キャンプステッカーをはがすときのコツ
材質に適した方法ではがす
ステッカーが貼られたものの材質によって、適した方法があります。たとえば熱ではがす方法は割れやすいガラス製には向いていなかったり、木材に油分を含む溶剤を使うとシミになってしまうことも。
この後紹介する5つの方法は、材質・ステッカーの状態ごとに適したやり方を紹介していますよ!
「角」から攻める
すべてのシールはがしの基本ですが、一辺から一気にはがそうとすると失敗しがち。四つ角の各はじっこから、定規や要らなくなったカード類で少しずつ浮かせていくと、きれいにはがれやすいですよ。
ではさっそく、はがしたくなったステッカーをオフする5つの方法を見ていきましょう!
実践!キャンプステッカーをキレイにはがす「5つの方法」
こちらは貼って一年半ほど経ったコンテナのステッカー。5つの方法のうちいくつかを試し、少しずつはがしていきます!
1. ドライヤー
ドライヤーの熱で、ステッカーの粘着剤を乾燥させる方法。それほど時間が経っていない、ステッカーにまだ粘着性が残っている場合に有効です。
角を少しだけはがしたところに温風を当てて数十秒。おぉ……スルスルとはがれました。ちなみに材質はポリプロピレン、キャンパーに人気の無印良品のコンテナと同素材です。
プラスチックの中でも比較的熱に強いのでこの方法を試せますが、ヒビ割れや破損が心配な木材・ガラス素材には不向きです。
2. 中性洗剤+ラップ
次は、食器洗い用の中性洗剤を使う方法。変色変形の心配が比較的少なく、安心です。
洗剤を浸してラップで密閉。洗剤に含まれる界面活性剤がシールと粘着面に隙間を作ることで、剥がれやすくなります。
10~20分後、きれいにはがれました。溶剤としてのリムーブ効果は中程度ですが、食器洗剤なので木材やガラス・トタン製品などにもダメージを与えずに使うことができます。
3. 除光液
貼ってから時間が経っていて、ステッカーが乾燥して密着度が高い状態であれば除光液を試してみましょう。
強めの溶剤なので、変色しやすい薄いプラスチックや木材にはおすすめできません。
キャンプで使っている、子供用のメラミン食器です。ステッカーではありませんが、裏のシールをはがさないまま5年ほど使っていました。
かなり劣化したシール部分は、普通にはがそうとするとちぎれてしまいます。
除光液をたっぷり浸して10分後に角をめくると……気持ち良いくらいはがれていきます!
少しだけ痕が残ってはいるものの、ボロボロになることなくツルンっとはがすことができました。