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駒ヶ根アウトドアライフ#03:冬キャンプの薪ストーブ(3ページ目)

慣らし

さあ、いよいよ火入れです。
といって、はりきって新品をいきなりテント内で使うと耐熱塗料などが焼けて悪臭が充満します。
新品の薪ストーブは慣らし焚きが必要です。

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火を起こし焚き付けが燃え始めたら、太めの薪を数本追加し、自然に消えるまでそのままにしておきます。
それを2・3度繰り返せば、慣らし焚きは終わりです。
炉内に残った灰は、火消し壺や灰取りバケツなどに入れて保管し次回のキャンプのために利用します。

燃焼

薪ストーブを設置したら、炉内の底に灰を敷きます。火持ちも良くなり地面へのダメージも軽減できます。
煙突が冷えている場合は、炉内の排気口辺りに固形燃料を燃やして煙突を温めます。
こうすることで煙突からの煙の逆流を防ぎます。

薪の組み方は、中くらいの太さの薪を下に敷き詰め、燃えやすい焚き付けを何本か積み上げます。

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点火はファイヤースターターが最も簡単で安く、7・8分燃え続けるので確実に火が熾せます。
徐々に焚き付けに火が移り、やがてすべての薪が燃え始めます。
このまま暫く燃やし続け、熾きになりかかる前に数本追加していきます。

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ストーブトップに温度計を置き、約350度を越えないように注意しながら、この焚き方を繰り返していきます。
煙突が真っ赤になるほど燃やしすぎるのは薪ストーブにダメージを与えるばかりではなく、火災の原因にもなりますので気を付けましょう。

薪ストーブ料理

薪ストーブは暖房ばかりでなく、料理の熱源としても利用できるので冬キャンには欠かせませんね。
絶えずお湯が沸いているのも魅力です。

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私のストーブは天板の蓋が何重にもはずれるので、羽釜や中華鍋も料理できます。
炉内でダッチオーブン料理をしたり、ストーブ底でピザも焼いたり出来ます。
薪ストーブを選ぶときは、クッキングストーブとしての機能にも注目したいですね。

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