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コットン混紡タープ&テント

いいとこ取りのハイブリット素材!コットン混紡生地の年中使えるテント&タープ11選

コットン混紡(こんぼう)生地とは、コットンを他の素材と混ぜて糸にして、折った生地のこと。それが今、メリットの多さからテントやタープで混紡生地を採用するメーカーが増えてきました。今回は、混紡の素朴な疑問からおすすめテント&タープを紹介します!

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目次

アイキャッチ画像出典:@ryou_tarutaru

そもそも混紡(こんぼう)とは?

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出典:SAORI東京

混紡とは、異なる二つ以上の素材の糸、繊維をつむぐこと。原料の段階で、異素材を混ぜ合わせて作る素材を「混紡糸」といいます。
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出典:楽天

衣類でよく見るこちらのタグ、綿95%、ポリウレタン5%という数値が混紡している割合です。比率は様々ですが、このように違う素材の生地が素材段階で混ぜられています。

どうして混紡するのか?

それは、素材にそれぞれメリット、デメリットがあるから。それぞれのメリットを生かし、機能を両立させた素材を作るために混紡生地は開発されてきました。

コットン混紡のメリット!

コットン素材は非常に吸湿性が高く通気性も良いため夏には涼しく、繊維の中が空洞になり熱が放出されにくいために冬には暖かいのが特徴。さらにポリエステルとは違い、燃え広がりにくいので焚き火の火の粉に強いというメリットもあります。
逆にデメリットとして挙げられるのが染みやすいこと。そのために汚れがつきやすく、繊維の中が空洞なので水分を含みやすいという特徴が。

混紡でハイブリット素材に!

出典:Instagram by @a5tommyテントやタープでコットンによく混紡される素材は「ポリエステル」。ポリエステルは強靭でコシがあり、吸湿性の低さ、耐水耐汚性能の高さが特徴です。

必然的にポリエステルとコットンの混紡素材は、「夏は涼しく、冬は暖かい。水と汚れに強い上に、通気性がよく結露もしにくい」というハイブリッドな特徴を同時にあわせ持ちます。さらにコットンの特徴である焚き火の火の粉にも強いというメリットも備えられた、まさにおいしいとこ取りの生地なんです。

コットン混紡タープ&テント11選紹介!

コットン混紡タープ&テント

出典:Instagram by @ryou_tarutaru

コットン混紡のタープ&テント11選!コットン混紡のギアは、触り心地にも見た目にもコットンの暖かみがあります。見た目もおしゃれで素材のメリットも多数!いま注目のコットン混紡アイテムを選んでみませんか?

【コットン混紡タープ5選】

タトンカ タープ1 TC

サイズとレクタ形状で大空間を作るタープながらも3kgを切る軽量コットン系タープ。コットンの良さとポリエステルの良さをまさに良いとこどり。持ち運べてタフ、ハードな野営スタイルにも使いたいタープです。

タトンカ タープ3 TC コクーン

タトンカタープ1からサイズダウンし、コットン系タープとしてはかなり軽量な2.1kgに。軽量でありながら、35%紡がれたコットンの良さをしっかりとキープ。非常に洗練されたコットン系タープです。

テンマクデザイン ムササビウイング “焚き火”

テンマクデザインの代表アイテムの一つであるムササビウイングの“焚火”バージョン。ファンが多数のムササビの使い勝手はそのままに、耐火性能がアップ。重量増はあるのの、ムササビファンなら充分許容の範囲内です。

テンマクデザイン ムササビウイング “焚き火”

●重量:本体/1,900g、総重量/2,150g ●サイズ:390×380/240(幅)cm ●素材:ポリエステル×コットン混紡(表面撥水処理)

テンマクデザイン タキビタープ

総重量で5kgを切りながらその名の通りしっかり焚火できる耐火性能。レクタタープのため数字以上の大空間を生み出します。もちろん天候の変化にも強い。焚火用タープの大本命です。

テンマクデザイン タキビタープ

●重量:本体 約4,600g 本体張り綱 約310g 総重量 約4,910g ●サイズ:420×480㎝ ●素材:コットン混紡生地(TC)撥水加工済み

ノルディスク カーリ ダイアモンド

重量、サイズ、耐火性とバランスの良いコットン系タープ。レクタに近いダイアモンドは風に強くフレキシビリティも高いシーンを選ばないユーティリティー。焚き火にも使いたい優秀なタープです。

