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ザックカバーをかけたザックを背負った2人の登山者

ザックカバーの容量別おすすめ19選!急な雨にも安心して使える完全防水タイプなど

登山でも使用者が多いザックカバー。しかし「ザックカバーなんて必要ないんじゃないの?」とお考えの方も多いのではないでしょうか。そんな方向けにこの記事では、登山におけるザックカバーの必要性と選び方、おすすめ品を紹介します。ザックカバーが手元にない場合の対処法も紹介しますので、ぜひ最後まで記事をご覧ください。

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目次

アイキャッチ画像出典:PIXTA

ザックカバーってそもそも必要?その役割とは

雨の登山道を歩く女性

出典:PIXTA

「登山においてザックカバーが必要であるのか?」といえば、必須の装備にはなっていないことが多いです。

登山の技術書にも必需品の記載があったりなかったり。しかし、ザックカバーがあることで登山中のリスクを減らしてくれたり、快適に登山できたりとメリットがあるのは紛れもない事実なんです。

ザック自体に防水加工された「防水ザック」を購入すればそれで済む話ではありますが、そのためにザックを新調するのは躊躇ってしまう……なんて方も多いはず。まずはザックカバーがなぜ必要と言われているのか、しっかりおさらいしていきましょう。

ザックの荷物を濡らさない!

登山で用いる装備

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ザックカバーはザック内の荷物を濡らさないために使います。登山を嗜む人が特に濡らしたくないのがダウン製品。ダウンの寝袋(シュラフ)、ダウンの防寒着が濡れてしまうと保温力がなくなり、低体温症のリスクとなります。これは致命的です。

体力が奪われて動けなくなってしまった……ともなれば遭難、救助の対象。そうならないようにザック内の荷物はできるだけ濡らさない。そのためのザックカバーと考えましょう。

濡れるとザック重量増す=重い

雨の中たたずむ男性と女性

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ザックが濡れると、とにかく重たいです。多くの登山ザックは強度の高いナイロン素材を使っています。このナイロン素材、濡れると繊維に水を含み重たくなってしまうんです。

背負う必要のない雨水を背負って体力を奪われぬよう、ザックは極力濡らさないのが好ましいですね。

ザックが濡れるととにかく不快

水滴に濡れた素材

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ナイロン素材のザックは、濡れると乾くのに時間がかかります。これが不快に感じるという方も。数日間のテント泊登山で濡れっぱなしのザックを背負い続けるのも、少し億劫に感じてしまいます。

より快適な登山を楽しむうえで、ザックカバーはあるとうれしい装備の一つなんです。

ザックカバーを選ぶ際にはここをみる!

登山道を歩く女性

出典:PIXTA

ザックカバーを選ぶ際には以下のポイントに注目して選びます。

・サイズ感
・重さ
・素材

それぞれみていきましょう。

サイズ感はジャストフィットを!

モンベルのジャストフィット パックカバー 20L

出典:モンベル

もっとも重要なのが、ザックカバーのサイズ。手持ちのザックが日帰り30Lであれば30Lにピッタリのサイズを選びます。あまりにサイズが違いすぎると、風が強い日にばたついてしまい危険です。

ザックとカバーをしっかり接続できるタイプもあります。山でザックカバーを使う場合は固定できるタイプを選ぶのが吉。風で飛ぶ心配がなく、安心です。

お使いのザックと同じメーカーのザックカバーであれば、サイズ選びも間違いが少ないですよ。

できるだけ軽量なものを選ぶ

ザ・ノース・フェイスのザックカバー

ザックカバーは活躍の出番が多いか? と言われると、そこまで多くはありません。ですので、ザック内に入れっぱなしにしている方も少なくないでしょう。

使用頻度が少ないアイテムの軽量化は、登山では必須の心がけ。できるだけ軽いものを選んでおくのがおすすめです。

素材の強度と耐水圧をチェック

ナイロン素材が水に濡れている様子

出典:PIXTA

できるだけ軽いものを選ぶべきですが、あまりに薄いと強度や耐水圧(どれぐらいの水圧に耐えうるか)も心配です。

耐水圧2,000mm程度、素材は30デニールから70デニールの繊維を使用したザックカバーが多いため、一つの目安として注目されてみてください。

【容量別】ザックカバーのおすすめ20選

水浸しの登山道を歩く登山者

出典:PIXTA

日帰り登山でおすすめのザックカバー(30L前後)

