アイキャッチ・本文画像撮影:筆者
※本記事は、CAMP HACKが検証結果をもとに独自で制作したものです。コンテンツの制作やランキングの選定にブランドは一切関与していません。
グランドシートを使うメリット
グランドシートは目立たない存在ではあるものの、あるとないとではキャンプの快適性を大きく左右する重要なアイテム!特に急に雨が降ったり気温が低下したりなどの悪天候時には「あって良かった」と安心できる製品です。まずは、そんなグランドシートのメリットからチェックしていきましょう!
①凸凹の影響を軽減して寝心地アップ!
砂利や小石のあるキャンプサイトでテントの下に何も敷かずに設置すると、座ったときに砂利や岩がお尻などに刺さったりして痛くなります。
そんなときでもグランドシートがあれば、砂利や岩の凹凸を低減してくれるため、座り心地や寝心地を改善できます。
②水濡れからテントを守ってくれる
雨でぬかるんだキャンプサイトにテントを設営すると、底がドロドロに汚れてしまいます。グランドシートを敷いておくとテントの底を汚さずに収納することが可能。
汚れを落とす手間も省けるので、素早く撤収できます。また、帰宅後のメンテナンスも最小限で済むので、お手入れも楽々です。
③荷物置き場やレジャーシート代わりにも使える!
④タープとしても使えるものも
グランドシートの選び方
自分のテントに合ったタイプを探す際、どのようなポイントに注目して選べば良いか悩んでいる方も多いと思います。
ここでは、グランドシート選びを失敗しないためのコツ5つを解説していきます。
グランドシートの選び方
①ソロは200cm以下、3〜4人は270cm程度のサイズ。ティピー型もある
②耐水性1,500mm以上なら濡れにくい
③収納性や耐久性に関わる生地素材も要チェック!
④生地の強度に影響する糸の太さは100〜200デニールが一般的
⑤ペグダウンができるハトメやループがあると安心
グランドシートのおすすめ人気ランキング28選
ここでは、グランドシートをタイプ別に検証し、ランキング作成したものを紹介します。
ランキングは筆者の主観に基づく総合評価の結果順ですが、どのような商品がおすすめなのかは用途や目的によっても異なるので、あくまで参考としてチェックしてみてください。
タイプ別にアイテムをチェックしたい方は、以下のリンクから移動できます。
ソロ・デュオサイズ
- 音のしにくさNo.1
クイックキャンプ(QUICKCAMP) 厚手大判 防水グランドシート
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.83
- 地面の凹凸の伝わりにくさ ★4
- 防水性 ★4
- 音のしにくさ ★5
- ハトメやループの有無 ★4
- コンパクトさ、携帯性 ★2
- 価格(コスパ) ★4
使用サイズ(cm) | 203×145 |
---|---|
収納サイズ(cm) | - |
重量(g) | 1,400 |
耐水圧(mm) | - |
材質 | ポリエステル、ポリプロピレン |
生地の厚さ | - |
ハトメ付き | ○ |
ループ付き | ○ |
様々な場面で活躍するマルチシート!
5、6人分の荷物を置ける大判サイズで、表面は撥水加工、裏面は防水加工が施されています。ペグが打ち込めるグロメットとループ付き。
写真でもわかるとおり、凹凸が軽減されているのが実感できました。ハトメはペグは通りますがポールは通らない直径なので、タープとしても使用可能です。またループもあるのでテント下に使用する際もペグで固定しやすい構造です。
撥水性ではなく耐水圧を検証したいので、シートの上に3リットルの水を入れて10分間放置してみました。ビニールプールに水を張ったような感じで、揉んでも浸水は見られませんでした。
気になる点は、折り目の部分のコーティングが白くなっていることです。何度も折り曲げていくうちにコーティングの割れが起こる可能性を感じました。
- 地面の凸凹の伝わりにくさNo.1
ジーメンス(JIMENCE) 厚手 1000D マルチシート
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.67
- 地面の凹凸の伝わりにくさ ★5
- 防水性 ★2
- 音のしにくさ ★5
- ハトメやループの有無 ★3
- コンパクトさ、携帯性 ★4
- 価格(コスパ) ★3
使用サイズ(cm) | 120×200 |
---|---|
収納サイズ(cm) | 36×20×6 |
重量(g) | 1,000 |
耐水圧(mm) | - |
材質 | ポリエステル オックスフォード(ポリウレタンコーティング) |
生地の厚さ | 1000D |
ハトメ付き | ○ |
ループ付き | × |
風に強く安定感のある万能シート
一般的なグランドシートに比べると重く、重量は1kgで風でめくり上がりにくいのがポイントです。
ポリエステル1000Dオックスフォードという極厚の生地を使用しているため凹凸は感じることなく快適に上を歩くことができました。こちらもハトメはあるもののループはなし。
しっかりと水を弾く裏地のコーティング。メーカー的にはコーティングのツヤの具合からタープ使用は推奨していませんが、写真のとおり筆者的には気になりませんでした。
さらっとした質感なので、シェルター内のフロアとしても十分に使えそうです。価格は少し高めですが、使い勝手の良さから高得点の評価となりました。
- コンパクトさ、携行性No.1
コンコス(CONCOS) 3WAY グランドシート
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.5
- 地面の凹凸の伝わりにくさ ★5
- 防水性 ★3
- 音のしにくさ ★5
- ハトメやループの有無 ★3
- コンパクトさ、携帯性 ★2
- 価格(コスパ) ★3
使用サイズ(cm) | 131×195 |
---|---|
収納サイズ(cm) | 32.4×34.6×2.5 |
重量(g) | 1,980 |
耐水圧(mm) | - |
材質 | 綿帆布(パラフィン加工済) |
生地の厚さ | - |
ハトメ付き | ○ |
ループ付き | × |
撥水性の高い帆布製のシートで凹凸を軽減!
