スノーピークは5つのラインに大別できる!
スノーピークは日本を代表するアウトドアブランド。テントに限らず様々なものを売り出していて、多くの人が何かしら製品を使っているのでは?
スノーピークはテントの種類も豊富。テントの種類が多すぎて何を選べばいいか分からない! という方のために、今回は5つラインナップの違いを解説。
あなたにピッタリのスノーピークのテントを手に入れましょう!
最高のコスパ!「エントリーライン」
ラインナップは「アメニティドーム」と2018年新作「ヴォールト」の2種
エントリーラインは名前の通り、初心者におすすめのテント。代表的なテントは、「アメニティドーム」。ここがスノーピークの入り口と言っても過言ではありません。
そして2018年からスノーピーク初のトンネル型テント「ヴォールト」が仲間入り。
カマボコ型のシンプルなテントですが、アウトフレーム構造を採用しシェルターとしても利用できます。
【ポイント①】充分な耐水圧
エントリーラインの注目すべきは「耐水圧1800mmミニマム」という点。他のメーカーは耐水圧を平均値で表記しますが、スノーピークは「最低でも1800mmは確保しますよ」というお墨付き。
一般的には1500~2000mmぐらいのテントがほとんどなので、大雨でも問題なし。エントリーライン=「入門向け」といっても充分すぎるスペック。
【ポイント②】色分けされたフレームエンド
そして、テントが初めての人でも設営しやすいよう、色分けされたフレームエンドも嬉しいポイントです。
【ポイント③】「通気性」は他に劣り、「スカート」も付属しない
他ラインナップに劣っているのは、「通気性」と「スカート」がないという点。装備によっては真夏や、秋冬は厳しいキャンプになる可能性も。
こんな人におすすめ!
・これからキャンプを始める人
・春夏しかキャンプをしない人
・値段は抑えつつも、しっかりしたものが欲しい人
スノーピーク アメニティドームM
スノーピークの標準モデル「スタンダートライン」
代表テントは「ランドブリーズ」
スノーピークの中では標準スペックのモデル。代表するテントは「ランドブリーズ」。カラーは落ち着いたアースカラーを採用。
【ポイント①】通気性がアップ!
実は、インナー・フライシートなどのスペックはエントリーラインと同様で、大きく違うのは「通気性」です。
室内の換気も簡単に行えるデザインで、夏は涼しさをキープ。秋冬も室内の温度管理がしやすいのが特徴です。
【ポイント②】スカート付き!
さらにスカート付きで、秋冬の冷気にも強い! 下から入り込む冷たい風だけでなく、タープと比べると格段に虫もシャットアウトしてくれます。これは女性や子供には特に嬉しい仕様ですね。
こんな人におすすめ!
・格安テントからの乗り換えを検討している方
・春夏はもちろん、秋もキャンプを楽しみたい方
・後悔しない買い物をしたい方
スノーピーク ランドブリーズ4
唯一の2ルームシェルターも!
スタンダートラインには、スノーピーク唯一の2ルームシェルター「ランドロック」もラインナップ。
スノーピーク ランドロック
一生モノのテント!「プロライン」
代表テントは「ドックドームPro.6」
プロラインはスノーピーク最高峰のモデルです。代表テントは「ドックドームPro.6」。スペックはもちろん、見た目の美しさも最高峰。
【ポイント①】アウターフレーム構造を採用
アウトフレーム構造を採用し、シェルターとしても使えるのが特徴。また雨にも風にも強い設計になっています。
【ポイント②】ボトムの耐水圧が他ラインナップの5倍近く!
さらにインナー生地が厚く、ボトムの耐水圧が5倍近くのハイスペック! 年間を通してキャンプに行くようなヘビーユーザー向けに作られたモデルです。
【ポイント③】連結ができるので、今まで使ってたテントと併用可能
ドックドームPro.6の前室に備わった連結機能でランドブリーズ4の前室を連結してセッティングできます。
ドックドームPro.6はスペックだけでなく、その拡張性も魅力。他にもリビングシェルロングPro.とも連結可能です。
こんな人におすすめ!
・ランドブリーズ4をすでにお持ちの人
・年中を通して、毎週キャンプに行きたい人
・”ハイスペック”の響きに弱い人
スノーピーク ドックドーム Pro.6
色合いが美しい「アイボリーライン」
代表テントは「ドックドームPro.6 アイボリー」
プロのドックドームとほぼ同じスペックの色違い。爽やかなアイボリーカラーでナチュラルギアや軍モノギアとも相性バッチリ。
グラマラスな雰囲気も演出してくれるので女性にも人気のラインです。
【ポイント】ルーフシートが付属
プロのドックドームと唯一違うのは、ルーフシートが標準で付属していることです。明るいカラーですが、日差し対策はバッチリ。
こんな人におすすめ!
・アイボリーの色合いに惹かれた人
・ウッド系のスタイルを目指している人
・年中を通して、毎週キャンプに行きたい人
スノーピーク ドックドーム Pro.6 アイボリー
シェルターのラインナップも!
アイボリーラインの基本テントはドックドームですが、他にもランドステーションやスピアヘッドといった大幕のラインナップがあることが特徴です。
スノーピーク ランドステーションLアイボリー
スノーピーク スピアヘッドPro.M
軽量化と独自性を追求する「プロエアライン」
代表テントは「ヴァール」
独特な形の「ヴァール」2017年発売の新しいテントです。スノーピークの新たな挑戦といったところでしょうか。
快適性を維持しながら軽さを追求したモデル。独特なフォルムで人と被りたくない方にはおすすめですね。
【ポイント①】最低限のスペックで軽量化に挑戦
フライシートの耐水圧は一番低いですが、「ミニマム1500mm」なので充分なスペックといえるでしょう。また軽量化のためスカートはなく、寒い時期に使うには装備の工夫が必要かも!?
【ポイント②】多様なシーンでの使い分けができる
インナーテントを取り外せばシェルターとしても活用可能。多様なシーンに使い分けできるのは◎。
標準で4人用のインナーテントが装備されていますが、別売りの2人用のインナーテントもあるのが嬉しいところ。
こんな人におすすめ!
・個性的なテントを探している人
・春夏のキャンプをメインに考えている人
・”軽量”の響きに弱い人
スノーピーク ヴァール Pro.air 4
山岳用のラインナップも!
スノーピークの山岳用テントもこの「プロエアーライン」に所属。ラインナップは「ファルPro.air2/3/4」と2018年新作の「ラゴ」。
スノーピーク ファル Pro.air 3
スノーピーク ラゴ Pro.air 1
スノーピークのテントはラインの見定めが肝心
スノーピークのテントをライン別にご紹介しました。スノーピークのテントは高いとイメージしがちですが、自分のキャンプスタイルに合わせて上手に選びたいもの。
キャンプで悩みどころとなるテントの購入。事前にしっかりと特徴を抑えて検討しましょう!
こんなテントもありますよ!
超大型のドーム型テントって知ってますか?気になる方はチェックしてみて。
Which snow peak tent is perfect for you?
あなたにピッタリのスノーピークのテントはどれ?