アイキャッチ画像出典:A&Fカントリー
トライポッドがあると何が便利?
キャンプで焚き火料理をする際に役立つトライポッド。鍋やケトルなどを吊るすアイテム全般がトライポッドと呼称されていますが、厳密には4本脚のものはクワトロポッドと呼び、3本脚のものをトライポッドと呼びます。
テント、寝袋などのようにないとキャンプが成り立たないアイテムではないですが、あるとキャンプが格段に快適になるアイテム。ぜひその魅力を知り、手に入れてくださいね!
定番!焚き火料理でキャンプの雰囲気UP
ランタンや蚊取り線香を吊るすのにも◎
トライポッドを選ぶときのポイント
トライポッドは組み立て方、耐荷重、素材などの異なるモデルが数多く販売されています。自分の重視するポイントや好みなどに合ったモデルをチョイスしましょう。
①組み立て:簡単・コンパクトなものがおすすめ!
組み立てが簡単でコンパクトに収納できるモデルがおすすめ。キャンプではテント、タープ、テーブルなどさまざまなアイテムを組み立てる必要があります。トライポッドのような必要不可欠ではないけれど、あると便利なアイテムはできる限り素早く組み立てられるものを選ぶと負担が減りますよ。
トライポッドには大きくわけて開閉式とネジ式があります。開閉式は脚を広げるだけで設営できる点がメリットですが、脚を短くできないので場所を取り、長さ調節ができない点には注意が必要です。
ネジ式は脚をコンパクトに収納でき、長さを柔軟に変えられる点が魅力。開閉式に比べるとネジで止める必要があるぶん組み立てに時間がかかります。重視するポイントに合ったモデルを選びましょう。
②耐荷重:焚き火料理をするなら要チェック!
焚き火料理に使用する場合は耐荷重に注目。煮込み料理などにぴったりのダッチオーブンは5kg以上の重たいものが多く、華奢なトライポッドでは安定感に不安があります。自分の使いたい調理器具を余裕を持って使用できる耐荷重のモデルを選びましょう。
なかには耐荷重が200kgを超えるようなタフなトライポッドも販売されているので要チェックです。
クワトロポッド(4本脚)の方が安定感UP
安定感を重視する場合は、3本脚のトライポッドよりも4本脚のクワトロポッドのほうがおすすめ。トライポッドに比べてどっしりとした重さがあり、4本脚で支えられるので、安全に使用できますよ。
ただし、トライポッドに比べて重たく、場所を取る点には注意が必要。使う調理器具によっては3本脚のトライポッドでも問題ないので、オーバースペックにならないよう注意して選びましょう。
③素材の特徴:重さか丈夫さか、優先順位を決めよう
トライポッドには主に鋳鉄製、スチール製、ステンレス製、アルミ製のモデルがあります。それぞれのメリットやデメリットは以下のとおり。自分に合ったモデルを選んで、長く使い続けてくださいね。
モデル | 鋳鉄製 | スチール製 | ステンレス製 | アルミ製 |
メリット | 安定感がある 丈夫で長持ちする | リーズナブルに購入できる | 錆に強い | リーズナブル 軽い |
デメリット | 重たく、場所を取る | 錆びやすい | 高価 | 他素材よりも耐久性が低い |
トライポッドの人気おすすめランキング!
出典:CAPTAIN STAG
今回はAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトを参考に、編集部が独自でおすすめアイテムをランキング化しました。ぜひ参考にしてみてくださいね!