シーンを選ばず、撥水加工された綿帆布は耐久性、撥水性、防炎性に優れ、デコボコ小石のある場所や湿気の多いタフなキャンプシーンにおいても活躍します。
CONCOSのシートは帆布製で、今回検証したシートのなかで最も厚みがあり、地面の凹凸や足音はまったく感じませんでした。ハトメはタープにも使える直径ですがループがないのでテント下ではペグでの固定はできません。
裏地に施された蝋(パラフィン)加工で水をしっかりと弾いていました。
ですが、生地をぎゅっとつまんでみるとすぐに白い折り目が出てきました。
水が滲んで折り目の生地の色が濃くなっているのがわかります。触ってみると湿気を感じました。岩場などではゴツゴツした箇所を踏んでしまうと浸水するかもしれません。
HIMIMI テントシート 140×210cm カーキ
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.5
- 地面の凹凸の伝わりにくさ ★2
- 防水性 ★3
- 音のしにくさ ★3
- ハトメやループの有無 ★4
- コンパクトさ、携帯性 ★5
- 価格(コスパ) ★4
使用サイズ(cm) | 140×210 |
---|---|
収納サイズ(cm) | 10×22×5 |
重量(g) | 280 |
耐水圧(mm) | 2,000 |
材質 | ポリエステル |
生地の厚さ | 210D |
ハトメ付き | ○ |
ループ付き | ○ |
軽量コンパクトでコスパ抜群!
薄型かつ軽量なレジャーシートなので小さいサイズに折りたたんでリュックに入れたりかけたりと、アウトドアでの持ち運びに便利です。清掃しやすい小型のデザイン。5種類のサイズ展開です。
薄くて軽くてコンパクトを売りにしているので、凹凸の軽減には期待できませんが、ハトメやループが絶妙な位置についているため、登山時に急に天候が崩れたときにもタープ使用などさまざまな使い方ができそうです。
水を入れた際にはコーティングで撥水されているわけではなく、210Dの生地で防水しているのがわかります。手で揉んでみても浸水はしませんでした。
やはり生地の薄さが目立つので、体重をかけ続けることで浸水する可能性はありそうです。
オレゴニアンキャンパー(Oregonian Camper) 防水グランドシート Lサイズ
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.5
- 地面の凹凸の伝わりにくさ ★3
- 防水性 ★3
- 音のしにくさ ★5
- ハトメやループの有無 ★4
- コンパクトさ、携帯性 ★3
- 価格(コスパ) ★3
使用サイズ(cm) | 200×140 |
---|---|
収納サイズ(cm) | - |
重量(g) | 1,200 |
耐水圧(mm) | - |
材質 | 100%ポリエステル、防水PVCコーティング(裏面) |
生地の厚さ | - |
ハトメ付き | ○ |
ループ付き | × |
シンプルなデザインと使いやすさがおすすめ!
裏面に防水加工が施された無地デザインのグランドシートです。角に施されたハトメにペグを打ち、風によるめくれ上がりを防ぐことができます。機能性に優れた、アウトドアシーンで大活躍間違いなしのアイテムです。
石があることはわかりますが、思い切り踏みつけなければ痛くないほど凸凹がかなり軽減されています。ハトメだけしかないため、テントの下に敷く際はペグで固定するには不向き。またハトメの直径がポールも貫通してしまうほど大きいため、タープとしての利用は難しいかもしれません。
プールに水を張ったような裏面の防水コーティングです。手で揉んでもコーティングが割れたり、浸水したりはしませんでした。
気になった点はシートの端の部分が布で始末処理されているため、雨が降った際に端だけが早く濡れてしまうことです。
- コンパクトさ、携行性No.1
コールマン(Coleman) マルチグランドシート 210W
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.33
- 地面の凹凸の伝わりにくさ ★2
- 防水性 ★3
- 音のしにくさ ★4
- ハトメやループの有無 ★3
- コンパクトさ、携帯性 ★5
- 価格(コスパ) ★3
使用サイズ(cm) | 190x160 |
---|---|
収納サイズ(cm) | 30×20×4 |
重量(g) | 320 |
耐水圧(mm) | 2,000 |
材質 | ポリエステルタフタ |
生地の厚さ | 75D |
ハトメ付き | × |
ループ付き | ○ |
様々なサイズのテントに対応できる!
テントサイズに応じてシートサイズが調節でき、テントフロアを汚れや傷から守るグランドシート。ツーリングドーム/ST・LXに対応しています。
凹凸は緩和されないものの、石があってもある程度耐えられそうな質感のシート。ハトメはなくゴムループだけですが、テントのフロアより10cm小さいグランドシートであることを想定するとペグからの長さがちょうどいいと感じました。
水を入れてみた感覚としては、ビニール袋に水を入れたような感覚。適度に伸びつつも破れないという様子でした。
下から見てもしなやかな生地感が伝わります。浸水する様子もなく安定感を感じました。コールマンには同サイズのソロテントがいくつかあるので併用できることからコスパも良いほうだといえます。
DOD(ディーオーディー) グランドシート 2人用
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.17
- 地面の凹凸の伝わりにくさ ★3
- 防水性 ★4
- 音のしにくさ ★3
- ハトメやループの有無 ★3
- コンパクトさ、携帯性 ★3
- 価格(コスパ) ★3
使用サイズ(cm) | 190×120 |
---|---|
収納サイズ(cm) | 41×15×6 |
重量(g) | 350 |
耐水圧(mm) | 5,000 |
材質 | ポリエステル |
生地の厚さ | 210D |
ハトメ付き | × |
ループ付き | ○ |
耐水圧5000mmで上質な手触りのシート
PUコーティングを施した厚手でしなやかなポリエステル生地を採用しており、ブルーシートのようにカサカサしません。各頂点に取り付けられたショックコードをペグにひっかけるだけで設置が完了します。
シートの上から石を踏んだ場所がシワになるのがはっきりと目視できるため、凹凸の激しい岩場での使用はなるべく避けたほうがいいでしょう。ハトメはなく、クッションゴムのループがついているタイプです。ガサガサ音は少しだけありますが気にならないレベル。
耐水圧5,000mmということもあり、しっかりと撥水コーティングが効いているのが見られます。
しかし、シートを揉んでみたところ水分を吸ったようで、黒く変色し若干の湿り気を感じました。雨の日にテント内を多く歩き回ると染みる可能性を感じます。
フィールドア(FIELDOOR) テント用グランドシート
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.17
- 地面の凹凸の伝わりにくさ ★2
- 防水性 ★3
- 音のしにくさ ★3
- ハトメやループの有無 ★3
- コンパクトさ、携帯性 ★4
- 価格(コスパ) ★4
使用サイズ(cm) | 190×190 |
---|---|
収納サイズ(cm) | 15×23×4 |
重量(g) | 350 |
耐水圧(mm) | - |
材質 | リップストップ ポリエステル |
