムを揃えており、たまに古い幕も仕入れることも。イベント出店を多くしていて、そこでレアな幕を販売することもあります。Facebookもしくはブログで情報をキャッチしましょう!

イレクターズについて知りたい人はこちらをチェック!

ヴィンテージの魅力を知ると、キャンプがもっと楽しくなる!

ヴィンテージテント

30年以上前に作られ、今なお現存するヴィンテージ品たち。まずはそのような製品がどこで生まれ、どうやってここにたどり着いたかと妄想してみてください。そして、そこへの敬意とロマンを持ちながら、ぜひ後世に残す気持ちを持って使ってみてください。

きっとヴィンテージ品に対するハードルが下がってきますよ!

 

Vitage tents are the treasure of present day !

ヴィンテージテントは現代の宝物だ!

小川 迪裕の記事はこちら

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