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キャンプ用物干し

梅雨の乾かない…が解決するぞ。家と車に常備しておきたいアイテムをAmazonで発見!

今年もやってきた梅雨シーズン。この時期に困るのが、濡れたものを乾かす場所。特にキャンプでは、干せるスペースがなくて困ることも多々ありますよね。

そんな問題を解決してくれそうなアイテムをAmazonで発見! 実際に使ってみたレビューをお届けします。

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目次

記事中撮影画像:筆者

雨キャンプの翌日、“干す場所探しの旅”から帰れない…。

キャンプ用物干し

出典:PIXTA

いよいよ本格的な梅雨のシーズンに突入! キャンプにハマればハマるほど、雨は切っても切り離せないもの。

けれど、困るのが翌日の撤収時。びしょ濡れのテントやタープをなんとか乾燥させたくて、サイト周辺で干すのにいい場所がないか、探し回ることってありませんか?

キャンプ用物干し

出典:PIXTA

また、子ども3人連れの連泊キャンプで、海で泳いだりSUPなどのウォーターアクティビティを楽しむ筆者ファミリーは、連日使うラッシュガードや水着を干す場所探しも大変で……。

特に夏の連泊キャンプでは、毎日シャワーしたい人もバスタオルの干し場所に悩みませんか? バスタオルを複数枚持って行くのはかなり荷物が嵩張りますもんね。

100均アイテムも使ってみたが…

キャンプ用物干し

ダイソーなど100均で買える、ゴムロープに金属ピンチがたくさん付属した「洗濯ロープ」も使ってみたんですが……。

小さくまとめて携行するとピンチ同士が複雑に絡まって、使用時に解くのにひと苦労。

キャンプ用物干し

また、ゴム製なので洗濯物の重さで伸びて、中心部が大きく下がるため、かなり高い位置に固定する必要が。ハンガーで干すと、洗濯物が全て中心に集まってしまって乾きにくいんですよね。

“干す場所探しの旅”に終止符が打てる?

キャンプ用物干し

今年もまた、干す場所を求めてサイトをウロつく季節がやって来たか、とため息をつく筆者でしたが、最近、Amazonでお悩み解決に繋がりそうなアイテムを発見! 

それがこちらのCaudblur「キャンプ用物干し」

コロンと丸いフォルムとカーキ×オリーブグリーンのミリタリー調カラーにも惹かれ、思い切って購入。早速使ってみたので、詳しくレビューしていきますよ。

    Caudblor キャンプ用物干し

    サイズ本体直径:約7.5cm
    ロープ最大長:8m
    重量142g
    材質カラビナ:合金
    ロープ:ナイロン
    ピンチ:ステンレス
    付属品ステンレスピンチ×12、ロックビーズ×12、収納袋

    Caudblur「キャンプ用物干し」どんなアイテム?

    付属品がけっこうある

    キャンプ用物干し

    届いたアイテムを開封したら、いろいろと細かな付属品もセットになっていました。北欧風の木のイラストが可愛い収納袋と本体に、黒いロックビーズが12個、小さな金属製ピンチが12個

    キャンプ用物干し

    100均アイテムに比べると、金属製ピンチはかなり小さめ。また、ピンチ自体はロープを通っていないので、洗濯物を干す際にはロープごと挟むようです。

    ロープごと挟むことでピンチが固定されるので、ロープが斜めでも、洗濯物が中心に寄ってしまうことは無さそう。ですが、ちょっと厚手の生地は挟みづらいかも……?

    手のひらサイズでコンパクト!

