未だかつてない“超大型ドームテントブーム”の到来?!

超大型ドームテントと言えば、その最たる存在として長らく認知されてきたのが、マウンテンハードウェア の「スペースステーション」やノースフェイス の「2M-DOME」。

ところが近年、そんな超大型ドームテント界に異変が! じつはミニマルワークス など韓国ブランド勢を筆頭に、新鋭ブランドが続々とNEWアイテムをリリース。
しかも、かなりリーズナブルな価格帯のアイテムまで登場してきているんです。
超大型ドームテントの魅力ってどんなところ?

まさに、空前の超大型ドームテントブームの到来と言える今季。けれど、これまでコアな存在だっただけに、その魅力がイマイチ分からない人もいるのでは?
そこで、超大型テントの主な魅力を下記にまとめてみましたよ。

とこんな風に、家族やグループが全員でハッピーに過ごせる超大型ドームテント。
デメリットをあえて挙げるなら……
といったところ。とはいえ圧迫感のない広々空間は他にはない魅力。グループキャンプによく行く、うちは家族が多い……そういったキャンパーたちにおすすめしたいテントです。
今回は、そんな超大型ドームテントの最新ラインナップを一挙ご紹介しちゃいます!
家族全員ハッピーになれる超大型ドームテント7選
①ミニマルワークス「マンゴーステーションプラス」
直径450×高さ220cmという大きさながら、ダブルクロス構造の自立型で、設営が非常に簡単なのが特徴のシェルター です。
前後4枚のドアパネルが大きく、開けた時の開放感も抜群。

フロアレスかつスカート付きなので、オールシーズンマルチに対応できるのも大きな魅力。
カラーは、ミニマルワークスらしいオリーブとタンのほか、個性的なオレンジの3色展開。設営しやすい大型ドームシェルターを探していた人におすすめの一幕です。
ミニマルワークス マンゴーステーションプラス
②フリースピリッツ「ロボテック 70D」
お次は香港発の新鋭ブランド「The Free Spirits(フリースピリッツ)」のテント。2020年に「株式会社帝伸テック」が日本代理店となり、国内でも購入しやすくなったばかりの注目アイテムです。
直径500×高さ235cmという大きさですが、2本のメインポールだけで自立し、1人でも設営可能なのがポイント。4つのドア上部に設けられたタープ 連結パーツも便利。

注目すべきはその素材。生地には強度の高い70Dリップストップナイロン、ポールは韓国のDAC社製を採用し、その耐久性はお墨付き。
さらに脱着可能なスカートに煙突ポートまで装備され、日本モデルは全ドアとベンチレーションにメッシュも追加。素材からディティールまで妥協したくない人にイチオシのテント です。
詳細はこちら
※2025年3月現在SOLD OUT
③Troia(トロイ)「Hector(ヘクトル)テント」
韓国発「Troia(トロイ)」のテント。ヘキサテーブルが人気のガレージブランド「TheArth(ざぁ〜っス)」が2021年より日本代理店として販売スタートし、「ヘク男」の愛称で人気急上昇中です。
直径510×高さ223cmのゆったりサイズで定員は12名。カラーはデザートタン・チタングレーの2色が展開。
最も特徴的なのは、やはりそのデザイン。近未来SFチックな“六角=ヘキサ”シェイプのドアパネルに天井部の円形窓たちがとにかく個性的。
オプションのフロアシートで、お座敷スタイルが楽しめちゃうのも魅力です。
TheArthはこちら
④WIWO OUTDOOR(ウィーオ)「ヤクドーム550」
続いては、日本未上陸にも関わらず、既に愛用者が急増中の韓国ブランド「WIWO(ウィーオ)」 のテント。
直径550×高さ230cmと、本記事中最も大きく定員は12名。9本のポールを組み合わせたフレームワークで耐風性を高めたデザインが特徴です。
もう1つの魅力がコスパの高さ。天井付近のフライシート に加えグランドシート まで標準装備。現在楽天の正規販売店では263,000円(2021年9月30日付)となっており、かなりおトクなセット内容なんです。
前後2箇所の広大な開口部と丸い窓からの景色も開放感いっぱい。自然との一体感を感じられるテントです。
ウィーオ ヤクドーム550
⑤ground cover「ACORN HOUSE 4.75」

