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自然の中で走り回る森暮らしの愛車【写風人の駒ヶ根アウトドアライフ~第3章#7】(2ページ目)

1. 4WDでロック機能があること

デリカD-5

1つ目の条件の4WDは、雪道や悪路の運転が好きなので4WDは不可欠になります。悪路に縁がないという方も多いでしょう。

しかし、あらゆる災害が日本各地で起きるようになった今、普段何事もなく使う舗装路も豪雨や豪雪などでいつ悪路と化すか分からないことも。そのようなときの備えとしても、4WDという選択肢は特別なことではないのかもしれません。

デリカD-5のロック機能

ロック機能というのは、デフ(タイヤの回転数を調整する装置)を固定することです。例えば悪路で前輪の片方が空転したときに、デフをロックすることでもう片方のタイヤに駆動力が伝わり、悪路が脱出しやすくなります。

デリカの場合は、電気的に前後をデフロックしたような状態になり、後輪に大きく駆動力が配分され、より高い走破性を実現します。悪路走行やスタック脱出性に優れたモードです。

2. 頑丈なルーフキャリアが付けられること

ルーフキャリア

私は純正のヘビーデューティキャリアを付けていますが、これは屋根に登って俯瞰(ふかん)撮影するためです。 もちろん荷物も積み込めますし、雨に濡れたテントやタープも屋根に乗せれば室内が濡れる心配もありませんよね。

室内に入れられないと言えば、かつては虫喰いの原木を屋根に積み、岐阜から長野入りした事もありました。

ルーフキャリア

ただこのキャリア、高速道路では風切り音がかなりうるさかったので、キャリアの上段のレールを外し、スーリーのフェアリングスポイラーを装着してみたところ格段に静かになりました。

3. 3×6サイズのボードが入ること

3×6サイズのボードとは、撮影用に使う90cm×180cmのレフ版の事です。

デリカD-5の内部

セカンドシートが独立した7人乗りなら、210cmまでの長尺モノも入れることができます。また全てのシートが独立して前後にスライドするので、1列目と2列目、または2列目と3列目、2種類のフラットシートが可能。

多彩なシートアレンジで車中泊にも役立ちます。

デリカD-5の内部

3×6ボードを入れた写真がなかったのですが、これは引っ越しの荷物を少しずつ運んでいる様子です。マウンテンバイクがそのまま入り、240cmのよしずも運びました。

大量の荷物を積むときには、サードシートを外しています。

4. リアゲートは跳ね上げ式であること

デリカD-5

雨の日の荷物の積み込みほど、びしょ濡れになって嫌なことはありません。これは以前のパジェロで散々経験したことでした。

その点跳ね上げ式は雨を遮ってくれるので、軒下からリアゲートまで濡れずに積み込めるのはありがたい事です。

当時は、これらの条件を満たすのはデリカしか見当たらなかったのですが、最近はこれといった条件もなく、軽自動車でもいいかなと思っています。

軽トラを選んだ、3つの理由

森暮らしをしていると、軽トラは欠かせない道具のひとつでもあります。

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