気になる軽量チェアを発見!
税込110円の商品のみならず、キャンプ関連商品がお手頃価格で手に入るダイソー。なかでもキャンプファニチャーは、その日限りの間に合わせではなく“使えるもの”が多数リリースされています。
そんなファニチャーに気になる存在を発見! 店舗をパトロールしていて見つけたこちらの「3ポールチェア」です。収納状態のスマートさが目を引きました。お値段は330円。
実際に座って使い心地を検証!
同じく全身ブラックカラーの「コンパクトチェア」(写真右)もついつい購入。
今回は、ダイソーチェアの座り心地をテスト。サイズ感や重量もしっかり検証しましたよ! 活用次第でチェア以外の使い道もできたので、その様子をご紹介します。
①シンプルな収束型「コンパクトチェア」の座り心地は?
ローテーブルと相性の良いサイズ
コンパクトチェアの座面高は、約28cmと低めの設定。参考値として、キャンプチェアの定番ヘリノックス社の「チェアワン 」は、座面高35cmです。その低さがイメージできたかと思います。
背もたれの高さは約58cm、椅子幅は約35cm、奥行きは約30cm(すべて実測値)でした。全体的に小ぶりな可愛らしいサイズです。
フレームはスチールに堅牢なエポキシ塗装が為され、座面ファブリックはしっかりとした厚手のポリエステル製。
ご自身の体重チェックを!耐荷重は70kgです
小型のチェアですが、成人男性が座ってもお尻がはみ出ることはありません。背中もしっかり支えられている感触です。耐荷重は70kgと大柄な方は注意が必要!
重量は1kg以下!ストラップ付きの収納ケースで持ち運びもラク
幅広のストラップ付き収納ケースは、肩に掛けて持ち運べるので便利。本体重量は940gと1kgを切る軽さなので、近所の公園にも持っていきやすいサイズ感ですね。
試しに愛用品のローテーブルと一緒に使ってみた
愛用のミニテーブルは高さ34cm。座面高28cmのチェアと相性もぴったり。
スノーピーク「焚火台M」を前に
こちらは、いつもキャンプに持っていくスノーピークの「焚火台M 」と使ってみた様子。適度に沈み込み込み、重心が後部にかかることで倒れる心配もなし。実際に座り、座面の高さの割には立ち座りがラクな印象を受けました。
座面の低さ的にも薪をくべたり、火の世話などの作業を挟みながら座るのにちょうどいい感じです。
さてお次は、さらに小型の「3ポールチェア」に座ってみましょう。
②3本脚で支える「3ポールチェア」の座り心地は?
「3ポールチェア」は、その名の通り3本のスチール製ポールで支えられる構造。ポールの太さは1.9cmあり、がっちりした作りです。座面は厚手ポリエステル製。
広げたときの座面高は約40cm、座面の幅と奥行は約31cmあります。
収納ケース付き!ですが、そのまま本体のみでも持ち運び◎
たたむと長さ約49cmに。ポリエステル製の収納袋も付属します。
ただご覧の通り、本体自体に長さ調節できるバックル付きのショルダーベルトが付属します。
座面部分をまとめる面ファスナーも付いているので、生地がもたつかずスマートに1本の棒状にできますよ。
収納ケースに入れずとも持ち運びできるので、フェスなどでパパッと場所を移動するときに便利ですね!
重量500g以下と携行性上々
本体重量は445g。前述した「コンパクトチェア」の約半分という軽さ。
こちらも耐荷重は70kgです。
座っているときの安定感は?
撮影していると……おっと! 脚が地面にめり込んでバランスを崩し、コーヒーをこぼしそうになってしまいました。
3本脚のため、安定感は前述のチェアに軍配が上がります。「3ポールチェア」は、背もたれもないため身体を預けてくつろぐ座り方というよりは、料理などの作業中に「ちょい座り」する用途に向いています。
焚き火台の前では……
座面高40cmは、ミドル〜ハイタイプの焚火台の前で暖を取るのにちょうどいい高さでした。
③ちなみにこんなスツールも発見「折りたたみ椅子」
ダイソー店内を廻るうち、ハードタイプのスツールとして使えそうな「折りたたみ椅子」を見つけました。価格は税込550円、フラットにたためて、形状もシンプル。
使い道が広そうだったので、こちらも2脚購入。素材は丈夫なポリプロピレン、座面はTPR(熱可塑性ゴム)製です。
重量は1脚1,230g。パタッと畳むと持ち運びしやすい取っ手が中央に出現します。
サイズをチェック
広げたときの座面高は約39cm、座面の幅は約38cm、座面奥行は約22cm。この高さなら座りやすく、また、座面が平らなのでテーブル代わりにもちょうどよさそうです。
ちなみに耐荷重は約80kgありますが、踏み台として上に立つ使い方はしないでくださいとの注意書きが記されていました。
厚み4cmに畳めるので、車への積載時に場所をとらない
たたむと、一番厚いところでわずか4cm。これなら運搬にも保管にも場所を取りませんね。
ウォータージャグの台として使える
ここまでご紹介してきたチェア2脚と違い、ハードタイプなのでチェア以外の使い方もできます。
ひっくり返さないよう、置き場所に悩むウォータージャグ。「折りたたみ椅子」は末広がりの形なので、袋状の不定形なものを置いても安定しています。
2脚用意して板を渡せば、ラック代わりに
2脚購入したのは、このように使えるかも? と思ったから。手持ちの板で2段ラック風に仕立ててみました。
食事のテーブルとは別に、調理用具や食器を仮置きしたり、ちょっとした調理などに重宝してくれます。
オレンジ、グリーン、ネイビーの3色がある
カラーは、ヴィヴィッドなオレンジ、カーキ系グリーン、落ち着きのあるネイビーの3色が販売されています。お手持ちのキャンプギアに合わせて選んでください。
上手に活用して快適なキャンプを
ふと思いついて、3種のチェアを使い、即席のアウトドア・バーカウンターを作成。おうちキャンプの2次会はここでひとときを過ごすことに。
ご覧のトータル4脚を揃えても税込1,980円と、2,000円でお釣りがきます。小型軽量でお財布にも優しい値段なので、知恵とワザを凝らし、組み合わせを工夫してキャンプを盛り立ててくださいね!