親子2人で行く、海外キャンプ旅
![フォトグラファーの猪俣慎吾](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2023/04/bb63eefefae0fe76f3bf2315c0388afe.jpg)
プロフィール
キャンプフォトグラファー猪俣慎吾。2017年に星空 案内人®を取得。2019年から自ら開発した『プラネタリウムテント』で天の川の解説をし ながら全国を回っている。 2021年10 月に『絶景CAMPGUIDE』(JTB パブリッシング) を出版。
広告・料理・アウトドアの撮影が主な得意分野であり、アウトドアを中心にフォトグラ ファーとして活動する傍ら、キャンプコーディネーターとしても仕事をしている。
外ごはん文化を広めるためのアウトドアパーティーグループ「KIPPIS」を主宰。現在は息子と2人で行く父子キャンプにハマっている
この連載では、日本全国の絶景キャンプ場を旅していた筆者が、新たに「息子2人と海外キャンプ経験を経て学んだこと」を通して海外キャンプ旅のレクチャーをしていきます。
ハードルが高いと思われがちな海外キャンプですが、まずは近場からの旅行を経験して慣れていけば案外かんたんなことだと気づくはず。
筆者が体験した日本全国のキャンプ旅と、海外キャンプ旅で得たノウハウを余すこと無くお伝えしますよ。
▼準備編はこちらからチェック!
ケニア・ナイロビへと旅立つ
![出発当日!成田空港からアフリカキャンプへと出発!](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2024/12/2-2.jpg)
出発当日!成田空港からアフリカキャンプへと出発!
息子の夏休みに合わせて、まず筆者と息子の2人でケニアのナイロビへと向かいます。妻は仕事の関係で3日遅れで現地で合流の予定です。
今回は、成田からベトナム・ホーチミン→インド・ムンバイ→ケニア・ナイロビへと向かいます。
総移動時間は26時間。
長時間ではありますが、途中の経由地で食事を楽しんだので、そこまで長時間かかった感覚はありません。
丸1日の移動で辿り着くと、7月の真夏の筈なのにナイロビは涼しくて快適な湿度でした。
東京の酷暑・湿度ムンムンの場所から来た身としては、この違いといったらなんでしょう? アフリカってこんなに涼しいの! って感じです。避暑地の軽井沢に来たような感覚に本当に近かったです。
ケニアの内陸部は標高が高く、首都のナイロビは標高が1800メートル。
1年を通じて気候が安定しており、暑いときでも30度を越えることは稀で、寒いといっても10度以下になることがあまりないそうです。なんて快適な気候なんでしょう! 赤道直下なのにこれはずるい!
![今回ケニアでお世話になった運転手兼ガイドのジョセフ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2024/12/3.jpg)
今回ケニアでお世話になった運転手兼ガイドのジョセフ
事前にお願いしていた運転手兼ガイドさんとは、移動中も「WhatsApp」で連絡を取り合っていたので合流もスムーズでした。
今回のガイドの名前はジョセフ・サクダさん。
ケニア・ナイロビ出身の方で、個人でガイドツアーをしているとのこと。動物の知識が豊富な上に、時間厳守で自分が訪れようとしていた場所に、すべて連絡もしてくれていた本当に頼りになるナイスガイです。
![ナイロビのアウトドアショップ。アウトドアを楽しむアフリカ人は富裕層が多いようだ](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2024/12/4.jpg)
ナイロビのアウトドアショップ。アウトドアを楽しむアフリカ人は富裕層が多いようだ
ケニアに到着したらまずやることは、CB缶調達と食料調達です。
ナイロビはアフリカの中でも大都市なので、アウトドアショップは結構沢山あるみたいです。
お店は、Googleマップで検索すれば簡単に見つけることができます。CB缶の売っているアウトドアショップは大型店やモールに入っているお店がある確率が高いようです。
![ナイロビの中心部に近いモールにあるカルフールで食材を調達](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2024/12/5.jpg)
ナイロビの中心部に近いモールにあるカルフールで食材を調達
スーパーマーケットも同様で、Googleマップを使えば簡単に見つかります。
運転手のジェセフさんに場所を伝えたら、すぐに理解して連れて行ってくれました。スーパーマーケットはショッピングモールにあったカルフールに行きましたが、食材が豊富で買い物もしやすかったです。
食材に関してはほぼ揃っているので心配はいりません。和食に関しては、お米(インディカ米)と味噌汁がありました。
![インド洋貿易の名残りでスパイスは困らない程沢山ある](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2024/12/6.jpg)
インド洋貿易の名残りでスパイスは困らない程沢山ある
![何故か日本のレモンウォーターが売っていた笑、ケニア人はレモン好きなのか??](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2024/12/7.jpg)
何故か日本のレモンウォーターが売っていた笑、ケニア人はレモン好きなのか?