生地の厚さ | 210D |
ハトメ付き | × |
ループ付き | ○ |
コンパクトに収納可能なコスパの良い撥水シート
生地にはPUコーティングの撥水加工を施し耐久性に優れた210Dポリエステルのリップストップ生地を採用。 4隅にはベルトループがあるためペグにかけるだけで設置できます。
生地が薄いため岩場の凹凸を軽減させる効果はあまり期待できません。ハトメはありませんが、ループでペグに固定できるので使用に問題はなさそうです。ビニール音もなく快適に過ごせます。
表面は完全に水を弾いているようで気泡がコロコロと転がっている様子が見られました。
耐水圧のメーカー記載がありませんが、シートを揉んでも揺らしても浸水する様子は見られませんでした。
- コンパクトさ、携行性No.1
GEERTOP グランドシート
総合評価
★★★★★★★★★★ 3
- 地面の凹凸の伝わりにくさ ★2
- 防水性 ★3
- 音のしにくさ ★2
- ハトメやループの有無 ★3
- コンパクトさ、携帯性 ★5
- 価格(コスパ) ★3
使用サイズ(cm) | 130×210 |
---|---|
収納サイズ(cm) | 16×11×4 |
重量(g) | 325 |
耐水圧(mm) | 3,000 |
材質 | オックスフォードリップストップ |
生地の厚さ | 150D |
ハトメ付き | ○ |
ループ付き | ○ |
コンパクト収納&ポケット付きで様々なシーンを想定
シートの4つの留め金を通してロープを結び、テント・ハンモック・前室の簡易タープとして使えます。一つのコーナーにポケットが装備されており、小物置きに便利。折りたためばコンパクトに収納でき、省スペースかつ軽量で携帯しやすいです。
シート自体に厚みはないので、地面の凹凸を感じないというほどの効果は感じませんでしたが、何も敷かないよりは軽減できていました。ハトメがありますが、穴の直径が狭いのでエリッゼステークなどは通らず、タープ用といった感じです。ガサガサ音は少しあり。
表面を滑り落ちるように水が弾かれているのがわかりました。撥水加工はしっかりしているようです。
シートへの染み込み具合は手で揉み込む(圧をかける)とジワっと湿気を感じるため、フロアの耐水圧が低いテントは完全に防水できるわけではなさそうな印象でした。
ロゴス(LOGOS) テントぴったりグランドシート SOLO
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.67
- 地面の凹凸の伝わりにくさ ★2
- 防水性 ★3
- 音のしにくさ ★3
- ハトメやループの有無 ★2
- コンパクトさ、携帯性 ★4
- 価格(コスパ) ★2
使用サイズ(cm) | 190×80 |
---|---|
収納サイズ(cm) | 28×19×4 |
重量(g) | 250 |
耐水圧(mm) | - |
材質 | PEラミネートクロス |
生地の厚さ | - |
ハトメ付き | × |
ループ付き | ○ |
サイズ展開が豊富なので同サイズのテントに合わせやすい
LOGOSのテントに合わせたシート。地面からの浸水や湿気の上昇を防ぎます。四隅を紐で結ぶだけの簡単設置で使いやすいです。
サイズ展開は違うもののメーカーのスペック表記は同じなので検証をまとめました。
大きめの石をどかせば凹凸の感じ方は減少できるものの石があることはわかる程度。ハトメはなく、紐で結ぶだけなので簡単に取り付けができますが、その分簡単に解けてしまいました。歩くとガサガサとビニールの音がします。
水を入れると気泡が立ってきたので、空気が通りやすい網目だというのが目視できました。
しかし水が染みる気配はなく、手で生地を揉んでみても平気でした。残念な点はシートの始末の部分が布地のため、水が染み込みやすくびしょびしょになってしまう点です。
※サイズ違いはこちら!
ファミリーサイズ
- 防水性No.1
- 価格(コスパ)No.1
ユタカメイク ODグリーンシート 2.7mx3.6m
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.5
- 地面の凹凸の伝わりにくさ ★4
- 防水性 ★5
- 音のしにくさ ★2
- ハトメやループの有無 ★3
- コンパクトさ、携帯性 ★2
- 価格(コスパ) ★5
使用サイズ(cm) | 270×360 |
---|---|
収納サイズ(cm) | 40×29×4 |
重量(g) | 1,600 |
耐水圧(mm) | 3,000 |
材質 | ポリエチレン |
生地の厚さ | - |
ハトメ付き | ○ |
ループ付き | × |
資材を守る防水のためのシートはコスパ最強
緑地地帯工事の養生や、建設現場の木材など資材を雨から守るために使用するシートなので、防水性は抜群。
#3000のシートは厚みがある分、凹凸の軽減がはっきりとわかるレベル。しかしガサガサとしたビニール音が気になりました。
前述のとおりODシートは建築中の屋外保管の木材を雨から守るために被せるという用途もあるので、防水性は抜群です。
しかし下から見ると網目が粗い部分も見られました。検証中には見られませんでしたが、目の粗い場所から浸水する可能性はあるかもしれません。
▼ODグリーンシートについて詳しくはこちら!
- コンパクトさ、携行性No.1
HIMIMII テントシート 210×210cm カーキ
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.5
- 地面の凹凸の伝わりにくさ ★2
- 防水性 ★3
- 音のしにくさ ★3
- ハトメやループの有無 ★4
- コンパクトさ、携帯性 ★5
- 価格(コスパ) ★4
使用サイズ(cm) | 210×210 |
---|---|
収納サイズ(cm) | 24.8×16.9×8.3 |
重量(g) | 480 |
耐水圧(mm) | 2,000 |
材質 | ポリエステル |
生地の厚さ | 210D |
ハトメ付き | ○ |
ループ付き | ○ |
レジャーシートにもなる大判サイズだけどコンパクト収納
ソロ用テントのランキングにも入っていたHIMIMIのグランドシートは、ファミリーテントサイズもあるので、テントの下はもちろん、大人数でのレジャーシートにも使用可能。
薄くて軽くてコンパクトを売りにしているので凹凸の軽減はあまり期待できませんが、ハトメやループが絶妙な位置についているため、登山時に急に天候が崩れた際にもタープ使用などさまざまな使い方ができそうです。
水を入れた際には撥水されているわけではなく、210Dの生地で防水しているのがわかります。手で揉んでみても浸水はしませんでした。
やはり生地の薄さが目立つので、体重をかけ続けることで浸水する可能性はありそうです。
- 価格(コスパ)No.1
アイリスオーヤマ ブルーシート #3000 2.7×3.6m
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.33
- 地面の凹凸の伝わりにくさ ★4
- 防水性 ★4
- 音のしにくさ ★2
- ハトメやループの有無 ★3
- コンパクトさ、携帯性 ★2
- 価格(コスパ) ★5
使用サイズ(cm) | 270×360 |
---|---|
収納サイズ(cm) | 29×40×4 |
重量(g) | 1,400 |
耐水圧(mm) | - |
材質 | ポリエチレン |
生地の厚さ | - |
ハトメ付き | ○ |
ループ付き | × |
ブルーシートは安くて高性能で万能!
