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この小ささ信じられる!?クーラー新時代突入、今年は“エア注入式クーラーボックス”がくるぞ!(2ページ目)

実際に購入して、保冷力と使い勝手を検証!

いよいよ開封。気になる使用方法は?

「30カンセルフインフレイティングクーラー」

早速、「30カンセルフインフレイティングクーラー」が届きました。開封すると、最初はこんなに平べったい状態! 0.7㎏と軽量で、見た目は普通のトートバッグのようです。ショルダーストラップはお好みで付け外しができます。

「30カンセルフインフレイティングクーラー」のバルブ

空気を入れて膨らますクーラーと聞いて最初に気になったのは、膨らましたり畳んだりするのにどれくらい時間と労力がかかるのかということ。スリーピングマットの場合、完全に膨らますのに結構手間がかかりますが、こちらのクーラーはどうでしょうか。

バルブをひねると、シューっと自動的に空気が入っていきます。

「30カンセルフインフレイティングクーラー」のバルブのアップ

数分間放置しておくと、セルフインフレ―ティングの名のとおり、ある程度までは自動的に膨らみます。仕上げにバルブから息を吹き込む必要がありますが、スリーピングマットほど大量の空気は必要ないので、そこまで負担感はありませんでした。

膨らました「30カンセルフインフレイティングクーラー」

バルブを素早く締めたら、あとはバックルを留めるだけ。ボックス型とトートバッグ型の2種類の使い方ができます。
底部と上部のバックルを留めるとボックス型になります。

自立した「30カンセルフインフレイティングクーラー」

あんなにペラペラだったのに、空気が入ったことにより、しっかりと安定感のあるボックスの形状になりました!
とはいえエアマットのように空気がメインの膨らみ方ではなく、中にはしっかりと厚みのある断熱材が入っています。圧縮袋でペラペラにしていた布団が膨らんだようなイメージです。

「30カンセルフインフレイティングクーラー」をトートバッグ型に

底部と中段のバックルを留めると、トートバッグ型になります。

自立しているトートバッグ型の「30カンセルフインフレイティングクーラー」

普通のバッグのような形状になるので、買い物時のマイバッグ代わりにするなど普段使いもできそう。また、ボックス型に比べて高さが出るので、背の高いものを入れたいときにもぴったりです。

持ちやすさや型崩れは?積載のしやすさもチェック

「30カンセルフインフレイティングクーラー」を持っている

実際に中身をぎっしり詰めて持ってみた様子がコチラ。中に物を入れると型崩れして持ち運びにくくなるソフトクーラーも多いなか、この「30カンセルフインフレイティングクーラー」は、重いものを入れてもまったく型崩れしませんでした。

「30カンセルフインフレイティングクーラー」を肩にかけている

そしてこちらがトートバッグ形状で中身を最大限詰めた状態です。こちらも型崩れはほとんどしませんでした。上部を折り曲げない分、ボックス形状よりたくさん荷物が入ります。

「30カンセルフインフレイティングクーラー」を積載

ボックス形状なら、車のトランクへの積載も心配なし。底がしっかり安定するので、倒れる心配はなさそうです。ただし、インフレ―ティング方式なので表面に穴が開くと致命的。尖ったものが当たらないよう注意して積載する必要はありそうです。

ペットボトルの縦入れはできる? 容量を徹底チェック!

「30カンセルフインフレイティングクーラー」に缶を詰め込んでいる

まずは商品名のとおり、350ml缶が30本入るかどうかを確かめてみました。ちょうど15缶×2段で、少し高さに余裕があるサイズです。

「30カンセルフインフレイティングクーラー」を牛乳パックなどと比較

横から見るとこんな感じ。ボックス形状の場合でも、牛乳パックや500mlペットボトルは縦入れできますよ!

トート型の「30カンセルフインフレイティングクーラー」とワインボトルを比較

ワインボトルや2リットルペットボトルなど、背の高いものを縦入れしたい場合は、トートバッグ形状にするのがおすすめです。入れるものに合わせて形を変えられるのは、かなり使い勝手が良さそうです。

「30カンセルフインフレイティングクーラー」に入った量の参考

実際にキャンプを想定して保冷剤と食材を詰めてみると、こんなにたくさん入りました! 飲み物やお肉などを凍らせて保冷剤代わりにすれば、大人2〜3人でのキャンプ1泊分の食材くらいは入りそうです。

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