✔︎モンベル ジャストフィット パックカバー 30L

モンベルのザックカバー

出典:モンベル

モンベル独自の工夫が光るザックカバー、ジャストフィットパックカバーです。厚みのある40デニール生地で、素材は引き裂き強度の高いリップストップナイロンを使用。耐水性の高いコーティングがなされており、耐水圧10000mmを実現した商品です。トップ部分は絞れるようになっており、ザックの大きさに合わせて調節できる工夫も◎。優れた耐水圧と強度を兼ね備えたアイテムです。

●容量:30L
●重量:98g
●素材:40デニール・ナイロン・リップストップ
●耐水圧:10,000mm

モンベル公式サイト:ジャストフィットパックカバー30L販売ページ

✔︎ザ・ノース・フェイス スタンダードレインカバー30L

70デニールの厚みのある素材を使いながらも、重量は85gと軽量タイプなザックカバーです。持ち運びや収納に便利なフック付きのポーチが付属しています。

ザ・ノース・フェイス ザックカバー スタンダードレインカバー30L

●容量:20-30L対応 ●重量:85g ●素材:70Dリップストップナイロン ●耐水圧:記載なし

✔︎アークテリクス パック レインカバー S

アークテリクスのザックカバーはSサイズで15Lから30Lの容量のザックに対応。重量は約100gで、付属の収納袋が付いています。

アークテリクス レインカバー

●容量:S(15 - 30 L)、M(35 - 50 L)、L(55 - 75 L) ●重量:100g ●素材:記載なし ●耐水圧:記載なし

✔︎ミレー レインカバー 20/30

オリジナルプリントが他に類を見ないミレーのザックカバー。耐水圧2000mmの生地にシームシーリング処理を施すことで、雨からザックを守ります。目を引くオリジナルプリントにビビっときたら買いなザックカバーです。

✔︎マムート レインカバー M

25L〜35L程度のザックに対応したマムートのレインカバーM。表面には縦向きに反射性ロゴプリントが印字されているため、暗闇での視認性が優れている点がポイントです。

✔︎カリマー レインカバー25-40

商品名のとおり、小型の25Lザックから比較的大きめの40Lザックまで幅広く対応しているのがカリマーのザックカバー。付属のドローコードでピッタリとザックにフィットできる点がうれしいです。ザックカバーと収納バックは一体型のパッカブル仕様になっているため、収納袋だけをなくしてしまった……なんて心配もありません。

✔︎Unigear レインカバー30L-40L

摩耗しにくい厚手の素材に防水コーティングを施したレインカバー。耐水圧5000mmまで耐えうるスペックを持ち合わせていながらも、お値段はAmazonで1000円台。(2022年4月執筆時)お安くザックカバーを買い求めたい方にとっては選択肢の一つとなりそうです。

✔︎Frelaxy リュックカバー

7色ものカラーリングから選べるザックカバー。上下左右からザックを固定できるバックルが付いているため、強風時にも安心して使うことができます。登山専門メーカー品と比較して安く購入できるため、まずはお試しでという方におすすめの商品です。

小屋泊からテント泊登山用のおすすめザックカバー(30L〜50L)

✔︎モンベル ジャストフィット パックカバー 50L

モンベルのジャストフィット パックカバー 50L

出典:モンベル

軽量コンパクトなモンベルのザックカバー。50L対応で重量は138gです。ザック容量に合わせて細かく商品ラインナップが展開されているため、ご自身のザックに合うサイズが見つかるはずですよ。

●容量:50L
●重量:138g
●素材:40デニール・ナイロン・リップストップ
●耐水圧:10000mm

モンベル公式サイト:ジャストフィットパックカバー50L販売ページ

✔︎イスカ ウルトラライト パックカバー M

引き裂き強度の高いコーデュラを使ったイスカのパックカバー。30L〜45L程度のザックに対応しており、重量は約80gと軽い点が魅力的です。ザックへの固定バックルやザックカバー内の水を排出するグロメット付きもうれしい。

イスカ ウルトラライト パックカバー M

●容量:30-45L対応 ●重量:80g ●素材:コーデュラ(30デニール) ●耐水圧:記載なし

✔︎ミステリーランチ フーデッドパックフライ M

フードとザックカバーが一体となった特殊なレインギア。ザックカバー単体だと背面パッドへ水が流れてしまうケースもありますが、その悩みを解決できるザックカバーです。フードとカバーのつなぎ目はシームシーリング処理がなされているので、雨の入り込みはありません。登山ではもちろん、日常使いでもおすすめなザックカバーです。

ミステリーランチ フーデッドパックフライ M

●容量:45-75L対応 ●重量:200g ●素材:記載なし ●耐水圧:記載なし

✔︎オスプレー ULレインカバー M

40デニールのリップストップナイロンを使用した軽量なザックカバー。重さはMサイズで80gと、ザックカバーの中では軽量な部類に入ってくるアイテムです。ザックの上部とウエストベルト付近に固定できるバックル、コードが付属しており、風にも飛ばされない仕様になっています。