レジャーや家庭菜園・DIY作業・園芸用として使用するブルーシート。アルミ製でサビに強いハトメが付いています。
石があるのはわかるものの、痛いほどの凹凸を感じることはほとんどありません。ガサガサとしたビニールの音は大きく聞こえます。
防水性は非常に高く、揉んでもゆすっても浸水は一切ありません。ポリ素材ならではの強みが現れています。
日の光を通さないほど厚手のシートなので浸水はありませんでした。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) テントグランドシート270
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.33
- 地面の凹凸の伝わりにくさ ★4
- 防水性 ★4
- 音のしにくさ ★2
- ハトメやループの有無 ★3
- コンパクトさ、携帯性 ★3
- 価格(コスパ) ★4
使用サイズ(cm) | 255×255 |
---|---|
収納サイズ(cm) | 33×12 |
重量(g) | 1,040 |
耐水圧(mm) | - |
材質 | ポリエチレン |
生地の厚さ | - |
ハトメ付き | ○ |
ループ付き | ○ |
耐久性のある素材で長く使える!
防水性、耐久性の高いポリエチレンを使用しているため、テント撤収時にテントフロア裏面の乾燥・拭取り作業が大幅軽減できて安心して使用できます。
ブルーシートのような厚みがあるため、岩場の凹凸は感じるもののだいぶ軽減されていました。しかしビニールのガサガサとした音は気になります。
勢いよく水を流し入れても、しっかりと撥水されているのがわかるシートです。
下から強く揉んでも浸水はいっさい見られませんでした。
ビジョンピークス(VISIONPEAKS) グランドシート270ライト
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.17
- 地面の凹凸の伝わりにくさ ★4
- 防水性 ★3
- 音のしにくさ ★3
- ハトメやループの有無 ★3
- コンパクトさ、携帯性 ★2
- 価格(コスパ) ★4
使用サイズ(cm) | 250×250 |
---|---|
収納サイズ(cm) | 30×25×4 |
重量(g) | 500 |
耐水圧(mm) | - |
材質 | ポリエステルオックス |
生地の厚さ | 210D |
ハトメ付き | × |
ループ付き | ○ |
アウトドアの悩みを解決すべく生まれたグランドシート
アウトドア愛好家が開発しているビジョンピークスの初心者から熟練者まで使いやすいグランドシートです。
大きさの割に500gという軽量さを実現している分、凹凸が少し気になりました。
シートは一枚モノではなく、シームテープでつながっているのでダメージにより剥がれたときの浸水は注意が必要です。
検証中には揉んだり振るったりしても浸水する様子は確認できませんでした。
DOD(ディーオーディー) グランドシート 5人用
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.17
- 地面の凹凸の伝わりにくさ ★3
- 防水性 ★4
- 音のしにくさ ★3
- ハトメやループの有無 ★3
- コンパクトさ、携帯性 ★3
- 価格(コスパ) ★3
使用サイズ(cm) | 280×220 |
---|---|
収納サイズ(cm) | 37×12×12 |
重量(g) | 800 |
耐水圧(mm) | 5,000 |
材質 | ポリエステル(PUコーティング) |
生地の厚さ | 210D |
ハトメ付き | × |
ループ付き | ○ |
ポリウレタンコーティングでレベルの防水性を誇るシート
210DのポリエステルにPUコーティングを施したDODのグランドシートの大型版。防水性はもちろん、触り心地も上質でおすすめです。
シートの上から石を踏んだ場所がシワになるのがはっきりと目視できるため、凹凸の激しい岩場での使用はなるべく避けたほうがいいでしょう。ハトメはなく、クッションゴムのループがついているタイプです。ガサガサ音は少しだけありますが気にならないレベル。
耐水圧5,000mmを歌っているだけあり、しっかりと撥水コーティングが効いているのが見られます。
しかし、シートを揉んでみたところ水分を吸ったようで、黒く変色し若干の湿り気を感じました。雨の日にテント内を多く歩き回ると染みる可能性を感じます。
FIELDOOR(フィールドア) テントシート 290cm × 290cm
総合評価
★★★★★★★★★★ 3
- 地面の凹凸の伝わりにくさ ★2
- 防水性 ★3
- 音のしにくさ ★3
- ハトメやループの有無 ★3
- コンパクトさ、携帯性 ★3
- 価格(コスパ) ★4
使用サイズ(cm) | 290×290 |
---|---|
収納サイズ(cm) | 15×35 |
重量(g) | 750 |
耐水圧(mm) | - |
材質 | ポリエステル |
生地の厚さ | 210D |
ハトメ付き | × |
ループ付き | ○ |
大判サイズもコスパ抜群で扱いやすい万能シート
ソロサイズのスペックをそのままに大判サイズでより広いテントに対応できます。折りたたむことで小さいサイズのテントにも使えるため幅広く活用できるのは大判サイズかもしれません。
生地が薄いため岩場の凹凸を軽減させる効果はあまり期待できません。ハトメはありませんが、ループでペグに固定できるので使用に問題はなさそうです。ビニール音もなく快適に過ごせるでしょう。
表面は完全に水を弾いているようで気泡がコロコロと転がっている様子が見られました。
耐水圧のメーカー記載はありませんが、シートを揉んでも揺らしても浸水する様子は見られませんでした。
- コンパクトさ、携行性No.1
GEERTOP(ギアトップ) グランドシート 210×260cm
総合評価
★★★★★★★★★★ 3
- 地面の凹凸の伝わりにくさ ★2
- 防水性 ★3
- 音のしにくさ ★2
- ハトメやループの有無 ★3
- コンパクトさ、携帯性 ★5
- 価格(コスパ) ★3
使用サイズ(cm) | 210×260 |
---|---|
収納サイズ(cm) | 18.3×11.4×8.2 |
重量(g) | 380 |
耐水圧(mm) | 8,000 |
材質 | 片面シリコンコーティング360Tナイロン |
生地の厚さ | 20D |
ハトメ付き | × |
ループ付き | ○ |
コンパクト収納&ポケット付きで様々なシーンを想定
テントの下に敷いてグラウンドシートとして使うと、テントを保護するとともにテントの底部を清潔に保ちます。四隅をロープで引っ張ると、オープンルーフになります。
シート自体に厚みはないので、地面の凹凸を感じないというほどの効果は感じませんでしたが、何も敷かないよりは軽減できていました。ハトメがありますが穴の直径が狭いのでエリッゼステークのペグは通らず、タープ用といった感じです。ガサガサ音は少しあります。
表面を滑り落ちるように水が弾かれているのがわかりました。撥水加工はしっかりしているようです。
