※表示価格は、全て2021年8月13日付該当サイトの税込価格です。
熱気のこもる車内・車中泊を快適に!夏を乗り切る扇風機を導入しよう
夏の寝苦しい車中泊、少しでも快適に過ごすべく扇風機 を取り付けませんか? USB給電できるタイプなら、コードレスで使用でき好きな場所に設置可能!
一晩中涼しい風にあたることができるため、扇風機があるのとないのとでは大違いです。
そこで今回は、通販サイトで気になったレビュー1,000件越えの激安製品から、マキタやルーメナーなどの定番品含め、車中泊で使いたい扇風機を調査!
設置のしやすさ、風量の強さ、バッテリーの容量など、実際に使い比べて勝手にランキング化してみました。
車中泊で使う扇風機を選ぶときに外せない条件
今回選抜した扇風機は、絶対条件としてコードレス使用が可能であること。続いて、下記の要素をおおよそ満たしてくれるモデル5つを厳選しました!
一番最安で価格2,000円台〜1万円を上回るものまで様々。まずは、この5選手の基本スペックを駆け足でご紹介していきます。
使用する扇風機はこちらの5台
①KEYNICE「USB充電式扇風機」3,580円
1つ目にピックアップするのは、楽天市場デイリー・週間ランキングで2冠(扇風機部門、USBグッズ部門ともに第一位)を達成している大人気ファン、KEYNICE の「USB充電式扇風機」。
弱/中/強の3つモードから風量を選択でき、フル充電の場合だと強モードで約5時間、弱モードで約28時間の連続使用が可能です。基本スペックは、以下の通り。
商品名 | KEYNICE「USB充電式扇風機(KN-618)」 |
サイズ | ファンΦ16cm / スタンド設置面:W10×D13cm/ H24cm |
重量 | 464g |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
使用可能時間 | 5~28時間 ※運転モードによって異なります |
価格(編集部調べ) | 3,580円(税込) ※2021年8月13日付楽天価格 |
自動首振り機能(左右最大角50度)を起動すれば、風が1ヶ所に当たり続けることがないため身体に優しく、車内の空気循環にも大活躍。
さらにリズムモードを搭載しているため、夜の閉め切った車中で使用しても風量がリズミカルに変化し、“まるで自然の中”にいるような優しい風を演出してくれます。
5台のなかでも比較的コンパクトなボディをしているので、「置き場に困る!」などの心配は正直ありませんが、このクリップ式スタンドが意外にも嬉しいポイント。
クリップ幅が最大幅4.5cmまで開口するため、助手席&後席上部にある「アシストグリップ」や運転席頭上の「サンバイザー」など、多少厚みのある箇所にも容易にセットできます。”卓上”以外のポジションでも力を発揮する、ナイスなファンです!
Keynice USB充電式扇風機
②Delamu「卓上扇風機」2,680円
2つ目に紹介するのも、クリップススタンドを採用したDelamu「卓上扇風機」。ファンの直径も先ほどのファンとほぼ同じなのですが、背の高さは19.8cmとよりコンパクトなボディに仕上げられています。
「ちっちゃ!」というのが、筆者のファーストインプレッションでした。
商品名 | Delamu「卓上扇風機(Delamu-17)」 |
サイズ | W16.5×D11.6×19.8cm |
重量 | 595g |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
使用可能時間 | 4〜24時間 ※運転モードによって異なります |
価格(編集部調べ) | 2,680円(税込) ※Amazon販売時価格 |
一つの特徴と言えるのが、このクリップの独特な形状。ポールにフィットするよう凹みが施され、設置後、ファンの重みで角度が変わったりすることがありません。
加えて、便利な照明機能付き。明るさを2段階で調整でき、夜の車中に明かりを灯してくれます。
本体裏側にはフックを配しているため、吊り下げ設置もご覧の通り! 風量は4段階で調節でき、首の角度は左右・上下360度任意の角度に調節が可能です。
小さなボディに加えて、フレキシブルなファンの可動域。設置場所を選ぶことなく使えそうです。
※紹介しているDelamuのものは、2021年8月13日現在品切れ。同等の機能をもち、一部アップデートされたモデルが現在販売されています。
Hosea USB扇風機 2021年最強版
③クレイモア「ファン V600+」6,578円
スタイリッシュなデザインが目を惹くコチラは、クレイモアの「ファン V600+」。最近のアウトドアシーンでは、お馴染みのアイテムにもなっていますよね。
