まずは相談してみよう
上記4点がSUPをするための基本セットになります。実際はSUPの下についているフィンの形や数にも違いがありますし、小回りがきく競技タイプがあったり、波乗り用のパドルやストレートタイプのリーシュなど選択肢はたくさんあります。
さらに防水カメラがあると子どもとの思い出をたくさんおさめられるので楽しさが広がります。
どれもまずはすぐに購入せずに、レンタルをして感触を確かめたり、教室で体験してみるといいでしょう。お店で相談すれば道具の選択の幅が広がります。
こんな場所で楽しもう
親子でSUPを楽しむには、場所選びが重要になります。
まずは水面へのアプローチが楽で、かつ流れが穏やかな場所でやることが一番の選定基準になります。たとえば初めての挑戦で流れの速い川で遊んでしまうと、当然のことながら水難事故の可能性が高まってしまいます。
ですので、川ならいつもゆるやかな流れ(大雨の翌日などをのぞく)で、大きな岩が水面から顔を出していないような場所を選びます。船が行き来していない湖や、凪の日の内湾なんかもおすすめです。
このほかにも、木陰やトイレの有無あたりも意外に大切なポイントになります。
親子でのSUPの遊びかた
親子でSUP遊びをするときはまず、2人乗りでとことん遊んでみるのがおすすめです。
① 一緒に準備・片付け
家での準備から始まり、最後の片付けまでを親子で一緒にすることで一体感が生まれます。また、おもしろいことのためだとお手伝いをする気持ちがわいてきますので、こういう機会に手伝う癖をつけてあげるといいでしょう。
② 二人乗りでのんびりクルージング
はじめは大人が漕いで、流れに身を任せて一緒に流れていく遊びかただと子どもの恐怖心を和らげることができます。
③ 2人乗りで子どもが漕いでみよう
慣れてきたら、大人が一緒に乗ったまま、子ども自身が漕いでみましょう。そうすることで、自分が漕いでSUPが進む面白さを体感できます。
そのうちに、ちょっとだけ子どもひとりで乗ってみるなど、少し難易度の高い設定で遊んでみてもいいと思います。
④ 何でもありで遊んでみよう
子どもと一緒にSUPで遊んでいると、やがてSUPは単なる乗り物ではなく、浮かぶ島のような存在になってきます。そうなったらこの島を拠点にして、子どもの思うがままに遊んでみるのもいいでしょう。
大人も子どももどれだけ恥をかけるか? がSUPを楽しむための究極のポイントです。川にザブザブ落ちて、笑って、みんなで少しずつ上達していくようにしましょう。