アイキャッチ画像出典:mind
記事中撮影:筆者
トランクカーゴでも、BOXカスタムを楽しみたい!
最近キャンプ界で流行っているアルミコンテナカスタム。コンテナ1つにキッチンやテーブルなど全てが集約された効率の高さに加え、コックピット感がなんともカッコよくて憧れます!
けれど、コンテナ自体のお値段が約1〜2万円とかなりお高いんですよね。
そんなアルミコンテナに比べてリーズナブル、かつホームセンターなど身近な場所で入手しやすいのが、「トランクカーゴ」。かくいう筆者もトランクカーゴ派の1人なんですが……。
ガレージブランドのカスタムパーツにはトランクカーゴ用のアイテムがなく、いわゆるBOXカスタムには手が出せずにいたんです。
ところが昨年遂に、新鋭ガレージブランドmindのカスタムパーツ「to-rail(トレール)」を入手! 蓋がスライド開閉できるようになり、天板活用のポテンシャルがだだ上がり。
けれど、こうなると更なるカスタム欲が湧いてくるのがキャンパーという生き物の性?でして。
さらなるカスタムパーツが!
そんな筆者の思いを見透かしたかのように、なんと同ブランドから、新たなトランクカーゴ用カスタムパーツが登場!
即入手したのが、こちらのmind「FOLDING TABLE(フォールディングテーブル)」です。
これまでになかったカスタムパーツという斬新さだけでなく、デザイン性や使い勝手まで実に秀逸なアイテムだったので、詳しくご紹介します!
mind トランクカーゴ用 FOLDING TABLE正面50
サイズ | 外寸:400×200(mm) |
---|---|
耐荷重 | 3kg |
材質 | アイアン |
注意事項 | TC-50/TC-50Sタイプ以外には使用できません |
mind トランクカーゴ用 FOLDING TABLEサイド2枚セット
サイズ | 外寸:260×200(mm) |
---|---|
耐荷重 | 3kg |
材質 | アイアン |
注意事項 | TC-20/TC-20Sや各LOWタイプには使用できません |
トランクカーゴでBOXキャンプ!
「フォールディングテーブル」の魅力とは?
どんなアイテム?
(写真左)サイド2枚セット、(右)正面パネル
mind「フォールディングテーブル」は、トランクカーゴの正面装着用とサイド装着用の2種がラインナップ。
さらに正面装着用は、それぞれ30L用(26×20cm)・50L用(40×20cm)・70L用(54×20cm)の3サイズが展開。サイドパネルは1サイズのみで26×20cmです。
各1.15kg〜1.8kgと軽量ですが、耐荷重はしっかり3kgと安心の設計。
尚、筆者所有のトランクカーゴは50Lサイズなので、今回は「50L用正面パネル」と「サイドパネル」をご紹介します。
引っ掛けるだけ!秒で装着完了
まずは正面パネルを装着。こちらなんとフック部分をトランクカーゴの縁に引っ掛けるだけで完了!
以前ご紹介した「トレール」と同じく、穴開けやネジ留めなどの面倒な作業が不要なので、購入したら即使えます。
フック部分を拡大するとこの通り。トランクカーゴの縁に見事にフィットする形状になっているため、グラつきもなくしっかり固定されます。
両サイドパネルも同様に装着。ここで注目したいのが、フック部分がトランクカーゴのハンドルに干渉しない間隔と形状になっている点です。この点のメリットについては、後ほど詳しく解説します!
あとは天板を持ち上げるだけ。3パネルの装着はものの10秒で完了! 組み立て作業もなく嵌め込むだけなのでノンストレスです。
天板面積が一気に拡大!
天板は、ちゃんとワンタッチでロックできる機構も備えているので、使用時も安心。
正面・両サイドに3枚のテーブルを装着したことで、天板の有効面積は約2倍に拡大しました!
実際に使ってみると、こんなにたくさんのギアが載せられて、ソロキャンプではもはやテーブルが不要なほど!
