三脚を選ぶポイントは“太ネジタイプ”
三脚テーブルに絶対欠かせないのがカメラ用の三脚です。カメラ好きの方なら一台は持っているかもしれませんが、普通の家庭にはなかなかあるものではありません。テーブルの脚として使うわけですから、ぐらつかない安定感は不可欠です。
三脚を持っている方は、まずは雲台を外してください。そのほうが安定しますし、三脚テーブルの脚としてふさわしいかの見極めもできます。
雲台を外すとネジが出てきます。ネジはU3/8規格(通称太ネジ)とU1/4規格(通称細ネジ)の2種類がありますが“太ネジ”であれば三脚テーブルとして使えます。3,000円で売っているような安い三脚は細ネジの場合が多いので、新たに買う場合は注意してください。
三脚テーブルの作り方(基本編)
必要な道具
三脚を手に入れたら天板を製作します。必要となる道具は、ドライバー、ビス、差し金(定規)、アシノプレートです。
天板は何を使ってもいいのですが、基本編では角の集成材を選びました。ホームセンターで見つけたタオル掛けは2本用意して、ハンガーとして使う想定です。
STEP1:天板の中心を出す
まずはアシノプレートを取り付ける位置を決めます。三脚のネジがちょうど天板の真ん中にくるように、両サイドを測って中心を出します。
STEP2:アシノプレートを取り付け
凸部分を上に向けて取り付けます。DIYに慣れていない場合は下穴を空けてから作業しましょう。
まずは一箇所を仮止めして、2箇所目は対角線上の穴から留めていくとプレートがずれにくくなります。
STEP3:タオル掛けを両サイドに取り付け
ミヤパレのようにハンガーがあるとなにかと便利ですよね。
ということでミヤさんが選んだのは、スチール製のタオル掛け。天板の横幅と長さをそろえるとこと、見た目もキレイに仕上がります。
左右対称に取り付ければ作業終了。約5分で完成です。
完成
タオル掛けの色と合わせて、シルバーの三脚に取り付けてみました! これはこれで、かなりかっこいい仕上がり。
天板のサイズはお好みで。ただし、広げた三脚の脚からはみ出ると転倒の可能性があります。620✕400mm以内のサイズで収めると良いでしょう。
次のページでは、天板を変えたバリエーションを紹介します。手順は基本編と同じで、天板を変えるだけでいろんな表情を見せてくれるんですよ。