STEP.04 中面をカット
マーキングした箇所をホールソーでくり抜き、残りをジグソーでカットしていきます。ズレないように慎重に作業を進めていきましょう。
カット後の姿がコチラ。この中面の構造がウッドスピーカーの肝となります。貼り付けた後だと修正がきかないので、iPhoneがちゃんと収まるか確認するのも忘れずに。
STEP.05 各パーツをサンディング
くり抜きとカットが終わった表面と中面、そして裏面のパーツをサンダーで形を整えます。角はそのまま残すもよし、サンディングで面取りするもよし、自分好みに仕上げていきましょう。
サンディング後の姿がコチラ。写真では伝わりにくいですが、サラサラな肌触りになります。また、サンディングした方が塗料やワックスの乗りがよくなるので、この工程を加えることをおすすめします。
STEP.06 ボンドで接着
いよいよ組み立ての工程です。各パーツにボンドを塗り、固定させていきます。この時、ボンドを塗りすぎるとパーツから漏れてしまうので注意しましょう。
また、ヘラを使って薄く伸ばしておくと漏れにくいです。
漏れたボンドは拭き取り、しっかりと固定させます。
ひとまず完成。表面の穴を中面よりも小さくしたことで内部の構造が見えづらくシュッとした印象に仕上がりました。
そして、ここからはアレンジの工程に入ります。
STEP.07 ワックスで味付け
無垢のままでもなんら使用には問題ないですが、せっかくなので木材をビンテージ調に仕上げるワックスで味付けていきます。
木目に沿って、ワックスを塗り込んでいきます。
側面もウェス(布の切れ端)を使って塗り込みます。全体を塗り終わったら、新しいウェスを使って拭き取りをします。この作業を丁寧にすることで、色ムラやベトつきのないきれいな表面に仕上がります。
【番外編】焼印でオリジナリティーアップ!
以前開催したワークショップで人気だった焼印の工程もせっかくということでトライ。なかなか焼印を持っているという人もいないかもしれませんが、お持ちの方はオリジナリティがでるのでおすすめです!
オリジナルの焼印を加えたことでデザイン性も加わりました。ただ、ここだけの話、サンディングして焼印部分を削っては、再度焼印を押すこと数回……。
最終的にスタンプで“D.I.Y.”の文字を追加して完成としました。この試行錯誤もまさにDIYの楽しさと言える部分ではないでしょうか。
世界に一つだけのウッドスピーカーが完成!
以上、ウッドスピーカーの作り方をレクチャーしてきました。本体の形もベーシックなのでちょっと違う形を作ってみたい、せっかくならアレンジでもっと遊びたいなど、想像が膨らんだ方はぜひ自分のやり方でトライしてみてください!
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