こんなアイテムはNG
①爆発するかも!?「ガス缶」
キャンプで無くなると面倒なのがガス缶。車内に予備をストックしておきたいという気持ちは分かります。分かりますがガス缶の車内ストックは危険です。
高温になればガス缶は破裂する恐れが。使う分のみキャンプに持参する、もしくはストック分もキャンプサイトに持ち込みましょう。
②これもやりがち?「乾電池」
乾電池もガス缶と同じく予備を確保しておきたくなりますよね。しかしこちらもやはりガス缶と同じく車内放置のリスクは同じ。
高温による劣化等で液漏れや、最悪の発火の恐れも。予備も含め、車から出し入れするようにしましょう。
③愛煙家は特に注意「ライター」
ライターも同様です。発火や破裂の恐れあり。100円ライターじゃないからいいや、という考えもNGです。ガストーチやターボライター、その他のライターも車内放置は厳禁。
愛用のライターは常に持ち歩きましょう!
④意図せぬところで逮捕!?「ナイフ」
キャンパーにとって身近な存在のナイフやマルチツールですが、車内の収納場所によっては、警察署に連行されてしまったという事案も実際にあるんです。
NGな収納場所とはグローブボックスなどすぐに取りだしやすい場所。すぐに取り出せるのが危険という判断で一発アウト。
対策としては、ナイフを持ち歩く正当な理由が分かるようにすること。キャンプの行きかえりは、キッチン用品などと一緒に、ケースに収納しておけば問題ありません。しかし、ケースに入れておいたとしても、キャンプを終えたあとはやはりNG。”キャンプに行く”という正当な理由がないためです。
また、刃の長さが6cm以上がNGとされていますが、実はそれ以下だとしても、軽犯罪法に触れる可能性もあり油断できません。刃物については、以下2点に注意しましょう。
①すぐに取り出せるような場所に刃物を置かない。
②キャンプに行かない日は、車に置きっぱなしにしない。
⑤せっかくのお気に入りが……「メガネ・サングラス」
夏場に限らず、日差しの強い野外での運転中、サングラスをかけるというキャンパーも多いのではないでしょうか。運転時だけサングラスを使うからサングラスは車内保管。理にかなっているようですがこれもリスクあり。眼鏡も然りです。
サングラスや眼鏡は何層にもコーティングされています。熱でレンズが膨張した場合、コーティングと膨張率が違うため、ひびが入るケースがあるので要注意です。
⑥飲み残しも危ない!?「ペットボトル炭酸飲料」
密閉されたボトルだけでなく、開栓後のボトルにも注意! 開栓後、口をつけて飲んだペットボトル内には雑菌が繁殖。気温が高い状態ではより繁殖が進みます。
雑菌が大量に発生したボトル内では二酸化炭素量が増大し……破裂! そんなリスクが高まります。実は飲み残しが爆発する事案もあることを覚えておきましょう。
⑦思い出写真を守って!「スマートフォン」
スマホとキャンプ、相性が良い面がありつつデジタルデトックス的な意図からサイトには持ち込まないという方、またそのデリケートさから車内に置いておきたいという方もいるのでは。
しかし、実はスマホは温度変化にとっても弱いんです。高温でも冷温でもフリーズする上に、リチウム系電池は熱に弱いので車内放置が劣化の要因になることも。データ破損のリスクもあります。