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すぐできる!長谷部雅一・自然遊びのたからばこ#2~Natural ice making~(3ページ目)

氷づくりの変化球〜その2〜 色つきの氷をつくろう

色つきの氷をつくるための絵の具
絵の具は色つきの氷を作るのには最高の道具。こういうときは惜しげもなくたくさん使って遊ぼう。

色つきの氷を作るのもオススメの遊びのひとつ。絵の具さえあれば幼児でも簡単に作ることが出来る。100円で売っている絵の具でも問題無いので試してみよう。

① 器に多めの水を入れる
器に絵の具を溶かし色つきの氷をつくる過程

この遊びでは、器に水を多めに入れるのがポイントだ。そうすることで、絵の具を入れて色水を作る遊び自体をしやすくなる。

② 好きな絵の具を入れる

色付きの氷をつくるお父さんと女の子
色水づくりが止まらなくなって、家中の器につくることに……。

絵の具をそのまま水の中に絞り出して良くかき混ぜる。この時に、数食混ぜて面白い色を作るのも面白い。ポイントは、濃いめの色水を作ることだけ。

③ 翌朝まで保管する
色水氷の方は、水平に余りこだわらなくても大丈夫だ。おそらく翌日には表面に色つきの氷ができているはず。

④ 完成!
完成した色つきの氷と女の子
色水氷も無事に完成。思った色が出来ると子どもの満足度も上がる。氷はこの後子どもの破壊衝動がなすままに砕かれていった。これも氷遊びの醍醐味だ。

この遊びについてわかっておきたいこと

保護者の関わり方は?

1:遊びから自然科学を体感させてあげよう
自然物拾いや色水づくりは、氷づくりの遊びの一環だが、これをきっかけに自然の季節感や色の三原則を体感することも出来る。目的からはみ出して心ゆくまで自然科学で遊ぼう。
2:時間をかける遊びの面白さを伝えてあげよう
今回の遊びは1日では完結しない。翌朝までかけることで氷ができあがるので、その時間の経過も一緒に楽しもう。

気をつけたいこと

1:低体温症や凍傷に注意しよう
子どもは気づくと身体が冷え切っていることもしばしば。また、霜焼けなどは軽度の凍傷になっている証拠。もちろん霜焼け程度なら子どもに是非とも経験させてあげたいところだが、遊んだあとにしっかりと暖めてあげるようにしよう。

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