風量は4段階で調節可能。旧型の「V600」では連続使用時間が最大15時間までだったのですが、当モデルは最小風量で最大32時間の連続使用できるようアップデートされています。
商品名 | クレイモア「ファン V600+」 |
サイズ | W24.3×D22.6×35cm |
重量 | 約600g |
バッテリー容量 | 7,800mAh |
使用可能時間 | 7〜32時間 ※運転モードによって異なります |
価格(編集部調べ) | 6,578円(税込) ※2021年8月13日付楽天価格 |
本体後部に備え付けられたハンドルワイヤーは、吊り下げ設置時にも活躍。
三脚部分は自由に取り外しできるため邪魔にならず、ハンドルワイヤーは任意で自由に角度を調整できるため、このような横向き設置のほか、ファンの向きを真下にすることも。テント のランタンフックに吊り下げれば、テント泊も快適です。
オフタイマー機能では、1/2/3/4時間の4パターンから設定ができ、時間になると電源OFFに。 消し忘れや冷え防止にも安心のミニファンです。
クレイモア ファン V600+
④マキタ「充電式ファン」6,759円(バッテリは別売)
次に紹介するのは、コチラ! プロが使う業務用から一般家庭向けのものまで幅広いラインアップが揃う、マキタ 製品の「充電式ファン(CF102DZ)」です。
別売のマキタのリチウムイオンバッテリ18V、14.4Vを本体にマウントして使うコンパクトタイプのファンで、風量は3段階で調整可能。1/2/4時間のタイマー機能を備えています。
商品名 | マキタ「充電式ファン(CF102DZ)」 |
サイズ | W18.5×D27.2×28.4cm ※バッテリ除く |
重量 | 1,300g ※バッテリ除く |
バッテリー容量 | 6,000mAh ※バッテリ「BL1860B」の場合 |
使用可能時間 | 約9時間35分〜21時間10分 ※運転モードによって異なります(バッテリ「BL1860B」の場合) |
価格(編集部調べ) | 6,759円(税込) ※2021年8月13日付Amazon価格、バッテリ・充電器は別売 |
自動首振り機能を備え、ご覧の通り、左右90度に動くので広範囲な送風が可能です。本体右にあるボタンを押せば、ファンヘッドを後ろ(上方向)に90度、前(した方向)に45度傾けることも。
可動式フックがついているため、座敷後部にある「アシストグリップ」への装着も容易。底部には、別売りの「墨出し器用エレベータ三脚」 を取り付けられるネジ穴(5/8”UNC-11ネジ)が施され、それを併用すれば高い位置から送風できます。
マキタ 充電式ファン
⑤ルーメナー「ファンプライム」11,000円
最後に紹介するのは、ルーメナーの「ファンプライム」。前作から大幅なアップデートが施され、2020年のリリース後すぐに注目を高めたモデルのため、「もうゲットしたよ!」という方もきっと多いはず。
「ファンプライム」は、旧型の3枚刃に対し、7枚刃を採用しています。その分、サイズ感は一回り大きくなっていますが、風力は前作の1.5倍アップ。また、バッテリー容量も2倍になり、持久力も格段にパワーアップされています。
商品名 | ルーメナー「ファンプライム」 |
サイズ | W20.3×D16.2×35cm |
重量 | 約950g |
バッテリー容量 | 8,000mAh |
使用可能時間 | 4〜30時間 ※運転モードによって異なります |
価格(編集部調べ) | 11,000円(税込) ※2021年8月13日付楽天価格 |
そして、何よりもユーザーの要望が多かったという首振り機能を新たに採用。左右120度にわたる広範囲な送風を実現しました。4段階のタイマー機能は前作から継承されています。
遠隔操作が可能なリモコン付属というのも、本作から取り入れられている大きな特徴。車中泊での使用はもちろん、キャンプ場で使うときもイチイチしゃがまずに操作できる、イイ意味でダラけさせてくれるファンといったところでしょう。
ちなみに、本体側の操作スイッチも、旧型のプッシュ式からつまみ式に変更されています。
今回紹介したラインナップの中で、唯一、ルーメナーの「ファンプライム」だけ “置き”にしか対応していませんが、このようにヘッド部分を上下にスライドさせることができるので、実用性も高め。これも新機能で、無段階で最大14cmの高さ調整が可能です。
ルーメナー ファンプライム
【勝手にランキング】風量、ハイパワーバッテリー、設置のしやすさなどを比較!
ここからは、使い比べてわかった結果を紹介します! まずは、ファンとして一番気になる風量のスペック比較から。
最大風量の強い扇風機TOP3
比較方法は、コチラ!