キャプテンスタッグ トライン 焚き火三脚
展開時サイズ(cm) | 70×60×143.5 |
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収納時サイズ(cm) | 15×6×82 |
重量(g) | 2,400 |
素材 | 鉄 |
耐荷重(kg) | 20 |
付属品 | - |
シンプルで頑丈なモデル。耐荷重は20kgと必要十分
おすすめポイント
●耐荷重20kgのモデル。大人数分の煮込み料理も作れる
●2.4kgと重さがあり、倒れる心配がない
●鉄製モデルで耐久性が高い
コールマン ファイアープレイススタンド
展開時サイズ(cm) | 78×78×140 |
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収納時サイズ(cm) | 13×13×58 |
重量(g) | 3,200 |
素材 | スチール |
耐荷重(kg) | 20 |
付属品 | チェーン、ぺグ、収納バッグ |
安定感重視の人にオススメのモデル。ファイヤープレーステーブルの導入も要検討
おすすめポイント
●安定感の高い4本脚モデル
●別売りのファイヤープレーステーブルを併用して囲炉裏のように使える
●地面にペグダウン可能。風のある日も安心
DOD ライダーズファイアクレードル
展開時サイズ(cm) | 68×55×108 |
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収納時サイズ(cm) | 6×6×29 |
重量(g) | 717 |
素材 | アルミ、ステンレス |
耐荷重(kg) | 8 |
付属品 | 収納バッグ |
荷物をコンパクトにまとめたい場合にうってつけ。軽量コンパクトに収納できる
おすすめポイント
●耐熱メッシュ付きで焚火台としても使用可能
●直径6×長さ29cmとコンパクトに収納できる
●重量717gと軽く、ツーリングキャンプにぴったり
CAMPINGMOON トライポッドL
展開時サイズ(cm) | 67.5×67.5×105 |
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収納時サイズ(cm) | 6×4×40 |
重量(g) | 620 |
素材 | アルミ、ステンレス |
耐荷重(kg) | 15 |
付属品 | 収納バッグ |
キャンプ初心者にぴったりのリーズナブルモデル。おしゃれな収納袋が付属するのもうれしいポイント
おすすめポイント
●3,000円以下とリーズナブルに購入できる
●耐荷重が15kgあり、重たい調理器具も使える
●キャンバス製の収納袋が付属
ONOE ハンディトライポッド
展開時サイズ(cm) | 74×138 |
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収納時サイズ(cm) | 9×9×50.5 |
重量(g) | 2,500 |
素材 | - |
耐荷重(kg) | - |
付属品 | 収納バッグ |
無骨なサイトにマッチするデザイン。ずっしり重く、安定感がある
おすすめポイント
●ブラック塗装が施されていて無骨な印象
●重量が2.5kgあり、安定感がある
●高さ50.5cmとコンパクトに収納できる
ムラコ AFRICAN EAGLE TRIPOD
展開時サイズ(cm) | 65×65×120 |
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収納時サイズ(cm) | 5.5×5.5×53 |
重量(g) | 620 |
素材 | A2017ジュラルミン |
耐荷重(kg) | - |
付属品 | - |
都会的でおしゃれなトライポッド。重たい調理器具にも対応可能
おすすめポイント
●スタイリッシュで都会的なモデル
●耐荷重12kgあり、重たいダッチオーブンも使用できる
●620gと軽量で、持ち運びも楽
バンドック 焚き火トライポッド
展開時サイズ(cm) | 90×75×135 |
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収納時サイズ(cm) | 12×4×54 |
重量(g) | 1,800 |
素材 | ステンレス鋼 |
耐荷重(kg) | 30 |
付属品 | 収納バッグ |
シンプルで飽きのこないデザイン。ペグで固定でき、風のある日でも安心
おすすめポイント
●ペグ固定式で倒れる心配がない
●耐荷重は30kg。安定感が高い
●収納ケース付きで持ち運びやすい
ソロストーブ トライポッド
展開時サイズ(cm) | 110 |
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収納時サイズ(cm) | - |
重量(g) | 538 |
素材 | ステンレススチール |
耐荷重(kg) | - |
付属品 | 収納バッグ |
ソロキャンプにも適したモデル。軽量で持ち運びも苦にならない
おすすめポイント
●ステンレス製のスタイリッシュなモデル
●重さ538gと軽量で持ち運びやすい
●ソロキャンプにもぴったりのサイズ感
ロゴス クワトロポッド
展開時サイズ(cm) | 70×70×133.5 |
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収納時サイズ(cm) | 14×53×9 |
重量(g) | 4,200 |
素材 | スチール |
耐荷重(kg) | 200 |
付属品 | 収納バッグ |
耐荷重200kgの頑丈なモデル。マットブラック塗装も渋い
おすすめポイント
●マットブラックのシックな風合いがおしゃれ
●耐荷重はなんと200kg。どんなものでも吊るせる
●囲炉裏テーブルと組み合わせた囲炉裏スタイルもおすすめ
ロッジ トライポッド
展開時サイズ(cm) | 110 |
