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DCM ソフトクーラーバック

【微妙なこの季節】4,500円のDCM「保冷力が高いソフトクーラー」で、秋冬が完結しそう

涼しくなるこれからの時期、軽くて取り回しの楽なソフトクーラーがあると便利ですよね。ただ、まだ日中は暑い日もあり、そこそこ保冷力が高いタイプだとお値段もなかなかの高さ……。

ところが! 近所のホームセンターDCMにて、4,378円の「保冷力が高いクーラーバッグ」を見つけた筆者。

はたして名前負けしない代物なのか?!32℃の日真夏日にその実力を検証してみましたよ!

目次

記事中画像撮影:筆者

「保冷力が高い=価格も高い」のセオリーは絶対なのか…?

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夏の暑い時期は、保冷力の高いハードクーラーが必須ですが、だんだん涼しくなるこれからの時期なら、軽くて取り回しの楽なソフトクーラーがあると便利ですよね。

けれど、まだまだ日中は急に暑くなる日もあり、ソフトクーラーでもそこそこ保冷力が高いアイテムが欲しいところ。そうなるとお値段は約1〜2万円台と、なかなかお高い……。

DCMが“保冷力が高い”と銘打つ…?!

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ところが最近、ホームセンター「DCM」の店頭にて、「保冷力が高い=価格が高い」というセオリーを覆してくれるやも知れぬアイテムを発見! 

その名も「保冷力の高い2WAYクーラーバッグ」。なのに、価格はなんと税込4,378円! 

ということで早速ゲットし、真夏日にガチの保冷力や機能性をしっかり検証してみましたよ!

「保冷力の高いクーラーバッグ」期待度MAXなポイント5つ

1|たっぷり入る20Lなのに4,378円!

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まずは、DCM「保冷力の高い2WAYクーラーバッグ」が期待度MAXな5つのポイントからご紹介していきます。

容量20L、サイズは約42×30×31cm。ソロで1泊のキャンプなら、これ1つでドリンクから食材まで全て入りそうな、たっぷりサイズがうれしいですね。

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重さは約1.6kgと、筆者所有のSHIMANO「アイスボックス EL 22L」が4.8kgなのと比べると、さすがはソフトクーラーならではの軽さです。

お値段も前者は4,378円(税込)、後者は34,100円(税込)と、実に7倍以上の差に驚きを隠せません……!

2|トート型との2WAYで最大25Lに

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そして、もうお気づきかと思いますが、名前の通りこちらは2WAY。両サイドのバックルを外して上部を平らにすると……、

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この通りトート型になって肩掛けでき、容量も最大25LにUP! シーンに合わせて持ち方や容量を変えられるのがとても便利ですね。

3|AOクーラーと同じウレタンフォーム

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そして今回、筆者が最も期待を寄せているのが、断熱材として保冷力の高いウレタンフォームが採用されている点。

これは、保冷力の高さで人気の「AOクーラー」などと同じ材質、かつ、厚みまで約2cmと同レベルなんです!

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表面生地の素材はPVC、ポリエステル、PEVAシート、ポリプロピレンが使用されており、丈夫で水にも強いため、アウトドアシーンでもガシガシと使えそうです。

4|外せる底板でお手入れも収納もラク

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さらに特徴的なのが、底板が外せるのと、内側の生地がたるまずスッキリしていること。

筆者は以前「AOクーラー」も使っていたのですが、底板は外せず、内側の生地がたっぷりとした作りでたるむので、食材の汁などで汚れたときのお手入れがまあまあ面倒でした。

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また、底板が外せることでペタンコに折りたたむのもスムーズ。自宅での収納場所にも困りません。車に常備しても邪魔にならないので、保冷が必要な食材などの買い物にも役立ちそうです。

5|ディティールもなかなか優秀

止水ジッパー

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開口部には止水ジッパーが採用されて、防水性も高そう。中に入れた食材の汁や液体調味料などが漏れる心配もなさそうです。

小物用ポケット

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表側には小物が入れられるジッパー開閉式ポケットも備えており、よく使うウェットティッシュや小物を入れておけるので便利です。

ショルダーバックル

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さらに、長さのあるショルダーバックル付きなので、BOX型のままで中身が重いときなど、たすき掛けで運べるのがありがたい……!