シートへの染み込み具合は手で揉み込む(圧をかける)とジワっと湿気を感じるため、フロアの耐水圧が低いテントは完全に防水できるわけではなさそうな印象でした。
ロゴス(LOGOS) テントぴったりグランドシート L
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.5
- 地面の凹凸の伝わりにくさ ★2
- 防水性 ★3
- 音のしにくさ ★3
- ハトメやループの有無 ★2
- コンパクトさ、携帯性 ★3
- 価格(コスパ) ★2
使用サイズ(cm) | 250×190 |
---|---|
収納サイズ(cm) | 29×19×6 |
重量(g) | 600 |
耐水圧(mm) | - |
材質 | PEラミネートクロス |
生地の厚さ | - |
ハトメ付き | × |
ループ付き | ○ |
紐でペグを固定できる高コスパアイテム
LOGOSのテントぴったりグランドシートは、サイズ展開は違いますがメーカーのスペック表記は同じなので検証をまとめました。
大きめの石をどかせば凹凸の感じ方は減少できるものの石があることはわかる程度。ハトメはなく、紐で結ぶだけなので簡単に取り付けができますが、その分簡単に解けてしまいました。歩くとガサガサとビニールの音がします。
水を入れると気泡が立ってきたので、空気が通りやすい網目だというのが目視できます。
しかし水が染みる気配はなく、手で生地を揉んでみても平気でした。残念な点はシートの始末の部分が布地のため、水が染み込みやすくびしょびしょになってしまう点です。
※サイズ違いはこちら!
ティピー型
※ソロデュオ、ファミリータイプと素材が同じで形状が異なるアイテムに関しては、細かい検証過程は割愛しています。
- コンパクトさ、携行性No.1
HIMIMI グランドシート ヘキサゴン L
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.5
- 地面の凹凸の伝わりにくさ ★2
- 防水性 ★3
- 音のしにくさ ★3
- ハトメやループの有無 ★4
- コンパクトさ、携帯性 ★5
- 価格(コスパ) ★4
使用サイズ(cm) | 270×310 |
---|---|
収納サイズ(cm) | 29.5×14.5×10.5 |
重量(g) | 710 |
耐水圧(mm) | 2,000 |
材質 | オックスフォードクロス生地 |
生地の厚さ | 210D |
ハトメ付き | ○ |
ループ付き | ○ |
ワンポールのための高機能なシートならこれ!
ソロデュオ、ファミリー用でも高い評価だったHIMIMIのグランドシート。生地素材は共通のため検証に関してはこちらでは割愛しますが、総合ポイントでティピー部門で堂々の1位!
両面に撥水加工を採用し、防水性と防汚性が高めの六角形グランドシートで地面からの湿度や湿気を遮断。撤収時に荷物置き場としても使えます。
評価のポイント
●安心の耐水圧。
●軽量コンパクト
●価格が安い。
- コンパクトさ、携行性No.1
テンマクデザイン(tent-Mark DESIGN) パンダライト用フットプリント
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.17
- 地面の凹凸の伝わりにくさ ★2
- 防水性 ★3
- 音のしにくさ ★3
- ハトメやループの有無 ★3
- コンパクトさ、携帯性 ★5
- 価格(コスパ) ★3
使用サイズ(cm) | 220×220 |
---|---|
収納サイズ(cm) | 240×100 |
重量(g) | 350 |
耐水圧(mm) | 1,500 |
材質 | ナイロンリップストップPUコーティング |
生地の厚さ | 40D |
ハトメ付き | × |
ループ付き | ○ |
幅広い用途に使用できる上質なフットプリント
パンダライト専用のフットプリント。全面を覆えるので、ザックや衣類などの荷物置き場としても便利に使用できます。
軽量、コンパクトさを実現したグランドシートは極薄のため凹凸の軽減効果はほとんど感じられません。あまり大きな石の上で使用すると破れそうにも感じられます。ハトメはなく、ゴムのループでペグを固定するタイプです。シートの中心にポール用の穴が空いているのでタープなど他用途の使用はできません。
耐水圧は1,500mm表記ですが、撥水加工で水を弾いているので数値より高い防水性を感じます。
揉み込んでも浸水せず、生地の表側がサラサラしていて上質なシートという印象を受けました。
バンドック(BUNDOK) グランドシート
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.17
- 地面の凹凸の伝わりにくさ ★2
- 防水性 ★4
- 音のしにくさ ★3
- ハトメやループの有無 ★3
- コンパクトさ、携帯性 ★3
- 価格(コスパ) ★4
使用サイズ(cm) | 190×190 |
---|---|
収納サイズ(cm) | 23×35 |
重量(g) | 470 |
耐水圧(mm) | 5,000 |
材質 | ポリエステル(PU加工) |
生地の厚さ | - |
ハトメ付き | × |
ループ付き | ○ |
ワンポールテントのために設計された便利なグランドシート
設営時に強い衝撃がかかるシートの中心部に穴があるので、ダメージを軽減できる使いやすい設計。
生地が厚めなためシートを突き破るような心配な様子はみられず、石の凹凸は多少なりとも緩和されていると感じました。ハトメがなく、ゴム製のループで固定するタイプです。
水はしっかり弾いていますが中心に空いた穴に折り返しなどはなく、マジックテープでカバーされているだけなので、テントが水たまりになるような場所ではグランドシートとしての性能が活かされないかもしれません。
こちらも耐水圧5,000mmのメーカー表記で、シートを揉んでも水が染み込む様子は見られませんでした。
- コンパクトさ、携行性No.1
ギアトップ(Geertop) グランドシート 六角形
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.17
- 地面の凹凸の伝わりにくさ ★2
- 防水性 ★3
- 音のしにくさ ★2
- ハトメやループの有無 ★3
- コンパクトさ、携帯性 ★5
- 価格(コスパ) ★4
使用サイズ(cm) | 320×270 |
---|---|
収納サイズ(cm) | - |
重量(g) | 780 |
耐水圧(mm) | 5,000 |
材質 | オックスフォードポリエステル |
生地の厚さ | 210D |
ハトメ付き | ○ |
ループ付き | ○ |
ハトメの多さがマルチに役立つ万能シート
優れた日除け効果を持ち、ヘキサタープ、天幕、テントシェルターとして使うこともできます。6つのハトメ金具を六隅にデザインしており、ロープまたは伸縮ロッドを使うだけでタープを張ることができます。
評価のポイント
●耐水圧5000mmという高性能!
