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駒ヶ根アウトドアライフ#03:冬キャンプの薪ストーブ(2ページ目)

煙突

薪ストーブの設置で最も重要な要素が煙突です。
よくテント内に煙が逆流してくると言った事例をよく聞きますが、そのほとんどは煙突が原因です。
まず考えられるのが、
・煙突が低い
・煙突の横引きが長すぎる、煙突の曲がりが多い。
・煙突のほとんどが外に出ている。(冷えると煙突効果がなくなる。)
・強風によって煙突から風が吹き込む

効率よく排煙するためには、いかに上昇気流(ドラフト)を作るかがポイントになります。

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薪ストーブはテント内の中央に置き、煙突を真上に立てることが最も理想的な設置だと言えます。
逆に煙の抜けが良すぎて暖気が逃げてしまう場合には、煙突ダンパーで燃焼コントロールすることも出来ます。
薪ストーブによる火災の原因はほとんどが煙突です。高温燃焼しすぎたり、テント接合部には専用のキットを使うようにしましょう。

薪は大きく分けて広葉樹と針葉樹があり、どちらもホームセンターなどで手に入りやすいと思います。

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針葉樹は燃えやすいので小割して焚き付けに使い、広葉樹で火持ちさせるのが一般的な焚き方です。
針葉樹しか手に入らない場合は、高温になりやすいため燃やしすぎないようにしましょう。
倒木や折れ枝も貴重な薪エネルギーですが、朽ちる寸前のボロボロになった薪は可燃性ガスが発生しにくく火力が上がりません。
また生木の状態では、燃えないばかりかタールや煤が煙突に付着し火災の原因にもなり、煙の逆流も引き起こします。
薪ストーブには、よく乾燥した薪を使いましょう。

端材や材木なども利用できますが、塗料や接着剤が使われた木材(合板・集成材)などは有毒ガスが発生します。
また紙類は灰が舞い上がりやすいのでなるべく燃やさない方がいいと思います。
薪ストーブは焼却炉ではありませんので、生ゴミやビニールなどは決して燃やさないようにしましょう。

道具

薪ストーブには、最低限でも火ばさみ、灰かきスコップ、耐熱グローブは用意しておきたい道具です。

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薪ストーブ用温度計もあると、調理や燃焼状況が分かりやすいので便利です。
トリベットはストーブトップでの火力を調節したり、五徳や鍋置きとしても重宝します。
灰の処理に困ったときは蓋付きの灰取りバケツもあります。

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