夏はキャンプへ行く前に「虫除け対策」を準備しておこう
夏キャンプは、「開放的でいつまでも明るくて、暑い暑い言いながらも楽しくって……もう最高!」と思いますよね。でも一つ忘れてはならないのが虫除け対策です。ではどんな対策をしたら良いのか? 本格的な夏を目前に4つの虫除け対策をチェックしてみましょう。
①「SOTO 虫の寄りにくいランタン ST-233」を利用する
ST-233は、蚊除け効果を備えているアイディアランタン。ランタンとしての機能はもちろん、蚊の特性をよく理解しているユニークな構造が夏に本領発揮してくれます。
オレンジ発光で虫が気づきにくい
「白」・「黄色」の光は虫が好む波長を持っています。ST-233のホヤは、半分が虫の寄りにくいオレンジ色に着色されており、このホヤを装着すれば、虫が”感じにくい”オレンジ発光に簡単に切り替えできます。
蚊トリフレクターで防虫効果をプラス
その名も「蚊トリフレクター」は、市販の蚊取りマットが装着可能な設計です。防虫効果で蚊を寄せ付けません。この汎用性は魅力的ですね。
口コミはどういう評価?
本当に虫があまり寄ってきませんね。蚊トリフレクターの効果もあってか、明るさも十分。ホヤのオレンジ色の着色は半分だけなので、虫よけが不要なら180度回転させると透明になってさらに明るくなります。(出典:Amazon)
明るさですが、これは予想以上に良かったです。メインランタンとして十分使用可能で、レギュレーターのおかげでドロップダウンも起こさず数時間安定して照らしてくれました。
リフレクターのおかげで無駄なところに明かりが行かないので他の人に迷惑もかからなそうです。虫が寄りにくいよりも、レギュレーターとリフレクターが嬉しい機能でした。(出典:Amazon)
カセットガスが使えるのがいいです。虫が寄りにくい、かどうかは微妙でした。(出典:Amazon)
虫は確かに寄っては来ないですが、友人達との合同キャンプで友人が違うランタンを使用していても虫が寄って来た記憶はないので、機能的に必要なのか、有効なのかはよくわかりません。(出典:Amazon)
商品名のある通り「蚊」は寄って来にくい感じがあります。(出典:Amazon)
口コミを見ていると「虫」が寄ってくるかどうか環境によってまちまち、「蚊」は寄ってこないと実感している方も多いようですね。明るさについてはメイン級ではなくサブ的な明るさとして活用するのが良さそうです。筆者も愛用していますが、CB缶で燃料を統一したい方や、そこまで広くないキャンプサイトであれば十分な明かるさですよ。
②やっぱり虫除けスプレー&蚊取り線香で対処がテッパン
小さい子どもがいる場合はディート不使用タイプ
近年、健康被害を懸念する動きから、「ディート不使用」の虫除けスプレーが増えてきました。その代替え品として注目されているのが、天然成分のアロマやハーブを使用した虫除けスプレーです。
パーフェクトポーション アウトドアボディスプレー 125ml エクストラ
既存の精油ブレンドに、新しくニアウリ精油を配合してリニューアルしたのがこの「エクストラ」です。さらにホホバ油由来の香りを定着させる新成分を配合し、既存商品より120%香りの持続時間を長持ちさせることに成功しました。
パーフェクトポーション アウトドアボディスプレー 125ml エクストラ
虫よけキンチョール DF(ディートフリー) パウダーイン 無香料 200ml
ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアなど様々な地域で製品化されている有効成分イカリジン配合。蚊やマダニなどに優れた虫よけ効果を発揮します。大人から子供まで使用でき、服の上からもスプレーできます。
虫よけキンチョールDF(ディートフリー) パウダーイン 無香料 200ml
アロマスター アロマスプレー アンチバグ 100ml
植物から抽出した100%天然の精油(エッセンシャルオイル)を植物エタノールで希釈した、ディート不使用のアロマスプレーです。合成香料や着色料、保存料等いっさい無添加の人にも地球にもやさしいスプレーです。
アロマスター アロマスプレー アンチバグ 100ml
アロマスター アロマスプレー アンチバグ 100ml
蚊取り線香はマストアイテム
富士錦 パワー森林香(赤色) 30巻入り
キャンプや、広い野外での森林作業、釣り、海水浴、園芸、農作業に最適です。家庭用より分厚いため、煙の量がいっそう多くなり広い野外での使用に最適です。専用の防虫器と一緒にお使い下さい。
富士錦 パワー森林香(赤色) 30巻入り
③蚊帳付き(メッシュ付き)タープを活用
虫除けスプレーも大いに有効ですが、思い切って環境を変えてみるのはどうでしょうか。フルメッシュになるタイプのタープなら虫の侵入自体を防いでくれます。虫除けスプレーと併用すれば効果は抜群ですね。
大人数に最適な大型のフルメッシュできるタープは、中にテーブルや椅子を持ち込めて大変便利です。家の快適さをそのままキャンプ場に持ち込めます。テントと連結できるタイプがおすすめです。
DOD コネクタブルスクリーンタープ2 TT5-580-BG
4面すべてのドアを開閉できる構造を採用していて、クローズ、メッシュ、キャノピーと状況に合わせて様々なアレンジができるのが魅力です。冬は暖かく、夏には涼しく、虫対策もOK。大人数でワイワイできる大きさです。
DOD コネクタブルスクリーンタープ2 TT5-580-BG
スノーピーク タープ カヤード TP-400
ジリジリと照りつける強い日差しの夏でも、フルメッシュのカヤードなら快適にフィールドで過ごせます。虫対策もバッチリです。 インナールーフを使えば、さらに涼しさアップします。
スノーピーク タープ カヤード TP-400
ユニフレーム REVOメッシュウォールL
雨や風、虫の侵入を軽減してくれるため、小さなお子様連れファミリーにも安心です。天井高が約205cm(最低高は160cm)あり、大人の男性が立って移動できます。
ユニフレーム REVOメッシュウォールL
④そもそもサイト選びから虫を避ける
標高の高いところを選ぶ
虫がいないのは2,000m以上の高山で、森林限界を超えていればまず虫に悩まされることはありません。しかしそこまで標高の高いキャンプ場はないので、500~1,500mなど少しでも標高の高いキャンプ場を選ぶというのもひとつの対策といえます。
牧場や農地から離れているところ
虫の特徴としては牧場などの牛、馬などを好んで吸血します。夏の時期の、虫が気になる方は牧場の近くのキャンプ場は外して考慮するのが良いでしょう。
虫除け対策は万全に
「虫よけ対策」と一口に言っても、いろいろな対策がありますね。せっかくの楽しい気分を盛り下げかねないので、家族構成やキャンプ場の状況を踏まえて、最善の対策を練りましょう。小さい子が参加するキャンプには特に注意が必要。「備えあれば憂いなし」の精神で、あなたも夏キャン上級者ですね。
蚊取り線香置きに「鉄ペグ」を使ってみては?
上の写真のようにペグをうまく活用して蚊取り線香を配置するのも面白いですよ。鉄ペグはその他にも色々と活用できるのでおすすめのアイテム!