●ヘキサタープとしても使用できる。
DOD(ディーオーディー) ワンポールテント用 M
総合評価
★★★★★★★★★★ 3
- 地面の凹凸の伝わりにくさ ★3
- 防水性 ★4
- 音のしにくさ ★3
- ハトメやループの有無 ★3
- コンパクトさ、携帯性 ★3
- 価格(コスパ) ★2
使用サイズ(cm) | 315×270 |
---|---|
収納サイズ(cm) | 35×13×9 |
重量(g) | 1,000 |
耐水圧(mm) | 5,000 |
材質 | ポリエステル(PUコーティング) |
生地の厚さ | 210D |
ハトメ付き | × |
ループ付き | ○ |
ショックコードで設置が簡単な純正シート
DODテントにぴったりのサイズ。汚れや雨水からテントを守るポリエステル生地のグランドシート。厚手の生地でテントを汚れや水濡れからしっかり守ります。
評価のポイント
●最低耐水圧5000mm!
●多角形なので、対応できるテントに偏りがある。
フィールドア(FIELDOOR) グランドシート ワンポールテント用 340×294cm
総合評価
★★★★★★★★★★ 3
- 地面の凹凸の伝わりにくさ ★2
- 防水性 ★3
- 音のしにくさ ★3
- ハトメやループの有無 ★3
- コンパクトさ、携帯性 ★4
- 価格(コスパ) ★3
使用サイズ(cm) | 340×294 |
---|---|
収納サイズ(cm) | 17×35 |
重量(g) | 680 |
耐水圧(mm) | - |
材質 | リップストップ ポリエステル |
生地の厚さ | 210D |
ハトメ付き | × |
ループ付き | ○ |
超大型のワンポールテントに合うグランドシート
ワンポールテント500にピッタリサイズ! テントの下に敷くだけで簡単に設営できます。 テントの底をしっかり保護するグランドシートを敷くことで、テントの底が石で傷つくのを防ぎます。
評価のポイント
●ほかのFIELDOORのシートと同じスペックでコンパクト&使いやすい。
●多角形なので、使えるテントに限りがある。
※サイズ違いはこちら!
ロゴス(LOGOS) テントシート Tepee マット&シート300
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.83
- 地面の凹凸の伝わりにくさ ★4
- 防水性 ★3
- 音のしにくさ ★3
- ハトメやループの有無 ★2
- コンパクトさ、携帯性 ★2
- 価格(コスパ) ★3
使用サイズ(cm) | マット:約75×230 シート:約280×230 |
---|---|
収納サイズ(cm) | 50×23 |
重量(g) | 2200 |
耐水圧(mm) | - |
材質 | ポリエステル |
生地の厚さ | - |
ハトメ付き | × |
ループ付き | ○ |
サイズが豊富だからメーカー問わず使いやすい
テントの下に敷くだけで簡単に設営できるグランドシートで、地面の石によるテントの底が傷つくのを防ぎます。
評価のポイント
●防水グランドシート&防寒マットのセット!
●総重量が2kg以上になってしまう。
※サイズ違いはこちら!
グランドシートの人気28製品を徹底比較!
今回はグランドシートの人気おすすめランキング28選のうち、サイズ違いのモデルを除く17製品を筆者が実際に使用し、主に以下の6つのポイントに基づいて比較・検証しました。
検証のポイント
- 地面の凹凸の伝わりにくさ
- 防水性
- シートの素材による音のしにくさ
- ハトメやループの有無
- コンパクトさ、携帯性
- 価格(コスパ)
1. 地面の凹凸の伝わりにくさ
キャンプ場でも想定される、砂利や石ころの上にグランドシートを敷いて足裏の凹凸の感じにくさをチェックしました。
2. 防水性
雨が沁みてこないのがグランドシートの重要な役割の1つといえます。そこで、実際にグランドシートに水をかけて浸水具合をチェックしました。
3. シートの素材による音のしにくさ
キャンプの設営時や就寝時に、自分が動くことでガサガサという音がするのが気になる人もいると思います。
そこであらゆる素材のグランドシートがどれくらい音がするのか、広げるときや実際に上に乗ってみてチェックしました。
4.ハトメやループの有無
せっかくグランドシートを敷いてもずれてテントの床が地面に着いてしまっては意味がありません。そこでグランドシートにペグダウンできるハトメやループがついるのかをチェックしました。
5.コンパクトさ、携帯性
キャンプに持って行く荷物はなるべくコンパクトになった方がいいですよね。そこでグランドシートが折りたたんでどれだけコンパクトになるかや重さを調べた上で携行性の高さをチェックしました。
6.価格(コスパ)
グランドシートを使うならできるだけ価格がお得で品質が高いものを使いたいですよね。そこでグランドシートの価格と品質のバランスを考慮し、コスパをチェックしました。
そのほかのグランドシートを含んだおすすめアイテム
今回にランキングで紹介した以外にもグランドシートはたくさんあります。ここからはそのほかのグランドシートを含んだおすすめアイテムを紹介します。
大手通販サイト以外で発売されているアイテム
大手通販サイトでは販売されていないものの、ホームセンターなどがプライベートブランドを展開していて、優秀なグランドシートが販売されています。
ワークマンから汎用性の高いグランドシートが販売しているので、ぜひチェックしてみてください。
ワークマン パラフィン帆布フィールドシート
使用サイズ(cm) | 100×140 |
---|---|
収納サイズ(cm) | - |
重量(g) | - |
耐水圧(mm) | - |
材質 | - |
生地の厚さ(mm) | - |
ハトメ付き | ○ |
ループ付き | × |
おすすめポイント
●100×140cmのコンパクトサイズでソロテントにおすすめ
●水を弾くパラフィン加工で浸水しにくい
●4箇所にハトメがついていてペグで固定できる
人気テントにピッタリのグランドシート
コールマン「ツーリングドーム lx」×「マルチグランドシート 210W」
Coleman(コールマン) ツーリングドーム LX
使用サイズ | 約210×180×110cm |
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収納サイズ | 約φ21×49cm |
重量 | 約5.2kg |
耐水圧 | 約1500mm |
材質 | フライ/75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール) インナー/68Dポリエステルタフタ(撥水加工) フロア/75Dポリエステルタフタ(PU防水、シームシール) ポール/FRP約直径9.5mm×2(メイン、フロント)、FRP約直径6.5mm×1(リア) |
雨天時でも室内に直接雨が入り込まず荷物やシューズ置き場に便利な、背が高い前室が備わった簡単設営のコンパクトテント2〜3人用。1人でも設営しやすいポールポケット式。
