コイツが手放せなくなってしまった…
皆さんは、キャンプでピロー、どうしていますか?
家のピローもそうですが、体に接する物なので合う合わないがあるし、しっくり来るものになかなか出会いないこともあります。
筆者の場合は、これまで3つのピローを渡り歩いてきました。しかし、3年前このピローと出会い、私の後頭部はようやく安住の地に辿り着いたのです。
そのピローこそ、今回紹介するBANALE(バナーレ)の「オムニピロー」です。
バナーレはイタリアのトラベル用品メーカー。このオムニピローはクラウドファンディングで販売を開始して以来、今も売れ続けている同ブランドのヒット商品です。
「オムニピロー」の特徴は?
意外に少ない!フル低反発素材
筆者がこのピローを選んだ理由のひとつが素材です。「オムニピロー」には、高級寝具に使用される、低反発素材が使用されており、もちもちの感触。
このピローに出会うまでは、エア注入式のものや、細かいスポンジが入ったものなど、いろいろなものを試してきましたが、どれもしっくりきませんでした。
家のピローが低反発素材だったこともあり、これなら合うかもと思い思い切って買ったら、これが正解だったのです。
コンパクトに収納できる
収納すると直径14cmほどのボール状になるのも便利。約355gと大きめのグレープフルーツぐらいの大きさと重さです。
タグの部分はスナップボタンになっていて、キャリーケースの持ち手などにぶら下げられるようになっているもの気が利くポイント。
しかも、収納状態だと防水性のある素材に覆われるので、ピローの濡れを防げるようになっています。
旅行・アウトドア・家でも便利な「3通りの使い道」が!
さらに、このピローの最大の特徴は、3つの使い方ができる斬新な作りにあります。汎用性の高さも、「オムニピロー」が推しピローになったポイントです。
1|広々サイズの「ピロー」形態
まずは「オムニピロー」の基本の形態。フラットな形状でサイズは約5×26×49cm。低めの高さが好みの方は、この形態がフィットしやすいです。
起きている時は、チェアの座面に敷いてクッションとしても使えます。ちなみにカバーは外して洗えるので衛生的。
2|厚みをもたせた「ダブルピロー」形態
2つ目の使い方は、ピローに高さを出したい方におすすめ。オムニピローの2カ所の角にはゴムバンドが配置されており、ピローを二つ折りにしてバンドで留めることで、ダブルピロー形態になります。
高さが約10cmになるので、よりフカフカの使い心地に。
ダブルピローは腕を通して使うと、腕枕にもなります。仕事や作業の合間にちょっとだけ仮眠を取るときに重宝。
ダブル状態にすると面積が狭くなりますが、シュラフと合わせて使うなら、問題ありません。
シュラフのフード部分に入れておけば、寝ている間に頭がピローから落ちてしまうことも防げます。
3|移動時にもおすすめ!「ネックピロー」形態
さらに「オムニピロー」は半分にして左右のポケットに端の部分を仕舞い込むと、ネックピローにもなります。
電車やバス、飛行機での旅行の際はもちろん、ピローが下にずれがちなハンモック寝での使用もおすすめです。首のバックルは長さの調節もできます。
この3WAYのおかげで使用シーンを選ばず一日中使い倒せる点が、手放せなくなる理由です。
一体型で簡単収納できるぞ!
出典:楽天
使用時サイズから考えると、かなりコンパクトになる「オムニピロー」。
収納方法は、ネックピローの状態から、本体に付いている外側のポケットにピロー全体を収めて、ポケットを裏返すだけ。
ポケットの素材は伸縮性に優れているので、力を入れなくても簡単に収納できます。
結論、この枕は「低反発派な人」におすすめしたい!
ここまで「オムニピロー」の紹介をしてきましたが、ピローなので当然、合う合わないがあります。このピローの特徴からして、おすすめしたいのはこんな方です。
・低反発素材のピローが好みの方
・5〜10cmの高さのピローが好みの方
高さと感触については、タオルを組み合わせるなどして調整が効くポイントです。なので、低反発素材が合うかどうかが、一番大事なポイントになってきます。
あと、エア式のピローに比べると寝心地は良いですが、重さと質量があるので、UL派の方には不向きです。
理想のピロー探し。まずは自分の好みを探ろう
チェアや、マット、コットもそうですが、体に接している時間が長いアイテムは、キャンプの快適さに直結します。
まずは、タオルでシュミレーションしたり、ショップの寝具コーナーでピローを試したりして、自分に合った、素材感と形状、高さを見つけましょう!