焚き火台下の温度を比較してみた
肝心の灰受けプレートによる遮熱効果の検証のため、焚き火をしている際の本体下の温度を実際に測ってみました。果たして他の焚き火台と比べて、どのような違いがあるのでしょうか。
「ピコグリル760」は普段使っているときと同じように、下に難燃シートを敷いた状態。それぞれの焚き火台の真下に温度計をセットしました。
燃え始めてほどなくで両者の温度には明確な差が……。左のwe know enoughがこの日の外気温とほぼ同じ22.3度をキープしているのに対し、「ピコグリル760」は早くも50度に到達しそうな勢い。
さらに焚き火を続けて、焚き火台の上には熾火もでき始めてきました。この段階でもwe know enoughはまだ23.0度とほぼ変化なし! 一方「ピコグリル」は、80度近い高温になっています。
これほどまでに温度が高いと、やはり地表になんらかの影響が出てしまいそうです。シートは敷いたものの、焚き火台を片付けてみたら地面にコゲ痕ができていた、というのはこのようにして起こるのかもしれませんね。
とここで、条件をおなじにしてみたらどうなるんだろうと思い、「ピコグリル760」のシートを取り除いてみました。すると、途端に温度が下がり、「ピコグリル760」の温度が40度程度に……。
仮説ですが、焚き火台の下に溜まった熱がシート自体に蓄熱して、温度が高くなってしまったのかもしれません。
ちなみにそれぞれの焚き火台の下に手を入れて温度を確かめてみましたが、手の感覚としても「ピコグリル760」の方がダイレクトに熱を感じました。
結果として「ピコグリル760」はシート使用時と未使用時で温度が変わってしまいましたが、いずれにしてもwe know enoughは、終始外気温と同じ温度をキープしていたという点で、目を見張るものがありました。
使い勝手の良さとサスティナビリティが両立されたこれからの焚き火台
機能が優れている、見た目がカッコ良い、コスパが優れている、などたくさんのキャンプギアが市場にあふれている昨今。
自然を間借りし、自然のなかで楽しませてもらっているキャンプだからこそ、大切にしていきたいという目線。これからのものづくりはこうあって欲しいという、そんな想いがこもったプロダクトだなぁ、と感じました。
we know enough < 焚火台
サイズ | L:550mm, W470mm, H300mm |
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収納時サイズ | L:550mm, W287mm, H15mm |
重量 | この商品を見る we know enough < 焚火台 収納袋付き ●サイズ:L:550mm, W470mm, H300mm ●収納サイズ:L:550mm, W287mm, H15mm ●重量:約2.4kg |