    キャンプ用物干し

    そして肝心の本体は直径は約7.5cm、重さ142gとコンパクトかつ軽量な手のひらサイズ。

    キャンプ用物干し

    上下にはサイズの異なる大小の金属製カラビナと、使い道が謎なカブト虫の角のようなフックパーツが……。小さいカラビナの方を引っ張るとロープが出てくる構造になっています。

    全長8m!ロープはダイヤル巻取り式

    キャンプ用物干し

    このコンパクトな躯体に似合わず、ロープの全長はなんと約8mという頼もしさ! 木に巻き付ける分など考慮しても、6m幅のタープなども余裕で干せそうですね。

    キャンプ用物干し

    全部出し切ってしまっても、巻き取りはダイヤル式なので楽ちん。中心部のハンドルを起こしてクルクル回せば、絡まることなくスムーズに巻き取れます。

    あらゆる場所で洗濯物を干してみた!

    キャンプ場で木に干してみる

    STEP1|ロックビーズを通しておく

    キャンプ用物干し

    それでは早速、キャンプ場の木に巻き付けて、といきたいところですが、その前に、ハンガーの滑り止め用の「ロックビーズ」を、あらかじめロープに通しておく必要があります。

    ロープ先端は小さい方のカラビナの穴に結び付けられているので、これを解いて……。

    キャンプ用物干し

    解いたロープの先端から「ロックビーズ」を通します。「ロックビーズ」はスプリング式で、上部を指でギュッと押すと中心が空洞になり、離すと挟まって固定される構造

    金属ピンチと同じく好きな場所で固定できるので、ロープに傾斜があっても問題無さそう。

    STEP2|木にロープを固定する

    キャンプ用物干し

    ようやく木に巻き付けていきますよ。ロープの直径が約5mmと細いので、樹皮を傷付けないように、念の為タオルを巻いて養生を。

    その上から、小さなカラビナの付いたロープ先端側をクルッと一周させ、巻き付けたロープにカラビナを挟んで固定します。

    キャンプ用物干し

    お次は反対側の木。本体側のロープをクルリと巻き付け、十分テンションをかけたら……、

    キャンプ用物干し

    ここであの謎の、カブト虫の角ライクなフックパーツが活躍。これ以上ロープが伸びて出ないよう、このフックに巻き付けてロックします。

    キャンプ用物干し

    最後は、大きい方のカラビナをロープに挟んで固定すれば、設置作業完了!

    STEP3|いろいろ干してみる

    キャンプ用物干し

    ロープの色も背景もグリーンで分かりにくいので、ロープ部分を白線で強調してみました。2本の木の距離はおおそ6〜7mといったところ。

    キャンプ用物干し

    そして、早速ですがいろいろと干してみたのがこちら! 

    左側から、一般的なバスタオルサイズのCocoon「テリータオルライト L」、 「DDタープ4×4m」、「テリータオルライト L」、ラッシュガード(メンズM)ショートパンツ(メンズM)という並びです。

    これだけ干してもまだまだ全然余裕があり、心配していた金属製ピンチの小ささも特に気にならず。もっと厚手のアイテムを干すなら、別途大きめピンチを買い足せば事足りそうです。

    キャンプ用物干し

    そして、ラッシュガードだけハンガーを使ってみたのですが……。もうお気付きでしょうか? 実は右側のロープ固定位置を少し高くし、あえて傾斜をつけておりまして。

    「ロックビーズ」がい〜い仕事してくれましたよ。ロープが傾斜していても、任意の位置でしっかりハンガーをキャッチ!

    ただし、「ロックビーズ」にはそこまで高さがなく、強風で揺れが強い場合、ハンガーが「ロックビーズ」を乗り越えてしまう可能性はありそうです。

    車のラゲッジスペースでは…?

    キャンプ用物干し

    仕事柄、キャンプ場での撮影時など車中泊の機会も多い筆者。車内でもちょっとしたものを干せたらすごくありがたい……! と、愛車デリカD:5のラゲッジスペースで試してみました。

    向かって左側は標準装備のルーフフックがあったのですが、右側に引っ掛け場所が見当たらず。苦肉の策でS字フックを側壁のスキマに引っ掛けて固定。

    が、これは内装に傷が付く可能性もあるので、100均で買えるマグネットフックを使うのが正解ですね。ともあれ、かなりいろいろ干せるスペースが作れましたよ。

    室内干しや自宅バルコニーでも活躍!

