チェック1:インターチェンジからのアクセスは良いか?
まず最初にチェックしておきたいのが、I.C.からのアクセスのしやすさです。シーズン中はそこまで気にならないキャンプ場への道のりも、冬だと積雪や路面凍結の恐れもあるので、リスクを減らすのであればI.C.から近いに越したことはありません。
チェック2:道中に山道はないか?
キャンプ場までの道中に山道がないかも事前にチェックしておきたいところです。キャンプ道具は重量があるので、凍った坂道はスタッドレスタイヤでも注意が必要。2WDの場合は急な山道を通るようなキャンプ場は避けたほうが無難かもしれません。
チェック3:標高は低いか?
次にチェックしたいのが、キャンプ場の標高。標高は100m上がると気温が0.6度下がると言われています。海抜0mと標高1000mのキャンプ場とでは単純計算でも6度も気温差があるため、極寒環境を避けるなら海沿いなど標高の低い場所でデビューするのがベストです。
夏は避暑目当てで標高の高いところが好ましい反面、冬は低い場所のほうがリスクは少ないと言えます。
チェック4: 炊事場でお湯が出るか?
特に家族連れで冬キャンプを計画しているのであれば、炊事場でお湯が使えるかは見ておきたいポイントです。冬の屋外で食器洗いや洗面、歯磨きなどを水でこなすのは、なかなか厳しいもの。
温水が出ない場合は大きなケトルでお湯を沸かしておくという方法もありますが、手間を掛けずに快適に過ごしたいなら、お湯が出るかはマストのチェックポイントと言えます。
チェック5:電源サイトがあるか?
冬キャンプでこそ本領を発揮するAC電源。電気毛布やホットカーペットに電気ストーブなど、自宅で使っている暖房家電を導入すれば、あっという間に快適なキャンプに早変わりします。
ポータブル電源という手もありますが、容量によっては電力の消耗が激しい場合朝までもたないことも。長時間確実に暖房家電を使うなら、AC電源は必須といえます。
チェック6:イン・アウトの時間はどうか?
夏と比べると日照時間がとても短い冬。チェックインしてテントを設営していたらすでに日没……なんてことにならないために、アーリーチェックインができるキャンプ場が好都合です。
また日の出も遅いため、テントが凍結していたり結露で湿っていた場合でも乾燥して撤収することを考えると、チェックアウトも遅めがベター。レイトチェックアウトに対応しているかも含めて、確認しておくとよいでしょう。