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リュックを背負った女性

アウトドア女子ヒミカの徒然ソロキャンプ道#2「カンケンバッグにすっぽり入ってしまうデイキャンプの道具たち」

Youtubeで人気の、謎のアウトドア女子ヒミカさんのコラム第2弾!今回はデイキャンプの荷物を一挙公開。その道具たち一式は、まさかのカンケンバッグに収まるほどにコンパクト!果たしてどんな道具をどんな使っているのか……必見です。

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目次

記事中画像撮影:筆者

女性に人気の”小さなバッグ”でもキャンプへ行ける

リュックを背負った女性
こんにちはアウトドア女子ヒミカです! 前回の”最強クッカーセット”はいかがでしたか?

今回は、わたしが愛用しているカンケンバッグにすっぽり入ってしまうデイキャンプの道具たちをご紹介します。

もちろん最強クッカーセットは今回も収まっていますよ。

「カンケンバッグ」って?

カンケンバッグ

みなさんはカンケンバッグをご存知ですか?

フェールラーベンというスウェーデンのアウトドアブランド、絶滅危惧種の北極キツネが可愛いトレードマークのデイバッグです。

元々はお子さんたちの背中の痛みを和らげるスクールバッグ用途がはじまり。現在ではあまりにも可愛いデザインなので日本の芸能人の方にも愛用者がたくさんいるんですよ。

カンケンバッグ

そんなカンケンバッグですが、可愛いとはいえ質実剛健のアウトドアブランド。わたしが愛用しているKANKEN No.2(Laptop 15)というモデルは、独自に開発されたタフな[G-1000」という生地で作られています。それがどんな生地かというと、帆布に似た優しい風合いの生地なんですね。

その生地に蜜蝋が含まれた専用のグリーンランドワックスを塗り込み、ドライヤーなどで温めて馴染ませると防水性能が格段にアップ! ご興味のある方はぜひセットで揃えて自分なりの経年変化をお楽しみください。

フェールラーベン カンケンバッグ No. 2 Laptop 15

●サイズ : 高さ40×幅28×奥行き16cm ●容量 : 18L ●重量 : 765g ●素材 : ポリエステル65%・綿35%

約18リットルの容量のバッグに、これだけのキャンプ道具が入る!

カンケンバッグ 入る物

さて、このカンケンバッグ。

デイバッグという位置づけで、わたしの持っているバッグは約18リットルの容量なんです。

これに何が収まるかというと、タープ・タープポール・チェア・折りたたみテーブル・焚き火台・飲料用のソフトボトル・ナタ・ナイフ、そしてわたしの最強クッカーセットに食材です!

カンケンバッグ

どうですか? 予想以上にデイキャンプの道具たちがすっぽり収まっていませんか? なんと、ワイルドに焚き火もできちゃうんですよ。

きっとみなさんもデイバッグならお持ちではないでしょうか。ソロキャンプ泊のハードルは高くても、日帰りデイキャンプであればタウンユースで使っているあなたのデイバッグでお気軽にキャンプが楽しめるのです。

デイキャンプの道具たちをご紹介します

それでは簡単に収納できてしまった道具たちの紹介をしたいと思います。

焚き火台:モノラル「ワイヤフレームLITE」

モノラル「ワイヤフレームLITE」

まずは焚き火台。

愛用している焚き火台の中から、今回はモノラルのワイヤフレームLITEをセレクト。

生成りのコンパクトな帆布袋に収まってはいますが、火床が特殊な耐熱性のクロスになっているため広げると想像以上の大きさ。さすがデザイナーが設計しただけあって機能美に溢れていますね。

わたしはワイヤフレームLITEの焚き火へ直にクッカーを載せてワイルドに料理することが多いです。

モノラル ワイヤフレームLITE

●重量:980g ●素材:特殊耐熱クロス ステンレススチール

タープ:NatureHikeのタープ

NatureHikeのタープ

つづいてタープです。

タープは注意が必要です。焚き火好きの方はご経験されていると思いますが、燃え盛る薪は爆ぜてバチンッと火の粉が飛び散りますし、焚き火の熱気流に乗って火の粉が舞い上がります。焚き火を楽しんだ翌朝にタープを見上げたら穴だらけだった……なんて悲しいことも起こりえます。

そうするとコットン製が良いのですが、重くかさ張りますのであまりソロ向きではないんです。

NatureHikeのタープ

その結果、わたしは火の粉で穴が空いてしまうことを前提として、焚き火専用に比較的安く入手できたコンパクトなNatureHikeのタープに行きつきました。

NatureHike サンシェード

●仕様:426×255cm ●ファブリックの内容:100%ダクロン(オレンジ)100%チンロン(グレー) ●重量:660g(オレンジ)570g(グレー)

 

ポール:モンベルの軽量ポール

モンベルの軽量ポール

そしてタープポール。コンパクトなNatureHikeのタープにはモンベルの165cmの軽量ポールを使います。

200cmのポールがあるとガイロープを一本も使わずに建てられて時短できる方法があるんです。しかしカンケンバッグに収めるにはちょっと大きくはみ出してしまうため、たたむとコンパクトになる軽量のモンベルポールをバッグに収めています。