この状態で、ビニール紐がファンの風量でどうなびくか、あくまでもライターの主観ですが各モデルを比較してみました。その結果……
風量第1位に輝いたのは、マキタの「充電式ファン(CF102DZ)」。ビニール紐が渦のようにまとまり、一度も下に着くことなくハイパワーな風量をキープしていました。
第2位は、ルーメナーの「ファンプライム」。マキタのそれにはやや劣る印象でしたが、それでも力強い風量です。
そして、第3位がクレイモア「ファンV600+」。上二つに比べてやや散漫気味な送風感でしたが、十分な風量!
ちなみに、他2台の風量は写真の通り。本体サイズがコンパクトな分、羽根も小さいため風量はそこそこといったところ。ビニール紐が地面についています。
備えるモーターのスペックに差異があるのはもちろんですが、体感的な風量の強さはファンのサイズ感が大きく関係してそうですね。
充電しておけば一晩余裕!ハイパワーバッテリーTOP3
次にフォーカスするのは、持久力。当たり前ですが、ファンを長時間使えることに越したことはありません。各モデルが発表しているオフィシャルのデータをもとに、TOP3を発表していきます!
第1位は、クレイモアの「ファンV600+」。運転モードによって異なりますが、最大約32時間の連続使用が可能です。
次いで第2位は、<弱>モードで最大約30時間の使用が可能なルーメナーの「ファンプライム」。
第3位は、KEYNICEの「USB充電式扇風機」。同じく<弱>モードで最大約28時間の連続使用ができるとのこと。
設置のしやすさTOP3
次に比較するのは、設置のしやすさ。卓上以外でも使用できる、数パターンな置き方を備えるモデルを取り上げます。
設置のしやすさ第1位は、Delamu「卓上扇風機」。卓上/クリップ式/吊り下げ式/壁掛け式の4パターンの設置が可能な優秀ファンです。
第2位は、卓上/クリップ式/吊り下げ式/壁掛け式の3WAY仕様を備えるKEYNICE「USB充電式扇風機」。
第3位は、クレイモアの「ファンV600+」。卓上/吊り下げ式という2つの設置方法があり、マキタ「充電式ファン(CF102DZ)」も同じ設置方法を備えているのですが、前者の方が“本体が軽くて扱いやすい”といった点で3位にランクイン。
寝るときに安心!首振り、タイマー機能付き
最後は、寝るときに安心な便利機能搭載モデルをランキング形式で発表! 自動で電源をOFFにする「タイマー機能」を備えていることを最低条件に、ランキング形式で発表します。
第1位は、ルーメナー「ファンプライム」です。左右120度の自動首振り機能を備えているため、一箇所に風邪が当たることなく快適。リモコンで遠隔操作できる点も横になってる時は好都合です。
第2位は、首振り機能&タイマー機能を搭載したマキタ「充電式ファン」、そして第3位がタイマー機能搭載のクレイモア「ファンV600+」。
リズムモードと備えるKEYNICE「USB充電式扇風機」を上位に入れるか迷いましたが、やっぱり”寝る”というシーンではタイマー機能が必要不可欠かと。
以上、ライターの独断&偏見ランキングでした。
移動の車内での使用のみを考えている方には!おすすめ扇風機3選
さて、ここまでは車中泊で使用したいファンを5つを取り上げましたが、移動の車内での使用のみを考えている方は有線タイプもおすすめ! ここからは、安くて使えるファンを紹介していきます。
トップランド「どこでもファン」2,280円
4段階の風量調整&リズム機能を備えたトップランド の「どこでもファン」。 ACアダブターから電源を拾うモデルで、USBポートを備えているためスマホなどのデジタル機器を充電するのにも好都合。
トップランド どこでもファン
QcoQce「ツインファン」2,680円
こちらは、シガーソケットに差し込み、ヘッドレストなどに取り付けて使用するQcoQceの「ツインファン」。
ファンの向きを上下360度、左右180度手動で調整できるので広範囲に送風可能で、車内のエアコンと併用すれば冷却効率が高まることな違いなし。
QcoQce ツインファン
KEYNICE「USB扇風機 」1,428円
USBポートに差し込んで使うKEYNICEの「USB扇風機」。4枚羽根で強力な風量を確保しながらも、回転音が気にならない静音設計で、クリップ式スタンドを採用しているため設置場所にも困りません。
Keynice USB扇風機
夏の暑さ対策にはもちろん、車内の空気循環に”MYファン”をゲットしよう!
紹介したアイテムどれもレビュー評価が高いだけに、その全てがハイスペックなものばかり。車内で使うのにはもちろん、デスク周りのガジェットとして取り入れてみるのも良さそうです。
余談ですが、車中泊よりキャンプがメインの筆者はDelamu「卓上扇風機」を個人的にも購入。テントのポールに設置し、ファンとしてはもちろん、サブランタンとして活躍中です。皆さんもぜひ、お気に入りの一台をゲットしてみては?