    キャンプ用物干し

    連泊キャンプや旅行で洗濯物が大量に溜まると、普段の物干しスペースでは足りない場合も。そんなとき、筆者宅の臨時物干し場となるのが、ルーフバルコニーに面した窓のカーテンレール。

    身長約157cmの筆者にはかなり高く、なかなかツライ作業なのですが、「キャンプ用物干し」ならこの通り。カーテンタッセル用フックを利用すれば、ちょうど良い高さに干せました。

    キャンプ用物干し

    さらに、ベッドカバーなどの大物を洗って干すときなど、窓際にも干し切れない場合に利用するのが3Fのルーフバルコニー

    折りたたみ式物干し台などは2Fにあり、いつもは3Fまで運ぶのにひと苦労。ですが、「キャンプ用物干し」なら、両手に洗濯バスケットを抱えてもポケットに入れてサクッと携行できます。

    とにかくコンパクトかつ手軽に設置できるので、キャンプ場だけでなく、自宅や出張時のホテル、車中泊でも重宝しますね。

    気になったのはこんなところ

    自動ロック機構がないのが不便

    キャンプ用物干し

    実は、Amazonで購入する際、ロープを引き出したらメジャーのように「カチッ」と自動ロックされると思い込んでいた筆者。

    実際は自動ロック機構がなく、カブト虫の角のようなフックに巻き付けて手動でロックする必要があり、これが地味に不便でした。

    キャンプ用物干し

    木に固定する際に、うっかり落としてしまったときなど、その分全部ロープが出てしまうんです。戻すのももちろん手巻き。ここはせめて、自動ロック機構が欲しかったなあ……と。

    いちいち紐を解くのが面倒くさい

    キャンプ用物干し」
    キャンプ用物干し」

    もう1点気になったのが、とても気の利いた付属品であるハズの「ロックビーズ」の装着方法。というのも、ロックビーズを付けたままではロープを巻き取れず、毎回脱着する手間があるんです。

    しかもロープを中に通す構造なので、先端の小さなカラビナに結びつけたロープを、毎回解かねばならず……。

    キャンプ用物干し」

    こうなると、いっそ付けっぱなしにしておくのもアリかも。「ロックビーズ」が付いた部分は本体の外に出てしまいますが、クルッとまとめてしまえばそれほど嵩張りません。

    ロープの耐久性にやや不安が

    キャンプ用物干し」

    もう1つは、ロープ自体の耐久性について。幅約5mmのこのロープ、パラコードのように頑強に編み込まれて1本になっているタイプではないんです。

    外側のグリーンの部分は袋状のニット素材で、内側に何本もの白い繊維がまとまった構造のよう。先端部分はほんの2〜3mm程度、接着剤のようなもので固められているだけ。

    なので、カラビナから解くたび、この接着剤がポロッと取れてほつれそうな不安がつきまといます。外側のニット素材もかなり薄く、長期的な耐久性には疑問が残るところです。

    「キャンプ用物干し」で“干す場所探しの旅”に終止符を!

    キャンプ用物干し」

    耐久面など、気になるところもいくつかあったものの、コンパクトに絡まることなく収納でき、携行も設置もスムーズな「キャンプ用物干し」。

    1,899円(税込/Amazon)とおサイフにも優しいお値段なので、複数買いして、1つは車のダッシュボードに常備してキャンプ用、もう1つは出張や自宅用にと使い分けるのもアリ。

    あなたもこの「キャンプ用物干し」で、“干す場所探しの旅”に終止符を打ってみませんか?

      Caudblor キャンプ用物干し

      サイズ本体直径:約7.5cm
      ロープ最大長:8m
      重量142g
      材質カラビナ:合金
      ロープ:ナイロン
      ピンチ:ステンレス
      付属品ステンレスピンチ×12、ロックビーズ×12、収納袋

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