テーブル:SOTO「フィールドホッパー」

SOTO「フィールドホッパー」SOTO「フィールドホッパー」

つづいてテーブルとチェア、ソフトボトルをご紹介していきます。

折りたたみのテーブル、SOTOのフィールドホッパーはソロに十分のスペースがありながら、設営・収納ともに簡単、しかも軽量のためキャンプだけでなくポタリングや登山にも大活躍しています。

SOTO ポップアップソロテーブル フィールドホッパー ST-630

●本体重量:395g ●材質:天板=アルミニウム、スタンド=ステンレス、専用収納ケース本体・ひも=ナイロン、ひも留め=樹脂 ●収納時サイズ:幅29.7×奥行11×高さ1.9cm ●耐荷重:3kg

チェア:エーライト「メイフライチェア」

エーライト「メイフライチェア」

チェアは収納サイズ、デザイン、座り心地の良さでエーライトのメイフライチェアを最近よく使うようになりました。これがフィールドホッパーでの食事や、ワイヤフレームLITEの焚き火にぴったりと溶け込むサイズなんです。

ボトル:プラティパスのソフトボトル

プラティパスのソフトボトル

携行する飲料水は、プラティパスのソフトボトルに入れています。

カンケンバッグのサイドポケットにはペットボトルやサーモスももちろん入るのですが、プラティパスは使い終わった後に小さく丸めて持ち帰ることができるので愛用しています。

プラティパスのソフトボトル

自宅では料理や飲用に汲み上げてきた湧き水を使っているのですが、登山などには煮沸した湧き水を使ったアイソトニック飲料(ポカリスェットなど)をこのプラティパスに入れ凍らせてから持って行くことが多いんですよ。

ナタ:モノラル「小割銀鉈」

モノラル「小割銀鉈」

ここからは、取り扱いご注意のナタとナイフ、火口(ほくち)セットです。

ナタはモノラルの「小割銀鉈」。ナタといってもかなりコンパクトで女性でも扱いやすいサイズで重宝しています。ナイフでは割るのが大変な太めの薪も、このナタがあればそこまでの力がなくても割りやすくなるんです。

斧は厳つく大きく重く扱いが難しいと思っている方には、ぜひ小割銀鉈をオススメします。

モノラル 小割銀鉈

●サイズ:刃渡り/9cm・全長/23cm ●容量:35L ●素材:S85C材火造り/メープル材/ヌメ革 ●重量:295g(本体/刃当) ●生産国:日本

ナイフ:モーラナイフ

モーラナイフ

ナイフは、キャンプの大定番であるモーラナイフです。

モーラは鋼材がカーボン、ステンレスと二種類ありますが、わたしのナイフはステンレスになります。このナイフはキャンプを始めた頃からずっと愛用しているので、たまに砥石で研いでいます。

ナイフは意外に繊細ですから、適していない使い方や力任せに扱ったりすると刃こぼれを起こしてしまいますのでご注意ください。

モーラナイフ 木を削る

わたしはモーラナイフで麻ひもをこすり解いたり、フェーザースティックやバトニング(薪割り)などに使っています。ステンレスはさびにくいのでメンテナンスが簡単でいいですね!

モーラ・ナイフ コンパニオン ヘビーデューティー

●ブレード素材:カーボンスチール ハンドル素材:ラバー ●刃体の長さ:約10.4cm  ●全長:約22.4cm ●刃厚:約3.2mm ●重量:約101g(ナイフのみの重量) ●付属品:プラスチックシース 生産国:スウェーデン

火口セット:メタルマッチ、ロウ漬け割り箸

火口セット

火口セットはメタルマッチとわたしがオススメする「ロウ漬けの割り箸」が入っています。

ロウ漬けの割り箸は女性には特にオススメで、100円ショップに売っている灯り用のロウソクと使い終わった割り箸を用います。温めて溶かしたロウに、半分に折った割り箸をしみ込むまで浸けたものです。

割りばし燃えている枝燃やす

これまでワセリンを浸けたコットンボールなども用意してみたりしたのですが、気温が低いと火の付きが悪かったりして火おこしが大変でした。このロウ漬け割り箸はどんな環境でも火が必ず付くし、ロウソクのように長く燃焼するので火おこしがグンと楽になります。

なんといっても水に浸けても弾いてくれるから、雨の中でも使える優れものなんです。機会があったらぜひみなさんもロウ漬けの割り箸を作って使ってみてください。

クッカーセット:スノーピーク「焚」、ベルモント「チタンシェラカップ深型350」…etc.

クッカーセット

最後に、前回紹介したクッカーセット。バーナー、カトラリー、クッカーが諸々ここに入っています。

そして食材をバッグに収めると、わたしの「カンケンバッグにすっぽり入ってしまうデイキャンプの道具たち」が出来上がります!

これだけあれば日帰りでも十分キャンプが楽しめる

テントの下で飲んでいる女性

さて、第二回目のアウトドア女子ヒミカのコラムはいかがだったでしょうか?

タウンユースのデイバッグでこんなにいっぱいデイキャンプが楽しめるなら、みなさんもちょっと足を運んでみたくなりませんか。日頃の疲れやストレスを癒す最高の休日をお過ごしくださいね!

それでは、次回もお楽しみに!

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