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渡辺信吾さんのキャンプ風景

連載企画:『コレがなきゃ始まらない!私的キャンプの逸品』渡辺信吾さん編

CAMP HACKインタビュー企画『コレがなきゃ始まらない!私的キャンプの逸品』。 第10回はライターやコーディネーターなどアウトドアで活躍中の渡辺信吾さん。キャンプの必携道具は「小川キャンパル ツインピルツ7プラス」「スノーピーク 焚火台S」「バリ島土産のかわいい包丁セット」の3点。それぞれのギアに対する思いを語ってもらいます!

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目次

アイキャッチ画像撮影 KOICHI MIYAGAMI

CAMP HACK不定期企画『コレがなきゃ始まらない!私的キャンプの逸品』第10回は渡辺信吾さん!

camphack_uncle10CAMP HACKの不定期連載企画『コレがなきゃ始まらない!私的キャンプの逸品』。

アウトドア業界で活躍する方々に、これがなくっちゃ私のキャンプは始まらない!という「キャンプの必携アイテム3点」(キャンプギアから雑貨、食品などなんでもOK!)という同テーマでインタビューさせていただき、各人にそのモノへの想いや、使い勝手などを語っていただく企画です。

第10回はアウトドア界で活躍する“フリースタイルな野良ライター”渡辺信吾さんが登場!

プロフィール:渡辺信吾(わたなべしんご)

渡辺信吾

キャンプ情報サイトの編集長を経て、現在は“フリースタイルな野良ライター”。アウトドアカルチャーのニュースサイト「Akimama」のレギュラーライターなどアウトドアを中心としたライター、エディター、コーディネーター、デザイナーとして活動中。また「キャンプよろず相談所」の一員としてフジロックフェスティバルなどの野外フェスでキャンパーをサポート。

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必携キャンプ道具その1 小川キャンパル ツインピルツ7プラス

ツインピルツ7プラス

野外フェスやアウトドア系イベントで、長身痩躯なその姿を見かけた人も多いかもしれません。仕事でもプライベートでもキャンプの機会が多い渡辺さんが1点目に挙げたのは、2013年に発売された小川キャンパル(現キャンパルジャパン)のシェルター「ツインピルツ7プラス」。

出会いはアウトドアブランド各社が来季新製品の展示・受注を行う「アウトドア合同展示受注会」。ここで“一目惚れ”してしまったんだとか。

ツインピルツ7プラス

「スノーピークのランドステーションみたいなシェルターが欲しいなぁと思っていたんだけど、わが家にはサイズが大きすぎて一歩踏み出せなかったんだよね。そんな時に合同展示会でツインピルツ7プラスを見て『そうそう、このサイズ!』って。これなら夫婦二人でもちょうどいいし、一人使いもできるサイズ感。サンドカラーという色味もそれまで持っていなかったので」とリリース直後に購入。

シェルターはこのツインピルツ7プラスで4代目とのことですが、このギアが必携道具となっているのはどんな理由があるのでしょう?

ツインピルツ7プラス

「使い道がいろいろある点かな。日除け、風除け、目隠し、リビンググダイニングスペースにもなるし、これ単体で宿泊もできる。ソロキャンプでも使っています。コットで寝るスペースを作って、余ったスペースにサーフボードとか自転車も入れられます。少人数なら宴会もOK。あと、立って着替えができるのもメリットの一つ。広い空間が作れる割りに軽量なのもいいんですよ」。

ツインピルツ7プラス

使い道が幅広いのはもちろん、バリエーションの多彩さも魅力だと渡辺さんは話します。

「サブポールをうまく使えば、いろいろな形にアレンジできるのも楽しい。基本は片側の幕を2本のポールで跳ね上げるんだけど、さらにセンターに長めのポールを1本セットすると、視界が広がるし出入りも楽。風を通したい時は反対側も少しだけ跳ね上げる。ポールが足りないときはトレッキングポールとか、落ちている枝とかを使うといいね」。

ツインピルツ7プラス

キャンプはもちろん、ピクニックでも大活躍しているそうですが、特に気にっている過ごし方が昼寝。

「キャンプでもピクニックでも昼寝するのが好きなんですよ。風が吹いている日でも、このシェルターなら本当に快適に昼寝できる。それとね、あんまりキャンプ好きじゃなかった奥さんが、これ買ってからキャンプするようになったかも(笑)」

必携キャンプ道具その2 スノーピーク 焚火台S

焚火台S
画像提供:スノーピーク

焚き火台に求めるのは「手入れのしやすさと収納性」と話す渡辺さんが愛用しているのが、スノーピークの「焚火台S」。キャンパーからも絶大な人気を誇るこのアイテムを渡辺さんもキャンプの相棒として愛用しています。

スノーピーク 焚火台S

「この焚き火台はサイズの手ごろ感に惹かれました。購入したのは2007年ごろ。当時、ソロキャンプが多くてコンパクトな焚き火台を探していたんです。大きな焚き火台は長い薪も使えるから便利なんだけど、重いしスペースも取るし、自分のキャンプスタイルでは持て余すなと。今みたいにソロ用焚き火台がたくさんある時代でもなかったしね。“焚火台S”のサイズは自分のキャンプスタイルにぴったりだと思って」。

スノーピーク 焚火台S

以来、車に常備し焚き火から炭火料理とさまざまなシーンで活躍。渡辺さんのキャンプに欠かせないものとなっています。

「この焚き火台は重いんだけど、厚手のステンレスで熱変形を起こすこともないし、コンパクトだけど安定感があって安心して使えます。メンテナンスいらずで使い続けられるのもいい」。そしてデザイン面に関しても、渡辺さん独自の思いが。

スノーピーク 焚火台S
画像提供:スノーピーク

「逆ピラミッド型の形状と、パタンと二つ折りにできる機構……どこかしら折り紙的な感覚がありますね。日本的なデザインセンスだなぁと思っていて、そんなところもいいよね」。

必携キャンプ道具その3 バリ島で購入した包丁

アウトドア 包丁

「刃物としてはもっと切れ味のいいものがたくさんあると思いますが、この包丁セットは見た目がかわいくて愛用しています。大きな包丁が収まっているだけなら大したことないんだけど、小さい包丁がセットで収まっているところがコバンザメみたいでかわいい。革ケースの型押し具合もいいんですよ」と意外(?)にも“かわいい”を連発する渡辺さん。

「けっこう“かわいい目線”で道具を選んでるかな。奥さんに『女子かっ!』って言われてる(笑)」

アウトドア 包丁

渡辺さんは毎年のようにバリ島旅行に出かけているそうで、こちらは2013年に行った宿泊先ホテルのお土産コーナーで入手。

「一目見て即決しました。刃物としての品質的にはあまりこだわってなくて、民芸品としての雰囲気があって、キャンプサイトにコイツがあったらかわいいだろうなと思って(笑)」。

アウトドア 包丁

「キャンプではほとんど小さい方で事足りるんだけど、野菜の束を切るときや、魚のぶつ切りとかには大きな刃の方で。地元の人が大きな包丁で魚をバンバンぶつ切りにしてるのを見て『ワイルドだなぁ、かっこいいなぁ』と思っていて。まだキャンプでそういう使い方したことがないんだけど、今度伊勢エビをまっぷたつにしてみたいなと考えてます」。

アウトドア 包丁

なかなかキャンプ道具として使用している人も少ないこのアイテム。周りからの評判を聞いてみると、

「料理する人はけっこう食いつきますね。『なんすか、ソレ?』って。単にめずらしいみたい。でもまだあんまり他人には見せびらかしたくないので、評判はよくわかりません(笑)」。

 

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