ワークマンからファミリー用3ルームテントを入手
2022年春からキャンプ用品に本格参入し、大きな話題になったワークマン。
キャンプというと一般的にはテントとタープのイメージが強いですよね。ですが、筆者の肌感だと、最近ではタープを立てずに2ルームテントで過ごすキャンパーが増えてきている印象があります。
ワークマンの2ルームテントは以前の記事でご紹介しましたが、なんと3ルームテント「耐久撥水3ルームシェルター 4人用テント」もあるんです。
まずはスペックをチェック!
こちらは4人用のスリールームテント。ワークマンは他にも4人用テントを販売しています。それと比べて、本体、収納サイズともに一回り以上大きいのは、大人4人が眠れるスペースを確保しながらリビングを備えているから。
重量も15kgあるので、持ち上げたときにズッシリ感があります。オートキャンプ場ならいいですが、駐車場からサイトが離れていると運ぶのが大変そう。
ちなみにこれだけ重量が重いのはスチールペグやグラスファイバーポールが重いからでしょう。
重さを図ってみたところ、ポールは3,758g。ペグは1本あたり104gで50本付属されるので5,200g。ポールとペグだけで8,958gなので半分以上を占めていることになります。
設営してわかったポイント10こ
その1. 大型シェルターとして使える
中央にリビングスペースを備え、両側にインナーテントを吊り下げる形なので、大型のシェルターとしても使うことができます。
本体サイズは長さ500×幅245×高さ200cmなので、ハイテーブルとハイチェアを4脚おいてみましたが、スペースは余裕がありました。
大人6人~8人ぐらいは快適に過ごせそうです。雨が降ってしまった際にも重宝しそうです。
その2. インナーテントは左右それぞれ2人用
両側のインナーテントはそれぞれ2人用になります。実際に寝袋を敷いたり、横になったりしてみましたが大人2人がギリギリ入れるぐらいのスペースです。
大人1人と子ども2人なら入ると思いますが、寝返りが激しい子どもだと窮屈に感じてしまうでしょう。
その3. シェルターとして使う場合は通気性抜群
入り口は、左右2か所でフルメッシュにすることができます。また、前後にも大型のベンチレーションを備えているので、通気性は抜群です。
その4. スカートは収納可能
スカート付きなので冷気や雨を防いでくれますが、Dリングでロールアップできるので、気候に応じて調整が可能です。
その5. 耐水圧と撥水性に優れている
フライシートの耐水圧は2000mm、フロアシートは3000mmです。
フライシートはUPF50+と撥水処理も施されています。水が染み込みにくいので撤営時に乾かしやすいのは嬉しいポイントです。
また浸水しやすい縫い目部分は、シームテープでしっかり補強されていました。
その6. 反射材付きのガイロープ
大型のシェルターなのでガイロープは全部で10か所ありますが、すべて反射材がついており、ライトの光を反射するので躓くのを防ぎます。
また自在金具はアルミ製でしっかりテンションをかけることができました。
その7. ごつめのスチールペグ
重量の原因にもなっていますが、ごつめのスチールペグが付属されているので、設営する場所に限らずペグダウンが可能でしょう。
ただやっぱり重いので、ペグとハンマーは別のバッグに入れても良いかもしれません。
ワークマンのパラフィン帆布スクエアショルダーあたりがピッタリでしょう。お値段も980円とお手頃です。
その8. キャノピーを使うことで開放感がアップ
キャノピー用のポールが1セット付属されているので、左右どちらかの入り口を開放することができます。
ポールは金属製で太さもあるので、しっかりとテンションをかけても、しなることがなく頼りになります。
その9. 目印がわかりやすく設営しやすい
大型のテントは設営が不安な方もいると思いますが、わかりやすい説明書が付属されており、万が一紛失や忘れてしまったとしてもワークマンのホームページでPDFをダウンロードできます。
二人で設営する場合には一人は説明書、もう一人はスマホでPDFを確認しながら進めてもいいかもしれません。
また設営の際は、テントとポールに赤い目印があるので間違いにくいのも嬉しいポイントです。例えば、端が赤いポールは色を合わせてスリーブに差し込めばOK。
インナーテントをつるす際にも、天井位置はオレンジ色のリングにオレンジのフックをかければいいので、間違えることがありません。
その10. リビングシート付属でお座敷スタイルにも対応
リビングスペース用にシートが付属されているので、ローテーブルだけおいてお座敷スタイルにすることも可能です。
ただ、下が砂利の場合にはマットを敷かないと痛いので、ワークマンのアウトドアマットレスを使っても良いでしょう。
お値段は1900円ですが、厚みがありクッション性が良いのでどのような地面でも問題ありません。
ツッコミどころもあります
実際に設営してみて「いいじゃんこれ!」と思ったのですが、ツッコミどころも結構あります。