ソロキャンプやツーリングキャンプに人気の「コールマン」製コンパクトテントです。2〜3人に対応し、1人でも設営しやすく持ち運びに便利なコンパクトタイプです。
雨天時でも室内に直接雨が入り込まず、荷物やシューズ置き場に便利な背が高い前室が備わった簡単設営のコンパクトテント2〜3人用。1人でも設営しやすいポールポケット式。
背が高い前室が特徴で、テント幅が210cmあるので男性でもゆったり過ごすことができます。
Coleman(コールマン) マルチグランドシート 210W
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.33
- 地面の凹凸の伝わりにくさ ★2
- 防水性 ★3
- 音のしにくさ ★4
- ハトメやループの有無 ★3
- コンパクトさ、携帯性 ★5
- 価格(コスパ) ★3
使用サイズ | 約190×160cm |
---|---|
収納サイズ | 約20×31×4cm |
重量 | 約320g |
耐水圧 | 約2000mm |
材質 | 75Dポリエステルタフタ |
テントサイズに応じてシートサイズが調節でき、テントフロアを汚れや傷から守るグランドシート。ツーリングドーム/ST・LXに対応します。
おすすめポイント
●ツーリングドーム/ST・LXに対応
●横幅210cmに使用可能
●テントサイズに合わせてシートサイズを調整できる
DOD「カマボコテント M」×「グランドシート5人用」
DOD(ディーオーディー) カマボコテント3 M
使用サイズ | 約300×640×195cm 約280×220×170cm |
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収納サイズ | 約69×35×31cm |
重量 | 約19.5kg |
耐水圧 | 不明 |
材質 | フライシート:150Dポリエステル(PUコーティング、UVカット加工) フレーム:アルミ合金 インナーテント壁面:68Dポリエステル |
寝室と広いリビングを兼ね備えた2ルーム型トンネルテント。大人10人がくつろげる広々としたリビングスペースを備えています。
日本のサイト区画に合わせて設計された設置サイズが特徴です。メッシュパネルにスカートを搭載しているのでオールシーズン使用可能です。
DOD(ディーオーディー) グランドシート 5人用
使用サイズ | 約280×220cm |
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収納サイズ | 約37×12×12cm |
重量 | 約800g |
耐水圧 | 5000mm |
材質 | 210Dポリエステル(PUコーティング) |
DODテントにぴったりサイズ。汚れや雨水からテントを守る、ポリエステル生地のグランドシート。
厚手でしなやかなポリエステル生地を採用しており、ブルーシートのようにカサカサしません。
おすすめポイント
●厚手でしなやかな210Dポリエステル素材
●PUコーティングを施した耐水圧5,000mmの防水性能
●ペグに引っかけるだけの簡単設置
バンドック「ソロベース ex」×「グランドシート」
BUNDOK(バンドック) ソロベースEX
使用サイズ | 約360×190×110cm |
---|---|
収納サイズ | 約47×24×24cm |
重量 | 約5.2kg |
耐水圧 | 不明 |
材質 | フライ/コットン混紡生地(ポリエステル65%・綿35%) インナー/ポリエステルメッシュ フロア/ポリエステル フレーム/ジュラルミンφ16mm |
軍幕仕様で人気の「バンドック」製パップテント。
コットンとポリエステルの混紡素材を採用しており、結露や焚き火の火の粉に強いのが特徴です。スカートを装備しているので冬キャンプに対応可能です。
BUNDOK(バンドック) グランドシート
使用サイズ | 約190×190cm |
---|---|
収納サイズ | 約23×35cm |
重量 | 約470g |
耐水圧 | 約5000mm |
材質 | ポリエステル(PU加工) |
おすすめポイント
●ソロベース・ソロティピーに対応可能
●シート中央に開閉式の穴を設けているのでワンポールテントに対応
●持ち運びに便利な収納袋付き
ノルディスク「レイサ6」×「フットプリント レイサ6」
Nordisk(ノルディスク) レイサ6 PU
使用サイズ | 約295×645×210cm |
---|---|
収納サイズ | 約35×70cm |
重量 | 17kg |
耐水圧 | フライシート:3000mm フロアシート:8000mm |
材質 | ポリエステル100%(フライシートはリップストップ加工) ポール:アルミニウム |
北欧発アウトドアブランド「ノルディスク」のトンネル型テントです。
大小2つのインナーテントにリビングスペースを設けた広い居住性が特徴。大人6人が就寝可能でファミリーやグループキャンプに最適です。
Nordisk(ノルディスク) レイサ6 フットプリント
使用サイズ | レイサ全体をカバーできる大きさ |
---|---|
収納サイズ | 約42×30cm |
重量 | 約1.5kg |
耐水圧 | 約10,000mm |
材質 | ナイロン |
レイサ6専用のフットプリントです。耐久性に優れたナイロン素材を使用し、テントの床を汚れや破損からしっかりと守ってくれます。1.5kgと軽量なので持ち運びにも便利。
テントとフットプリントを合わせてご使用いただくと、テントの損傷を防ぎ長くご使用いただけます。
おすすめポイント
●レイサ専用フットプリント
●驚異の耐水圧10,000mmを誇る防水性能
●雨風に強く耐久性に優れたターポリン100%素材を採用
ノルディスク「アスガルド7.1」×ユージャック「グランドシート ワンポール用300」
NORDISK(ノルディスク) アスガルド12.6
使用サイズ | 約400×372×250cm |
---|---|
収納サイズ | 約114×37cm |
重量 | 約16kg |
耐水圧 | 不明 |
材質 | ポリエステル65% コットン35%● |
ノルディスクの2〜3人に対応したベル型ワンポールテント。サイドが立ち上がり、高さ180cmを確保しているのでゆったりした空間が特徴です。
Aフレーム式ドアを採用しているので出入りがスムーズにできます。周囲や入り口ドアにはメッシュ窓を装備しているので通気性に優れます。
Nordisk(ノルディスク) ジップインフロア アスガルド12.6
使用サイズ | アスガルド12.6(2014年モデル以降)専用 |
---|---|
収納サイズ | 約78×20cm |
重量 | 約8.2 |
耐水圧 | 不明 |
材質 | ポリ塩化ビニル(100%防水) |
人気のテントAsgard 12.6の専用ジップインフロアです。※2013年モデルには適合しません。
おすすめポイント
●ペグ打ちできるループが付いた8角形型グランドシート
●お財布に優しい低価格
●持ち運びや汚れたときに便利な収納ケースが付属
立ち上がりの付いているリビングシートも便利!
