記事中画像撮影:筆者
いろいろ試して行き着いた「最強タオル」
いまや軽量・速乾タオルの代名詞となったマイクロファイバー素材のタオル。携行しやすいので、アウトドアシーンで使っている方も多いのでは?
筆者もキャンプや登山のたびに愛用していますが、基本的な使い方は「押し当てて吸水をさせる」というもので、普段家で使っているタオルのようには使えない弱点が。
コットンタオルと比べると肌あたりが好みじゃなかったり、ものによっては吸収力が物足りなかったり……。
キャンプ仲間ゴリ推しのタオルを使ってみた
そんなある日、キャンプ仲間から「シーツで有名なコクーンの〈テリータオルライト〉がいつものコットンタオルとほぼ同じ使い心地でめちゃくちゃいいよ」と激推しされ、いざ使ってみると、これが確かに本気でよかった……。
以来、お出かけには必ず持ち出すようになり、わが家の一軍タオルに昇格。そんなコクーンの「テリータオルライト」の推しポイントを詳しくご紹介します。
また、某通販サイトで人気の格安マイクロファイバータオルとも比較して違いを見つけたので、有能なコンパクトタオルをお探しの方はぜひご参考ください。
コクーン「テリータオルライト」の推しポイント6つ
1|身体を拭き取るのに十分なサイズ
筆者が購入したのは、120cm×60cmのLサイズ。これがいわゆるバスタオルに近い大きさで、身体を拭くなら一番使いやすいサイズかな、と思います。180cm超えの主人が使っても十分なサイズでした。
出典:Instagram by @aandfcountry_akishima
サイズ展開はS、M、L、XLで、好きな大きさを選べます。公式サイトによると「お風呂上がりに全身拭くのなら、男女問わずMサイズが人気。体に巻いて使いたい場合はLサイズ以上がオススメ」とのこと。こればかりは好みですね!
コクーン テリータオルライトL
サイズ | 120×60cm |
---|---|
重量 | 150g |
素材 | マイクロファイバー |
2|大判サイズだけど、コンパクトで軽い
収納するとタンブラーほどのコンパクトさになり、重さは収納ケース込みで約218gと軽量。持ち運びが苦にならないので、キャンプや水遊びはもちろん、荷物を増やしたくない登山やヨガへ行くときにも大活躍です。
3|起毛しているから肌あたりがいい
冒頭で「日頃使っているタオルとほぼ同じ使い心地」とお伝えしましたが、その理由は、マイクロファイバー素材の表面が起毛していて、ソフトな肌あたりになっているからです。
起毛は2mmくらいで、ほどよいボリューム感があります。
濡れた肌を拭くときも突っかかりがなく、コットンのバスタオルのようにサラッと拭き取ることができます。
一般的なマイクロファイバータオルは表面がフラット(起毛していない)なので、質感はまったくの別物。これは本当に使い心地がいいです。
4|タオルの重さの「7倍の水」を吸収できる
そしてもう一つ、テリータオルライトならではの優れている点が、吸収率の高さ。公式サイトによるとタオルの重さの7倍の水を吸収できるのだそう。
筆者愛用のLサイズはタオル本体の重さが150gなので、じつに1Lくらいの水分を吸収できる計算になります。ということで、実際に1Lの水を用意してテリータオルライトに吸わせてみると……
結果は、見ての通り。あっという間にぐんぐん吸水し、1Lをきっちり吸い上げる力がありました。つい「おお〜」と声が出てしまったくらい。最初は「え、この量これいける?」と半信半疑でしたが、しっかり吸い上げていました。
一度でこれだけの水を拭うことができるので、テントの結露や濡れたギアの水気を拭き取りたいときにもいいかも。しかも、手絞りだけでもある程度の吸収力が復活する(もう一度水気を拭き取れる)ので、乾かしきらなくても再び機能するところがこれまた便利!
5|乾きが早い
吸収力の高さに加え、乾くのが早いのも推したいポイント。先ほど1Lの水を吸わせたテリータオルライトを手絞りしてから干したところ、思いのほか早くドライなタッチに。
手絞りではなく、洗濯機の脱水後に干せば、もっともっと早く乾きます。
ループが付いているのもよくて、ちょっとしたフックに引っ掛けることもできます。しかもループは留め具で開閉ができるため、カラビナ要らず。
そして、タオルの真ん中にループを配置することで、地面につきにくい仕様になっているのもこだわりを感じます!
6|3,000円以下で買える良コスパ
拭き心地がよく、たくさんの水分を拭うことができて、大判サイズで乾きも早く、軽量コンパクト。これまでかというほど機能的なのに2,750円(税込)と良心的なお値段。これは色違いで家族分そろえたくなってくるな……。