真上から見るとこんな感じ。BOX1つで全てが完結するこのコックピット感、まさに男心をくすぐられます……!
装着したまま蓋ロック&運搬可能!
そして、このアイテムの使い勝手を大幅にUPしているのが、先に触れた、フック部分がトランクカーゴのハンドルに干渉しない点なんです。
こちら要するに、「サイドパネル」を装着したままで、トランクカーゴの蓋ロックを開閉できるということ! しかも、「サイドパネル」を展開したままの状態でも可能です。
また、折り畳み時の厚みはトランクカーゴの蓋より約1.5〜2cm(実測値)増しますが、画像の通り、装着したままでの持ち運び、車への積載が可能です。
ずっと付けたままでいいから、使用時も収納時もワンアクション。めちゃめちゃ楽なんです!
”穴あき”の天板が肝
さらによく見ると、各テーブル天板には無数の“穴”が設けられています。肉抜きによる軽量化の意味もあるかと思いますが、実はもっと役立つポイントがあるんです。
例えば分離型のシングルバーナーを設置する際、CB缶のみ天板の裏側へ、ベルクロテープなどでぶら下げることが可能に。
CB缶を天板上に置かずに済むので、よりスペース効率がアップします。
出典:mind
出典:mind
また、こんな風にモールシステム対応のポーチなどもぶら下げられ、さまざまな小物をハンギング収納できてしまうんです。
細長いスリット状の穴にフィットする、20mmレールやホルダーアタッチメントなどの市販パーツを追加すれば、筒状アイテムも固定できたりとさらにポテンシャルが拡大。
トレールと同時使用も可能
もちろん、3面に「フォールディングテーブル」を取り付けたまま、「トレール」も同時に装着して使えます。
これ以上ない、もはやトランクカーゴカスタムの最終型と言える地点に到達した気持ちです。
▼mind「フォールディングテーブル」の詳細はこちら
少しだけここが気になる…。
パーツがかさばる
丈夫でしっかりとした作りであるがゆえに、トランクカーゴから外して中に収納すると、ややかさばります。
およそ1/3の面積が取られるので、外側へ装着したままでの車載が難しい場合は、収納スペースをしっかり考慮する必要がありそうです。
天板表面が滑りやすい
天板表面がサラリとして滑りやすいテクスチャのため、ギアの落下にはやや注意が必要だと感じました。こちらはマットや滑り止めシートを敷けば、対策はできそうです。
また、拡張性を高める穴あき構造ですが、純粋にテーブルとして使う場合には、カトラリーなどの細いものが落下してしまうデメリットをはらむので、こちらも注意が必要でした。
中が軽いと倒れてしまう
最後にもう1点。内容物を全て出してしまったときなど、トランクカーゴ本体側が軽い状態だと、「フォールディングテーブル」の重みで倒れてしまいます。
なのでパネル装着時には、トランクカーゴの中に何らかのギアを入れ、重さのバランスを取る必要があります。
全トランクカーゴ派に試して欲しいアイテム!
トランクカーゴのポテンシャルを爆上げしてくれるカスタムパーツ、mind「フォールディングテーブル」、いかがでしたか?
筆者個人的には、装着したままで使えるのがとにかく楽で、トランクカーゴ派ならぜひ一度試して欲しいアイテムだと思います! 気になる人は早めのチェックマストですよ。
mind トランクカーゴ用 FOLDING TABLE正面50
サイズ | 外寸:400×200(mm) |
---|---|
耐荷重 | 3kg |
材質 | アイアン |
注意事項 | TC-50/TC-50Sタイプ以外には使用できません |
mind トランクカーゴ用 FOLDING TABLEサイド2枚セット
サイズ | 外寸:260×200(mm) |
---|---|
耐荷重 | 3kg |
材質 | アイアン |
注意事項 | TC-20/TC-20Sや各LOWタイプには使用できません |