ハンティングナイフ
クルマでいうとセダン。本来は獲物の解体用だけど汎用性が高く、ほとんどのナイフはこのジャンルに入るといっても過言ではない。大型から小型までラインナップするが基本的にはブレードは薄いので薪割りなどハードユースは苦手。
〈おすすめ:ベレッタ ラブレスハンター〉
現代ナイフの神様ラブレスがデザインしたプレーンなデザイン。同じシリーズに、もっとハンティング用に特化したスキナーやガットフックなどがある。
ブッシュクラフトナイフ
クルマでいうとステーションワゴン。ハンティングナイフよりも厚いブレードとベベル(サイドの削り)の違いで剛性が高く木など硬いモノを削るのに良い。ややハードユースに向く。
〈おすすめ:モーラナイフ コンパニオンヘビーデューティ―〉
炭素鋼のブレードは錆びるがよく切れて簡単んに研げる。安価なこともあってアウトドアナイフ入門に非常にオススメ。厚みも適度にあり万能選手だ。
サバイバルナイフ
クルマでいうとSUV。ハンティングナイフよりも厚いブレードで剛性が高くブッシュクラフトナイフよりも汎用性の高い形状をしていることが多い。
〈おすすめ:バークリバー BRAVO1〉
厚めのハマグリ刃ブレードがオールラウンドに活躍します。ブレードの形状もオールラウンド性を重視したドロップポイント。
タクティカルナイフ
クルマでいうとジープ。軍隊での使用を前提としたモノでサバイバルナイフよりさらに剛性を上げて攻撃性を増したものが多い。
〈おすすめ:ガーバー プロディジー タントー 〉
タントーブレードの形状は剛性があり突き刺し能力が高い。半波刃のブレードはいざという時にロープを切るなどに役にたつ。
キッチンナイフ
クルマでいうとスポーツカー。調理に特化してそれ以外はできないに近い。ブレードは薄いがサイズは大型。シース(鞘)もないのが一般的。
〈おすすめ:misono 牛刀〉
洋食の包丁で最初に買うのがこの牛刀。肉のブロックを切り分けるのに大きくて薄いブレードが活躍します。野菜を切るのもお手のモノです。
フォールディングナイフ
クルマでいうとコンパクトカー。折り畳みナイフのこと。ココではジャンルとして扱うが本来は折り畳み式の○○ナイフといった具合にジャンル分けされる。とはいえ折り畳み式なので比較的小型で、ハードユースには向かないのは共通している。
〈おすすめ:スパイダルコ テネイシャス〉
ワンハンドでオープン&クローズできるのが今のフォールディングナイフの基本。ブレードも大きすぎず日本人にピッタリです。