大型2ルームテントでお座敷スタイルにする場合、寝室側のテント下にグランドシートを敷き前室のリビングエリアにはリビングシートがあると快適です。
グランドシートやレジャーシートとの違いは、”ふちが立ち上がっている”点。靴を脱ぎ履きして出入りするときにも、砂や小石がシート内に入りにくいのがメリットです。
snow peak(スノーピーク) リビングシート
使用サイズ | 約160×300×10cm |
---|---|
収納サイズ | 約24×44cm |
重量 | 1.1kg |
耐水圧 | 1800mm |
材質 | 210Dポリエステルオックス・PUコーティング |
タープの下やシェルターの中などでグランドスタイルを実現できるリビングシート。ふちが10cm立ち上がっており、泥はねや土、水の侵入を防ぎます。
おすすめポイント
●タープやシェルターでのグランドスタイルに最適
●ふちが10cm立ち上がっているので泥跳ねや水の侵入を防ぐ
Coleman(コールマン) リビングフロアシート 300W
使用サイズ | 約300×300cm |
---|---|
収納サイズ | 約17×44×4cm |
重量 | 約1.9kg |
耐水圧 | 約5000mm |
材質 | 210Dポリエステルオックス、PVC(コーナー部分) |
周囲の立ち上がりで砂や虫が入りにくいお座敷スタイルシート。2ルームテントやスクリーンタープに使用可能(MDX、MDX+、LDX+、Curve、Cocoonに対応)
おすすめポイント
●2ルームテントやスクリーンタープでの使用に最適
●リビングスペースに合わせてサイズを調整できる
OneTigris(ワンティグリス) バスタブ型グランドシート
使用サイズ | 約200×110×15cm |
---|---|
収納サイズ | 約24×15×6cm |
重量 | 約400g |
耐水圧 | 約3000mm |
材質 | 75Dナイロン |
特別に設計されたコーナーにより、素早くピンと張ったセットアップで簡単に調整できます。四隅のショックコードをペグダウンして、上下ウェビングの張り具合を調整するだけでフチが立ち上がり、設置が完了。
おすすめポイント
●軽量で引き裂き強度の高い70Dナイロンを採用
●四隅にループがあるのでペグダウン可能
▼レジャーシートについて詳しくはこちら!
グランドシートに関するよくある質問
最後にグランドシートに関するよくある質問を回答していきます。
グランドシートの正しい使い方は?
出典:ロゴス
グランドシートを敷くのは、地面とテントフロア(床下)の間。そうすることで直接テントの床下が汚れることなく、雨水も防げます。
ハトメがあるタイプの場合はグランドシートもテントと一緒にペグダウンするとズレることなく安心です。
グランドシートのメンテナンス方法は?
グランドシートを使ったあとは汚れを拭き取った上で、乾かしてからたたむようにしましょう。
雨が降った日はもちろん、露でグランドシートが濡れていることもあり、キャンプ場では乾かしきれない場合もあります。その際は家に帰ってからしっかりと乾かして収納するようにしましょう。湿ったまま収納するとカビが発生する原因になります。
また、撥水加工が施されているグランドシートは摩擦や汚れの影響で効果が低下してくるので、定期的に撥水処理をおこなう必要があります。水を弾く効果を損なわないよう、使ったあとはしっかり汚れを落として防水スプレーや撥水剤をかけておくと安心です。
ブルーシートで代用できる?
ブルーシートで代用すると素材によるガサガサとしたビニール音がしたり、テントと合わないサイズであったりするものが多く、ぬかるんだ状態や大雨の日は耐水圧の面で不安があります。
デイキャンプ程度であれば凌げますが、宿泊キャンプなら業務用の厚手のシートを選ぶかテント専用のグランドシートが安心です。
もしブルーシートをつかうのであれば、網目の粗いものや薄手のシートは地面の凹凸を感じやすく、浸水の可能性があるため、なるべく厚手のものを選びましょう。
ブルーシートの番手は#3000であれば、2間×3間(3.6m×5.4m)のサイズで約3,000gあるということを表しているため、数が上がるほど密度や厚みがあるものを選びましょう。
グランドシートの自作方法は?
撮影:山田昭一
グランドシートを購入しようと思っても、予想以上にお高い値段に躊躇してしまった方もいるのでは? そんなときは自作してしまいましょう!
撮影:山田昭一
建築資材などに使われる安価で軽くて防水透湿性に優れた「タイベックス」といわれる素材を使えば、メーカー品も顔負けの立派なグランドシートが作れますよ。
最適なサイズにカットするだけでもグランドシートとしての機能を発揮しますが、ミシンで縁取りしたり専用工具を用いてハトメ加工をしたりすればより耐久性や使い勝手が向上します。詳しい方法はこちらでチェック!
▼グランドシートの自作方法はこちら!
グランドシートの人気売れ筋ランキング
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングにおけるグランドシートの人気売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認できます!
※記事内で紹介している商品を購入した際、売上の一部がCAMP HACKに還元される場合があります。
※各商品に関する情報は、実際に商品を使用したうえでの見解に加え、ブランド・ECサイトなどの情報を参照して記載しています。
※掲載されている情報は、記事執筆時点でCAMP HACKが独自に調査したもの、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し、自動で生成しているものです。
掲載価格の変動や登録ミスなどの理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細などについては、各ECサイト・販売店・ブランドよりご確認ください。
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