BOX型とトート型、実際どれくらい入るの?

ここからは、リアルな使用感をチェック。まずは、BOX型のときとトート型のときで、それぞれどれくらいの量のアイテムが入るか試してみましたよ。

BOX型=20Lのとき

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ボックス型=20Lのときでは、500mlペットボトルが縦に17本、横に寝かせたら15本入りました。

トート型=25Lのとき

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トート型=25Lのときでは、500mlペットボトルが縦に17本+上に寝かせた5本で合計22本、横に寝かせただけだと15本入りました。

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また、BOX型でもトート型でも、2Lペットボトルを立てて入れられます。いずれも縦だと8本、横だと6本は入りそうなサイズ感でしたよ。

真夏でもソロキャンプで1泊なら、メインクーラーとしてこれ1つで済む容量をしっかり備えていることが分かりましたが、はたして、肝心の保冷力の方はどうなんでしょうかね……?

最も気になる、猛暑下での保冷力をガチ検証!

お待たせしました! それでは、最も気になる保冷力をガチ検証していきます!

外気温32℃でドリンクとロックアイス

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事前にクーラーボックスの中は冷やした状態です。今や定番保冷剤の「クーラーショック L」と共に、炭酸水4本、1kgのロックアイスを入れました。

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このとき外気温は32℃をマーク! 蓋をしっかり閉めて検証開始といきますよ!

3時間経過後

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そのまま3時間経過した後の様子がこちら。クーラーボックスの中はしっかり冷えています。ロックアイスは表面が少しだけ溶け始めていましたが、炭酸水はキンキンに冷えていました。

6時間経過後

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さらに3時間経過して、6時間後。ロックアイスは、溶けた氷の水が少し溜まってきましたが、まだまだクーラーボックスの中はキンキンに冷えています。炭酸水もしっかり冷えています。

翌朝の様子は…?

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そのままひと晩放置して、翌朝の様子がこちら! 残念ながらロックアイスは全て溶けていましたが、ぬるさはなく冷たい状態でした。炭酸水もまだ冷たいと感じられる状態。

もっと保冷剤の数を増やし、中の食材もたくさん詰めて空きスペースを減らすなど、工夫次第ではロックアイスを残すことも可能だったかもしれません。

ともかく、32℃の真夏日でも、1泊のキャンプなら十分な保冷力があることは間違いなく、4,378円でこの保冷力は、コスパ最強と言わざるを得ませんね……! 

気になる点も、なくはない

やっぱり出し入れはしにくい

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このアイテムに限ったことではないのですが、ジッパー開閉式のソフトクーラーは開口部が狭く、どうしても食材や飲み物の出し入れがしにくいのが難点……。

そこは、蓋がパカっと上に開くハードタイプのクーラーBOXがやはり便利に感じます。

開口部が狭い分冷気は逃げにくいので、これはソフトクーラーゆえの構造上の限界なのかもしれませんね。

中の食材が潰れる可能性

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これもソフトクーラーゆえのデメリットなんですが、車載時、ギアの間に無理やり詰め込むと、本体が押し潰されて、中の食材まで潰れる可能性があるので注意が必要です。

ハードクーラーBOXに比べると軽いので、できればコンテナの上に置くなど、積載方法を工夫した方が良さそうです。

コスパ最強!ソフトクーラー買うならこれ一択

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保冷力の高いソフトクーラーはお値段もお高い……。今回、4,378円というお手頃価格でそんな常識を鮮やかに覆してくれた、DCM「保冷力の高い2WAYソフトクーラーバッグ」。

ソロならメインクーラーになる容量、2WAYで収納やお手入れもスマート、止水ジッパーやショルダーバックルなどディティールも申し分なく、コスパ最強と言えるのではないでしょうか。

ただし残念ながら、その人気ゆえに公式オンラインストアでは既に完売。涼しくなるこの時期、ソフトクーラーが欲しい人は、ぜひお近くのDCM系列のホームセンター店頭をチェックしてみてくださいね!

▼公式オンラインストアはこちら

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