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収納時サイズ(cm) | - |
重量(g) | 3,740 |
素材 | - |
耐荷重(kg) | - |
付属品 | - |
ブラック塗装に惹かれるワイルドな印象のモデル。耐久性重視の人にもぴったり
おすすめポイント
●鉄製の頑丈なモデル
●重量4kgとずっしり感があり、安定している
●男臭いブラック塗装がかっこいい
チャムス ブービートライポッド
展開時サイズ(cm) | 83×83×117 |
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収納時サイズ(cm) | - |
重量(g) | 2,900 |
素材 | 鋳鉄 |
耐荷重(kg) | 20 |
付属品 | - |
ブービーバードロゴがかわいいモデル。組み立ても簡単
おすすめポイント
●7段階に高さ調整可能。火力調整しやすい
●トップのブービーバードロゴがかわいい
●3本の脚を金具に差し込むだけで組み立てられる
MRG ミニトライポッド
展開時サイズ(cm) | 58×80 |
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収納時サイズ(cm) | 7×4×34 |
重量(g) | 470 |
素材 | アルミ合金 |
耐荷重(kg) | 25 |
付属品 | 収納バッグ |
リーズナブルな価格がうれしいモデル。コンパクトでソロキャンプにもうってつけ
おすすめポイント
●1,000円台で購入できる価格設定が魅力
●7×34cmとコンパクトに収納可能
●高さ約80×幅約58cmとちょうどよいサイズ感。サイトで邪魔にならない
UJack 焚火三脚
展開時サイズ(cm) | 90×140 |
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収納時サイズ(cm) | 30×5×60 |
重量(g) | 3,800 |
素材 | ステンレス |
耐荷重(kg) | 20 |
付属品 | 収納バッグ |
とにかく安く購入したい人にオススメ。トレー付きで使い勝手も良好
おすすめポイント
●1,000円以下で購入可能
●トレーが付属。吊るせないシェラカップやクッカー類も使える
●耐荷重は20kg。ダッチオーブンも問題なく使える
みんなのトライポッド活用例
トライポッドにはさまさまな使い方があります。ユーザーの魅力的な使い方を参考に自分なりの使い方を模索してくださいね!
トライポッド×ケトルの王道の使い方
トライポッドにケトルを吊るしてお湯を沸かす王道の使用方法。ただお湯を沸かしているだけなのに雰囲気があり、とても絵になりますよね。炎の揺らぎ、沸騰するお湯の音を楽しみながらコーヒー豆を挽く時間は優雅そのもの。格別のコーヒータイムを楽しんでくださいね。
トライポッドを使って田舎鍋を囲む
トライポッドといえばダッチオーブンとの組み合わせが王道ですが、田舎鍋を使うのも雰囲気があります。けんちん汁、芋煮、きりたんぽ鍋などいつものキャンプ飯とは一味違う料理を囲んで気の置けない仲間と団欒を楽しんでみては? 冬キャンプの新しい楽しみ方が広がること間違いなしです!
ランタンスタンド代わりに使うのもひとつの方法
焚き火料理だけでなく、ランタンスタンドとして使用するのもおすすめの使用方法。安定感があり、高い位置から周囲を広範囲に照らせます。やわらかい明かりに照らされたサイトでゆっくりした時間を過ごしてくださいね。
木の枝で即席トライポッドが自作できる!?
実は、木の枝を使って即席のトライポッドを作ることも可能。3本の長さや太さの近い木の枝を麻紐などで結ぶだけでできますよ。
ただし、既製品のように耐荷重や安定感のテストはされていないので、実際に調理器具を吊るす際は安定感をしっかり確認しておきましょう。太くて折れない枝を探すのが肝になります。
また、より簡単にトライポッドを作れるアイテムも販売されています。穴に枝を通してチェーンを垂らすだけで完成。耐久性や安定感は既製品に劣りますが、ワイルドな見た目でキャンプ上級者になった気分になれます。少しでも興味がある場合はまずは試してみましょう!
トライポッドリング
サイズ(cm) | 孔径:2.8/長さ:8.5 |
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重量(g) | 92 |
素材 | ステンレス |
簡単にブッシュクラフト体験ができるアイテム。キャンプの楽しみ方が広がる
おすすめポイント
●ステンレス製で耐食性、耐久性が高い
●コンパクトで持ち運びの邪魔にならない
●簡易的にブッシュクラフト体験ができる
▼トライポッドリングについて紹介している記事はこちら
雰囲気と使い勝手を兼ね備えたトライポッド。ぐっと上級者に近づいた気分に
使うだけでサイトの雰囲気がよくなり、焚き火料理もしやすくなるトライポッド。テントやテーブルなどのキャンプの必須アイテムをそろえたら、ぜひ次に手に入れてほしいアイテムです。素材や耐荷重などを確認して自分の使い方にマッチしたものを選びましょう。
ランタンを吊るしたり、蚊取り線香を吊るしたりトライポッドの魅力を最大限に活かせる自分なりの使い方を探してみてくださいね。
トライポッドに関するこちらの記事もおすすめ
▼トライポッドを比較した記事はこちら
▼おすすめの囲炉裏テーブルを紹介している記事はこちら
▼おすすめのダッチオーブンを紹介している記事はこちら
▼焚き火台で作れる料理を紹介している記事はこちら
トライポッドの売れ筋ランキング
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングにおけるトライポッドの人気売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認できます!
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