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先輩キャンパーが教えてくれた「このアイテム最高なんです!」BEST5【会社員・フェニックスの夫さん】

先輩キャンパーに愛用のキャンプギアを教えてもらう当連載。今回のゲストは、2児のパパキャンパー、フェニックスの夫さん。キーワードは「建築物好きが惚れたギア」と「子どもにモテモテ」。こだわりの詰まった愛用ギアを5つご紹介します。

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目次

アイキャッチ・記事中画像提供:フェニックスの夫さん

今回アイテムを紹介してくれるのは、関西在住のフェニックスの夫さん

フェニックスの夫さんのキャンプサイト

キャンプのほとんどがファミリーで、ソロは年に1、2回ほどというフェニックスの夫さん(@phoenix_houseworks)。

キャンプのキーワードは、いかに子どもを退屈させないか、子どもが楽しめるか。今回紹介するアイテムにもキッズファーストの精神が大きく反映しています。

フェニックスの夫さんのキャンプサイト

そんなフェニックスの夫さんがキャンプ道具を買うときの重要ワードは「設営の早さ」。

せっかくの非日常ですから、佇まいのいいものシンプルで美しいものを選びます。

そのうえで、設営が早いことも大切。子どもたちは待つことが苦手です。

なので、設営時間を短縮して子どもの相手をする時間を長くする、調理時間を短縮して早く空腹を満たしてあげることで、キャンプに対する印象がポジティブになり、次回以降のお誘いにも有効に作用します。

これだけ書くと素晴らしく子ども想いの親のようですが、「子どもを満足させる=親の時間が取れる」です。

一刻も早く設営を完了させて、妻と子どもが遊びに出かけている隙にキャンプサイトを撮影。美味しい食べ物で満腹にして、お風呂に入れて、早く寝かせてからのナイト撮影&ビールを楽しむのです

それらに加えて、軽さ使いやすさキレイにしやすいかどうかも意識しているという、フェニックスの夫さんの愛用ギアをお聞きしました!

1、建築物好きが惚れた、球体テント

ザ・ノース・フェイス「ジオドーム 4」

ザ・ノース・フェイのジオドーム4
フライシートなしの状態

ドームテントが好みなのですが、そのなかでも圧倒的な存在感と、他に類を見ないフレームワークに惹かれました。

わたしは建築物が好きなこともあって、テントの構造も気になりがちです

ザ・ノース・フェイスが2018年に発表し、大きな話題を集めた球体型のドームテント

弧を描くように配置された6本のポールと、テント幕で自立。ここまでは一般的なドームテントと同じですが、大きく異なるのは、ワイヤーを用いて全体にテンションを張りめぐらせる独自の構造で、風速約26m/sにも耐えられる強度を誇っていること。

ザ・ノース・フェイのジオドーム4のワイヤー構造
出典:golden

気に入っているポイントは、とにかくかっこいい! こと。

購入前に散々悩みに悩んだ設営難易度ですが、妻と協力すれば意外とスムースでした。

フライシートはポリエステル素材、ポールはDACのアルミポールなので、大きさのわりに軽く濡れても乾燥が早いです

その巨大な見た目から、設営が大変なんじゃ……? と不安になりますが、ふたり設営なら15分ほどで完成できたとのこと。

もうひとつ気になるのはその重さですが、重量級に見えて、じつは約11kgと意外と軽め

さらに一般的なテント同様にコンパクトに収納できるため、持ち運びに苦戦しないところも、使い勝手を上げているポイント。

ザ・ノース・フェイのジオドーム4

天井高が高いので室内空間が広く感じます。またフライシートが白系なので明るいです。

床面積は広くありませんが、空間面積は大きいので、夏は熱気を上から逃すことができます

室内高は210cm。幕内で立てるうえに、圧迫感も軽減。悪天候でも安心して過ごせる、これぞスーパー幕!

