いろいろあるカセットコンロ、何となく選んでいませんか?
さまざまな機能やデザインがあるカセットコンロ。焼き肉やたこ焼きができる機種や、アウトドアにぴったりな高火力タイプ、またカセットコンロでホットプレートが使えるものまで種類豊富です。
選ぶ際の注目ポイントはこの5つ!
数あるモデルから最適なカセットコンロを買うには、自分の目的や使い方に合ったものを選ぶことが重要です。
この記事ではカセットコンロの選び方とおすすめアイテムをご紹介! 初めて買う方はもちろん、二台目や買い替えを検討している方もぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事で紹介するカセットコンロ
どのジャンルが一番使う頻度が一番高そうか? 二台目に欲しいのはどのタイプ? など各カテゴリーから検討してみてくださいね。
数あるタイプから最適なモデルを見つけたい! という方のために、まずは選び方から解説していきます。
カセットコンロの選び方は?
① 家とアウトドア、どちらがメインか
カセットコンロは家庭用とアウトドア用があり、じつはそれぞれで特徴が異なります。購入する際はどちらでの使用頻度が多いかを考えて選びましょう。
家で使う際は、燃費が良いエコタイプを選んだり家族で長時間食事を楽しめるようにトロ火調理による保温ができるものがオススメです。
一方アウトドア用なら、風防がついている機種や火力が強いもの、また携帯ケースが付属している商品が良いでしょう。ダッチオーブンや寸胴鍋を使用する場合は、それを載せられる耐荷重があるかなどの確認も必要です。
② 燃焼継続時間はどれくらい?
一般的なカセットコンロの燃焼継続時間は1時間前後といわれていますが、長ければ長いほどボンベを付け替える手間も省けるので、できればそれ以上のものを選びたいところ。
とくにアウトドアでは、持参するカセットボンベ缶の本数が少ない方が荷物を減らせますね。製品の中には3〜4時間連続で使用できるロングタイプもあり、燃料面でお財布にも優しいのでオススメです。
自宅でカセットコンロを使う場合、電気式(IH)とはどちらがいいの?と考える方もいらっしゃるはず。メリットデメリットは以下のとおり。
メリット | デメリット | |
カセットコンロ | ほとんど全ての調理器具を 使うことができる | 燃料がなくなったら ガスボンベを交換する必要がある |
電気式(IH) | 電気がある限り使える 燃焼時間を気にしなくていい | 調理器具はIH対応で なければならない |
燃焼時間を考えると電気式(IH)は電気の続く限り無限に使うことができます。またカセットガスを常備する必要がなく、カセットガスを買うコストを考えるとコスパも◯。ただし調理器具はIH対応のものしか使うことができず、電気がなくては使うことができません。
「家でしか使わない」「コスパがいいものを使いたい」と考えてカセットコンロを選ぶなら電気式(IH)の方がいいかもしれません。
③ 火力調節はしやすい?
火力調節がしやすいかどうかは、料理の幅を広げる上で重要なポイント。火力が強いと料理が美味しくでき、大きい鍋でもすぐに温められますね。
カセットコンロにどれくらいの火力があれば快適に調理できるかという目安を知るために、家庭用ガスコンロの火力をチェックしてみましょう。※単位は熱量=kcal/h(kW)
家庭用の一般的なガスコンロが約2,500kcal/h(2.9kW)なので、それ以上の火力のカセットコンロを使用すれば、風が影響する屋外でもしっかり活躍してくれそうですね。
さらに、家庭用高火力コンロと同等の約3,600kcal/h(4.18kW)であれば1L程度のお湯は数分で沸き、ホームパーティーやアウトドアでも長い時間待つことなく食事を楽しめます。
ただし、火力は単純に熱量のみでなく調理器具や火の当たる角度なども関係することと、強火だとガスを消費しやすいので要注意。となるとオススメはやはりトロ火機能付きで、燃費が良く鍋や鉄板を保温しながら食事ができます。
④ 使う鍋のサイズに合っているか?
実用面ではサイズを考えることも大切。一人暮らしや防災用は約30×30cmサイズが一般的で、ワンルームでも収納には困りません。また、約50×30cmサイズは家族や仲間などと大人数で鍋を囲むのに適した大きめのサイズです。
また、鍋に対して五徳のサイズが小さいと乗せられないことも。推奨サイズ以上の鍋やプレートを乗せることはボンベ破裂などの危険があるので、絶対にNGです。
⑤ 最も重要!安全機能
用途に関わらず、カセットコンロを使う上では安全機能に注目を。各メーカーからは、安心して使えるよう下記のような機能を搭載した商品が多く販売されています。
圧力感知安全装置 | ボンベが過熱されて内部圧力が上がると、 自動的にボンベが外れる |
容器装着安全装置 | つまみが「消」に戻っていないと ボンベがセットできない |
容器受口加圧式機構 | ボンベを接続する受け口部分を密閉して 気密性や安全性を高める |
カセットコンロの事故はその多くがボンベの破裂やガス漏れが原因。ボンベの過熱を防いだり、装着時にガスが漏れない機能を備えた機種など、安全に配慮されたモデルを選ぶと安心ですね。
さて、ここからはおすすめのカセットコンロをご紹介します!