韓国発「ground cover(グランドカバー)」のテント。10本のポールで構成された最大幅475×高さ200cmの美しいドームです。
天井の大きな5つの円型窓と側面の4つのドアで通気性&開放感は抜群。レインフライ が付属しているので、突然の雨や雪でも安心です。

また一回り小さいサイズ(最大幅345×高さ152cm)もラインナップしており、両サイズともにホワイト、ブラック、タンの3色展開と好みのカラーを選べるのも嬉しいポイントです。
詳細はこちら
⑥テンマクデザイン「ビッグルーム」
※2025年3月時点で販売なし
国内ブランドだって負けちゃいません! テンマクデザイン からも超大型ドームテントがリリースしていますよ。
サイズは直径500×高さ230cmで、グランドシートが標準装備。4方向合計8箇所のメッシュパネルで通気性も抜群。
特筆すべきはそのクオリティ。海外のエベレスト遠征隊が使用した韓国DAC社製のフレームワークを採用し、この大きさで山岳ベースキャンプレベルの耐風性を実現しているんです。
冬の雪中お篭りキャンプに憧れている人に、イチオシのテントです。
⑦ロゴス「Tradcanvas ソーラー スペースベース・デカゴン500-BA」
あのロゴス のデカゴンにもNEWモデルが新登場! サイズは旧モデルに比べてやや小ぶりな直径500×高さ270cmに。そしてカラーもシックなブラウンへとリニューアル。
ですがご安心下さい。デカゴンの1番の魅力「QUICK SYSTEM」は健在です! 折り畳み式フレームを伸ばしてロックするのみ。このサイズで5分設営は素直にスゴいですよね。
メインパネルは付属ポールでキャノピーになるだけでなく、連結ジョイントで車との連結もOK。同じく付属の連結用タープでドーム同士のドッキングもできちゃいます。
簡単設営と応用力の高さで、超大型ドームの楽しさをとことん実感できる一幕です。
ロゴス Tradcanvas ソーラー スペースベース・デカゴン500-BA
【直径4m以下】ちょっと巨大すぎる……という人におすすめ!
さて、ここからは番外編! 超大型ドームテントは、ちょっと巨大すぎて持て余してしまいそう……、という人におすすめの直径4m以下のドームテントをご紹介します。
ザ・ノース・フェイス「2M-DOME」
ノースフェイスの名物テント2M-DOME。直径3.94mとわずかに4mには届かず、ここまでご紹介したアイテムに比べるとひと回り小さいサイズ。
とはいえ高さ2mオーバーで存在感は間違いなくエクストラ。ダブルウォールでノースフェイスの本気4シーズンなので、大型でも天候が気にならない安心感があります。

ちなみに超大型ドームテントの中でも相当レアなテントが並ぶ貴重な写真がこちら。
直径6mのマウンテンハードウェア「スペースステーション」と直径4.7mのホールアース「ビッグドーム」に、直径3.94mの「2M-DOME」が挟まれた圧巻の絵面です。
詳細はこちら
NORTENT(ノルテント)「Gamme(ギャム)4」
火とアウトドアの専門店「iLbf(イルビフ)」が日本で初めて販売をスタート。ノルウェー発「NorTent(ノルテント)」のアイテムで、設営サイズは直径315×160cm。
7つのポイントで交差する5本フレームで、暴風や積雪に耐えるタフな構造が魅力です。煙突ポート付きで薪ストーブが使えるので、ガッツリ雪中キャンプにおすすめ。
NORTENT(ノルテント) Gamme4
●使用時サイズ:W315 x D315 x H160cm ●収納時:W62 x D21cm ●素材:Nylon 6 (lipstop Sillnylon 40D)(waterproof 3000mm)●重量:5.8kg
超大型ドームテントなら、憧れキャンプもデッかく叶う!

韓国ブランド勢を筆頭に続々とラインナップが刷新され、デザインやカラー、価格帯も選択肢がグッと広がり、これまでにないブームの予感が漂う超大型ドームテント。
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