オスプレー ULレインカバー M

●容量:30-50L対応 ●重量:80g ●素材:40Dナイロンリップストップ ●耐水圧:記載なし

✔︎マムート レインカバーM

反射性のロゴプリントを使用したマムートのザックカバーLサイズ。ザック容量は35Lから50Lまでのザックに対応しています。カラーは鮮やかなバリアントオレンジ。

✔︎シートゥサミット ウルトラシルパックカバーS

比較的薄手の30デニールコーデュラ素材で、耐水圧は2000mmのザックカバー。表面に縫い目がないのが最大の特徴で、雨水の入り込む隙間がなく安心です。水抜き穴やザックの固定バックル付き。

シー トゥサミット ウルトラシルパックカバー S

●容量:30-50L対応 ●重量:85g ●素材:30Dウルトラシル®シリコナイズドコーデュラ® ●耐水圧:2000mm

長期の縦走登山でおすすめのザックカバー(50L〜)

✔︎モンベル ジャストフィット パックカバー 70L

モンベルのジャストフィット パックカバー 70L

出典:モンベル

数日の縦走登山やテント泊登山用の大きめバックパックに対応したザックカバーです。ジャストフィットパックカバーは110Lまでサイズが細かく分かれているため、使用中のザックにピッタリと合うものをお探しくださいね。

●容量:70L
●重量:157g
●素材:40デニール・ナイロン・リップストップ
●耐水圧:10000mm

モンベル公式サイト:ジャストフィットパックカバー70L販売ページ

✔︎ドイター レインカバーⅢ

45から90Lザックに対応したドイターのザックカバー。70デニールの厚みのある素材を使用しているため、耐久性は十分。重量は130gです。

✔︎イスカ ウルトラライト パックカバー L

45から60Lに対応していながらも重量は約95gという軽さを実現したイスカのザックカバー。カラーはグリーン・ロイヤルブル-・グレーの3色展開で、使用者を選ばないシンプルな見た目が魅力です。

イスカ ウルトラライト パックカバー L

●容量:45-60L対応 ●重量:95g ●素材:コーデュラ(30デニール) ●耐水圧:記載なし

✔︎ノースフェイス スタンダードレインカバー50L

中央にロゴがプリントされたシンプルな見た目で、縦長スリムな大型ザックにしっかりフィットするザックカバー。フックのついた便利な収納袋付きです。

ザ・ノース・フェイス ザックカバー スタンダードレインカバー50L

●容量:50L ●重量:100g ●素材: 70Dリップストップナイロン ●耐水圧:記載なし

✔︎シートゥサミット ウルトラシルパックカバーM
Mサイズで50L-70Lザックまで対応していながらも、重量は113gと比較的軽量なのが秀逸なところ。カラーはブルーとイエロー、グリーンの3色展開です。

シートゥサミット ウルトラシルパックカバー M

●容量:50-70L ●重量:113g ●素材:ウルトラシルシリコナイズドコーデュラ(30デニール) ●耐水圧:2000mm

ザックカバー忘れた……代用可能か?

黒いザックを背負った男性の後ろ姿

出典:PIXTA

登山中に雨が降ってきたが、あいにくザックカバーを持ち合わせていない…!そんなときの対処法もあわせて紹介します。

大きめのポリ袋で雨を防ぐ

透明な2枚のポリ袋

出典:PIXTA

手持ちのビニール袋で簡易的にザックを覆います。例えば少し強度のあるポリ袋(ゴミ袋でも可)をザックに忍ばせておけば、いざというときに使える局面があるかもしれません。

サバイバルシートで雨を防ぐ

solのサバイバルシート

出典:SOL

ビバーク時に体に巻きつけたり、テントのフットプリントとして使えたりと、汎用性の高いサバイバルシートも簡易的なカバーとなります。

使い方は簡単でザックに括り付けるだけ。ポリ袋、サバイバルシートいずれもザックへの固定には要注意。特に風が強い稜線上での使用はおすすめできません。あくまで風のない環境で使える工夫と考えてくださいね。

急な雨にはザックカバーで対処を

尾瀬ヶ原を歩く登山者たち

出典:PIXTA

すぐに止んでしまう程度の小雨であれば、多少ザックが濡れても問題はありません。しかし長時間にわたり強い雨が続くとき、濡れからザックを守ってくれるカバーは非常にありがたい存在です。オールシーズン使えるので、一つ手元に置いておくとよりストレスのない山行が楽しめますよ。

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