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超軽量焚き火台「ピコグリル」の使用レポート【398・760サイズ別調査】(2ページ目)

軽量&コンパクト収納!

ピコグリル398は、ほぼA4サイズに

ピコグリル
ピコグリル398を折りたたんだ状態がこちら。専用の収納袋に入れると約33.5×23.5cm、厚さは約1cm。A4をちょっとだけはみ出すサイズですね。
ピコグリル
収納袋に入れました。本体の重量は約448gと、片手で持ち上げることに何の苦労もありません。通勤時にファイルを入れる感覚でビジネスバッグに忍ばせて運ぶことすら可能です。考えにくい状況ですが(笑)。
ピコグリル
ダッシュボードのグローブボックスに入れておくことも可能。荷室でスペースをとらないどころか、荷室すら必要ありませんね。

ピコグリル760は、ほぼA3サイズに

ピコグリル
次にピコグリル760を折りたたみました。ピコグリル760はピコグリル398の約2倍のサイズで、付属の収納ケースに入れると約45×30cm。A3を少々はみ出すサイズとなります。
ピコグリル
収納時の厚さは1.5cmほど。本体重量は約760gですから、ピコグリル398と同様、片手でラクラクと持ち運び可能。赤い部分は取っ手です。
ピコグリル
クルマのシートのポケットにすっぽりと収まりました。ピコグリル398と同様、荷室を必要としないレベルのコンパクト性!

とにかく軽量でコンパクト収納ができる……それがピコグリルです。では組み立て時のディテールを見ていきましょう。

398をじっくり見てみよう

ピコグリル
ピコグリル398を組み立てました。組み立て方法は折り畳まれたフレームを広げ、火床をはめ込むだけ。完成状態の画像を見たことがあれば、直感的に組み立てられるでしょう。
ピコグリル
火床には溶接部もありません。よくぞ設計したと唸るような、完成度の高いシンプル構造。
ピコグリル
真上から見ると折りたたまれたものを開くだけという設営方法なだけあり、シンプルですね。火床の広さは約38.5×26cm、全体の高さは約24.5cmです。たくさんの穴により空気が取り入れられ、燃焼性はバッチリ。

横から見てV字となる火床の形状も、燃えの良さに貢献しているようです。

火床はフレームに絶妙フィット

ピコグリル
火床をはめ込むと、切れ込みがフレームを捕まえる仕組み。火床が薄いこともあって外れてしまわないか不安になりますが、想像以上にしっかりとホールドされます。
ピコグリル
切れ込みが引っかかるだけでなく、横断するフレームが火床を支えています。これなら多少重い薪を積み上げても、問題なさそうですね。

あると便利なオプション品

ピコグリル
別売りになりますが、スピット(串)があると煮炊きに便利です。1本650円。
ピコグリル
このように、フレームに橋渡しすることで煮炊きをする際の架台に。厚切りベーコンやソーセージなどを刺して焼くのもいいですね。
ピコグリル
8インチのダッチオーブンも余裕で支えることができました。スピットの強度は充分と言えるでしょう(※)。もちろん本体のフレーム強度にも不安はありません。

※筆者個人の感想です。ダッチオーブンの使用は自己責任でお願いします

398を実際に使ってみた

ピコグリル
実際に焚き火をやってみました。ソロキャンプにちょうどいいサイズのピコグリル398ですが、窮屈な感じはまったくありません。薪のサイズを限定する構造ではないので、太くて長い薪でも遠慮なく放り込むことができます。

あと薪の組みやすさが素晴らしいですね。炎のコントロールがしやすいと感じました。

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