【コットン混紡テント6選】

ウェザーマスター ブリーズドーム 270

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洗練されたウェザーマスターらしいシンプルなドームテント。ブリーズドームは通気性に特化して開発されたモデルで、テント内に効率よく空気を取り込みます。結露しにくく夏は涼しいテントに仕上がっています。

●インナーサイズ:270x270x170(h)cm
●前室高さ:180㎝
●収納サイズ: φ26×72 cm
●重量:9.8kg
●素材:フライ/75Dポリエステルタフタ(耐水圧3000㎜、UVPRO、テフロンはっ水、カラーPU防水)、インナー/TC、68Dポリエステルタフタ(はっ水加工)、フロア/210Dポリエステルオックスフォード(耐水圧10000㎜,PU防水)

ウェザーマスター 4S T.P.クレスト

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ウェザーマスターにまさかのティピー型テントが登場。通常ワンポールのティピー型に、ドームテントの代名詞とも言えるウェザーマスターの技術が落とし込まれています。前後にポールをプラスすることで大空間を作るティピー型テントが誕生。ウェザーマスターの新たな歴史を刻む革新的な意欲作です。

●定員:4~5人用
●インナーサイズ:約330x210x195(h)cm
●収納時サイズ:約φ28×72cm
●重量:約14kg
●素材:フライ/75Dポリエステルタフタ(UVPRO、テフロン撥水、シームシール、遮光PU防水)耐水圧3,000mm、インナー/コットン混紡ポリエステル、68Dポリエステルタフタ(撥水加工)、フロア/210Dポリエステルオックスフォード(PU防水、シームシール)耐水圧10,000mm、グランドシート/210Dポリエステルオックスフォード(PU防水)

コールマン クラシックテント

おしゃれキャンプの世界観トレンドとコットン混紡という素材トレンドを両取り。ヴィンテージが新しい「今」なクラシックテント。設営はかんたんで居住性抜群。かわいいだけじゃない、実力派テントです。

コールマン クラシックテント

●重量:15.8kg ●サイズ:インナー=300x240x200cm 収納サイズ:φ27x98㎝ ●素材:インナー・ルーフフライ/ポリエステルコットン(撥水加工)、フロア/PVC

ノースイーグル コットンドーム300

インナーをコットン混紡に、フライを耐水性の高いポリエステエルにしたハイブリッド。高い防水性で雨をカットしながらコットンの良さである保温性や快適さキープ、異種素材の良いところを両立させたテントです。

ノースイーグル コットンドーム300

●重量:10.8kg ●サイズ:550×300×185cm ●素材:フライシート/75DポリエステルタフタUV(耐水圧1500mm)、インナー/T/C(コットン混紡)、フロア/210Dポリエステルオックス(耐水圧3000mm)

ノルディスク アルフェイム

ノルディスクらしいシンプルなティピー型テントをテクニカルコットンで最適化。耐水性を確保しつつ保温性快適性をキープ、さらに重量も最低限に。コットンの良さをキープした実用性の高いティピーテント。

ノルディスク アルフェイム

●重量:12kg ●サイズ:室内高:275cm(max)サイズ:400x400x275cm 収納サイズ:80x23cm ●素材:65% ポリエステル / 35%コットン

小川キャンパル ミネルバ

居住性快適性抜群でまさに“ロッジ”。歴史あるオーナーロッジ、経験が蓄積されより高性能に進化し、熟成したモデルです。内幕生地のコットン混紡素材は長い開発の末の解です。

小川キャンパル ミネルバ

●重量:幕体/約19.0kg、ポール/約20.6kg ●サイズ:460 × 350 x 215cm ●素材:外幕=[屋根]ポリエステルスパン、[正面・側面]ポリエステル250d、内幕=T/C(コットン×ポリエステル)、グランドシート=PVC

コットン混紡は愛され素材!

コットン混紡は冬には暖かく夏には涼しいコットンの良さに加え、水や汚れに強く軽量なポリエステルの良さも受け継ぐハイブリッドな素材。

同時に憧れの「コットンの風合い」があります。おしゃれキャンパーには外せないトレンド要素であり、オールドスクールなアウトドアマンや山師にとっても愛着ある「コットンの風合い」。その魅力を持ちながら実用性を高めたコットン混紡、愛されないわけがありませんね。

 

Enjoy the texture of the cotton!
コットンの風合いを楽しもう!