    ザ・ノース・フェイス ジオドーム 4

    サイズ●フロアサイズ:230×218cm
    ●フロア面積:4.12m2
    ●高さ:210cm
    ●収納サイズ:73×26cm
    重量11.07kg
    内容物●出入口:1
    ●ポール本数:6

    2、フライシートにも”メッシュ”つき

    フェールラーベン「ケブドーム 3」

    フェールラーベンのケブドーム3

    ドームテントに目がないフェニックスの夫さん。先ほど紹介した「ジオドーム4」よりも数倍に小さいドーム型も愛用中。おもに家族とのデイキャンプや、ソロで使う幕として使い分けているそう。

    あるとき連続で雨キャンプが続き、大型テントの設営・撤収・乾燥にイヤ気が差していました。そんななか、小ぶりでかわいらしいこちらのテントが気になりました

    フェールラーベンのケブドーム3のメッシュ
    出典:fjallraven

    もともと兄弟分のアビスコドームは持っていましたが、ほぼ同じサイズのケブドームに変更した理由は、フライシートにもメッシュがついているから。

    フライシートとインナーテントのダブルメッシュにすることで風通しがよくなり、夜眠るときも涼しく快適度がアップするんだとか。

    ファミリーのときはインナーあり、ソロのときはインナーなし

    気分や用途で室内空間を切り替えられるのは便利ですし、雰囲気が変わって気分も上がります

    吊り下げ式のインナーテントを取り外すと、シェルターに変身。ここでもメッシュ機能が活きる……!

    フェールラーベンのケブドーム3

    ピシッと張ったときになんともいえない丸くて可愛いフォルムもお気に入りです

    こうした小型テントのときはタープやハンモックをプラスすることもあるそう。

    日中はタープの下で過ごし、眠るときは小さな寝床で。一人でパッと立てて、さっとしまえるテントがあれば、フットワークを軽くしてくれるでしょう。

      フェールラーベン ケブドーム 3

      収納サイズ23cm×42cm
      内容インナーテント、フライシート、ポール3本、張り綱8本、20cmペグ20本、リペアキット、補修用一式(ポール、ペグ、張り綱)

      3、スマートで美しい、フィールドキッチン

      hxo design「ラウンドテーブル」と「MEF for ラウンドシルバー」

      hxodesignのラウンドテーブルと専用の拡張フレーム
      出典:hxodesign

      hxo designの製品が好きで、かねてからhxo定番のテーブルを愛用しているフェニックスの夫さん。

      新たに導入したのが、丸型のテーブルと、それに連結して使う拡張フレーム

      細く美しい4本足と、丸い天板、MEFの組み合わせがシンプルで美しくまとまっているところに惚れぼれ。hxoテーブルにはない拡張性が気に入っています。

      おもにファミリーキャンプのメインテーブルとして愛用中。食事が終わったらテーブルの上を片付けて、子どもとカードゲームをしたりLEGOフィールドになったりしています

      hxodesignのラウンドテーブル使用時
      写真奥にある長方形のテーブルは、wanderoutの「ユニバーサルウッドトレイ」。面積が足りないときに追加している

      拡張フレームはIGTモジュールに対応しているため、スノーピークの「フラットバーナー」と、hxoのオプションパーツ「SUS Table Top(ステンレス製のメッシュ型テーブルトップ)」を実装。

      スマートながらも、使い勝手のいいシステムキッチンの完成!

      MEF (Multifunctional Extension Frame)は非常に軽量で、設営は足を広げるだけ。一瞬で完成するので使いやすいんです

      hxodesignの拡張フレーム使用時

      オーク材のラウンドテーブルは単体での使用も可能で、自宅ではコーヒーを飲むサイドテーブルとしても活躍中。

      シーンに合わせて足し引きする楽しさがキャンパー心をくすぐります。

      hxo design「ラウンドテーブル」の詳細はこちら

      hxo design「MEF for ラウンドシルバー」の詳細はこちら

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