カセットコンロおすすめ25選
手軽に使える!ホームユースのおすすめ
イワタニ カセットフー 達人スリムIII CB-SS-50
▼イワタニのカセットコンロについて詳しくはこちら!
アイシステムネットワーク アイ・コンロ ZA-8M
ニチネン マイコンロ・ブレイズ KC-338A
無印 カセットこんろ・ミニ MJ‐JR
サイズ | 243×191×90mm |
重量 | 約1.0kg(カセットガスは含まず) |
ガス消費量 | ガス消費量:130g/h |
ニトリ 省エネカセットコンロ CY-10 PU
風にも強い!アウトドアユースのおすすめ
イワタニ タフまる CB-ODX-1
イワタニ タフまるJr CB-ODX-JR
▼タフまるJrについて詳しくはこちら!
イワタニ ボープラス CB-AH-41F
イワタニ 風まるII CB-KZ2
イワタニ テーブルトップBBQこんろ CB-TBG-2
イワタニ カセットフー マーベラスⅡCB-MVS-2
▼マーベラスⅡについて詳しくはこちら!
イワタニ フォアウィンズ ラックス キャンプ ストーブ FW-LS01
▼ラックスキャンプストーブについて詳しくはこちら!
焼肉・焼き鳥がお店気分で楽しめちゃう!
イワタニ スモークレス焼肉グリルやきまる2 CB-SLG-2
イワタニ 炉ばた焼器 炙りや CB-ABR-1
▼炙りやについて詳しくはこちら!
ニチネン 遠赤無煙グリル UFO-S CCM-102
ニチネン ジュージューボーイII KC-111
東洋 極少煙セラロースタープレミアム鉄板焼き TOYO-PT
テンション上がるおしゃれタイプ
センゴクアラジン プチパン SAG-RS21B
▼プチパンについて詳しくはこちら!
センゴクアラジン ヒバリン SAG-HB01
コベア キューブ TABLE TOP STOVE KGR-1503
ソト フューチャーフォックス ST-330
一台何役!?マルチタイプ
センゴクアラジン グラパン SAG-CP21
イワタニ 焼き上手さんα CB-GHP-A
▼焼き上手さんαについて詳しくはこちら!
イワタニ マルチスモークレスグリル CB-MSG-1
イワタニ スーパー炎たこ CB-ETK-1
火を点ける前に!安全に使うためのポイントは?
カセットコンロを買ったら、使う前に覚えておきたいのが正しい使い方。家でもアウトドアでも安全に使える灯、しっかりチェックしておきましょう!
事故なくカセットコンロ使うための注意事項
カセットボンベは本体と同じメーカーを選ぼう
カセットボンベはどれも同じように見えるかもしれませんが、じつは各メーカーごとに微妙な寸法の違いがあります。サイズが合わないとガス漏れや火災の原因になるので、カセットコンロと同じメーカーのボンベの使うようにしましょう。
火事を誘発しないよう使用環境に配慮しよう
暖房機やガスコンロなど、火気の近くでの使用はボンベが過熱し危険なので注意が必要。また、燃えそうなものを近くに置かないことも大切で、壁や可燃物からは15cm以上離して使用しましょう。
コンロや網の上に木炭や練炭を置いての使用や、セラミック付きの魚焼き器など蓄熱性のある調理器具の使用などは、ボンベが熱せられて爆発の恐れもあります。
コンロ同士と隣り合わせたり、2口コンロにまたがせたりして1枚の大きな鉄板を使うのも、装置が耐熱温度以上に上がり危険なのでNGです。
カセットコンロ・ボンベは適切に廃棄しよう
カセットコンロやカセットボンベを捨てる場合は、市町村のゴミ捨ての指示に従いましょう。ちなみに、まだ使用できそうであっても寿命が来たら廃棄するのが◎。特に、コンロのガス漏れを防ぐOリングと呼ばれるゴムパッキンは時間が経過すると劣化し、ガス漏れの原因になるため危険です。
ボンベも寿命が切れたものやサビや変形があるものは使用せず、ガス抜きをしてからルールに沿って処分を。ガスが残ったまま捨てるとゴミ収集車の中でガスが漏れて火災を引き起こしたり、焼却炉の中で爆発するなど大事故に繋がる場合ので必ず空にしてから捨てましょう。
カセットコンロで美味しい料理を作ろう!
料理のバリエーションが増えたり大人数でワイワイ鍋を囲んだりと、一台あるととても便利なカセットコンロ。ぜひお気に入りの1台を見つけて、アウトドアでも家でも食事を楽しんでくださいね!