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【カインズの大バズ製品】ふるだけで茶渋が落ちる!?「ボトルクリーナー」の実力を検証してみたら…

テレビやInstagramで紹介され、一時店頭とオンラインから消えるほど大バズり中のカインズ「ふるだけボトルクリーナー」

商品名の通り「ふるだけ」でボトルの茶渋が落ちちゃうというスゴいものらしいのですが、口コミは「ほんとにふるだけでピカピカ」「何度もリピ」という満足コメントから「期待はずれ」まで二極化……。

これぶっちゃけどうなん? ということで、果たしてしっかりめの着色汚れも落ちるのか!? その実力を検証していきます。年末のお掃除シーズンに役立ちますよ!

目次

記事中画像撮影:筆者

ボトル底の茶渋が気になる…

マイボトルが並んでいる

マイボトル生活が身について早10年。筆者は日々の暮らしで保温・保冷ボトルを愛用していますが、使えば使うほど気になるのが、ボトル底の着色汚れ

毎日食器用洗剤で洗っていても、気がつくとめちゃくちゃ色がついてしまって、しかも洗剤じゃ落ちないんですよね……。それに、細長いボトルって底面まで力を入れて洗いにくいので、隅々まできちんと洗えているのか実感もない……。

サーモスのマイボトル洗浄器

正直、過去にサーモスの「マイボトル洗浄器」なるものを使ってました。これ、本当にピカピカになるので、めちゃくちゃ神アイテムなんです。

でも、ぶっちゃけ家事のなかで洗いものが一番億劫。それすらもセットするのが面倒になり、いつしか引き出しに眠ったままになっていました。

カインズでいいものみっけ!

カインズの外観

もっと簡単で、早くて、煩わしくない洗浄方法はないかと思いリサーチしていると、洗いものギライの筆者を救ってくれるかもしれないアイテムを「カインズ」で発見!

その名は「ふるだけボトルクリーナー」。え、ふるだけ!? それなら毎日ヨユーで続けられるじゃん……?

カインズのふるだけボトルクリーナー
商品の正式名称は「ふるだけで水筒の茶渋もきれいになる ボトルクリーナー」 

ということで、真偽を確かめるべくゲットしてきました。「ふるだけできれいになる」ならめちゃくちゃ助かるけど……。

果たしてしっかりめの着色汚れも落ちるのか!? その実力を検証していきます。

「ふるだけボトルクリーナー」の使い方

カインズのふるだけボトルクリーナーの使いかた

使い方

  • 1. 500ml程度の水筒に対し、本製品小さじ約1杯(5g程度)を入れる
  • 2. 水道水を水筒全体の1/10くらい注ぐ
  • 3. 水があふれないようにフタで密閉し、上下左右10~20回程度水筒を振り動かす
  • 4. 水道水できれいにすすぎ洗いする

また、「汚れやニオイの質によっては落ちにくい場合がありますので、その場合は上記の方法を繰り返してください。水筒の場合は、スポンジかブラシを併用し、こすりながら洗浄してください」との記載もあります。

カインズボトルクリーナーのビフォーアフター

出典:cainz

ちなみに、公式サイトのビフォーアフターがこちら。これはめちゃくちゃ期待が高まります……!

本当にピカピカ? 早速使ってみた

検証1|コーヒーの着色汚れがひどいボトルの場合

カインズのふるだけボトルクリーナーを使う前

最初に洗浄したのは、こちらのボトル。ほぼ毎日コーヒーを入れているので、底や内側にはしっかりめの着色汚れが。果たして落ちるのでしょうか?

どうして「茶渋」は簡単に落とせないの?

  • 緑茶、紅茶、コーヒーなどに含まれる、カフェインやタンニンが水のなかの金属イオンと結びつくことで、簡単には落とせない「茶渋」へと変化。いわゆる飲み物の「着色成分」がボトルやマグカップなどにこびりつき、食器用洗剤では落とせない汚れになってしまうのだそう。

まずは、使い方どおりに洗ってみる

カインズのふるだけボトルクリーナーを使っている

「ふるだけボトルクリーナー」の中身(粉)と水を入れると、すぐに溶けて白く濁った水になります。これを20回ほど振って、洗浄前・洗浄後のボトルの内側を比較してみたのがこちら。

カインズのふるだけボトルクリーナーのビフォーアフター
左)元の汚れ 右)水でシェイクしたあと

反射していてわかりにくいんですが、なんか全然落ちてない……。でも、気持ち薄くなったような気も……? 

まぁしっかりめに着色していたし、1度のシャカシャカじゃ落ちないのも仕方ないかと思いつつ、気を取り直して再トライ。

今度は熱湯を使って、30分放置してみる

ボトルにお湯を入れている

熱湯の方が汚れが落ちやすいかもと思い、今度は95度くらいの熱湯を使って20回ふったのち、そのまま30分放置してみました。すると……

カインズのふるだけボトルクリーナーのビフォーアフター
左)元の汚れ 中央)水でシェイク 左)熱湯でシェイクして30分放置

徐々に薄くなってきたものの、やはり着色汚れがひどかったせいか、ピカピカへの道のりはまだ遠い……。

次は、ブラシでこすってみる

ボトルをブラシで擦っている

でも、薄くなっているということは、多少なりとも汚れが浮きはじめていると思うので、粉と熱湯を入れてふったのち、液体を入れたままブラシでゴシゴシ擦ってみました。すると、やっと本来のシルバー色が……!

最終的なビフォーアフターがこちらです

カインズのふるだけボトルクリーナーのビフォーアフター
左)元の汚れ 右)ブラシを併用したあと

この変化見てください。結論、最初からブラシ併用すればよかった!(笑)。

こういった頑固な着色汚れはふるだけでは落ちなかったものの、何度か繰り返してブラシで擦るとピカピカを取り戻すことができました。もう無理だと思っていたからめちゃくちゃ嬉しい……。

ちなみに、カインズ公式サイトやAmazonの口コミには「言うほど落ちない」「こびりついた茶渋は普通に長いスポンジでこすらなきゃだめ」という意見が散見されますが、もしかしたら筆者のボトルように頑固な着色汚れだったのかもしれません。

【すんなり落ちるケースもある】他にもいろいろ洗ってみた

ボトル、鍋、マグカップが並べてある

せっかくなので、汚れが気になるアイテムを一斉掃除してみることに。汚れの程度によっては、簡単に落とせましたよ!

検証2|茶渋がこびりついたボトル

他のボトルのビフォーアフター

続いて検証するのは、緑茶による茶渋がついてしまったステンレス製ボトル。こちらも「ふるだけ」では落とせなかったものの、ブラシで擦ったら1発で輝きを取り戻すことができました!

検証3|ステンレス製の鍋

ステンレス鍋のビフォーアフター

続いては、ステンレス製の鍋。ボトル同様ほぼ毎日使っているのですが、調味料の着色汚れがなかなか落とせずにいました。

鍋の場合はフタをしてふることができないので、ボトル同様に粉を水で溶かし、スポンジで擦り洗いしてみることに。すると、洗剤で何度洗ってもビクともしなかった汚れが、簡単に取れた……!

検証4|磁器のマグカップ

磁器マグカップのビフォーアフター

こういった白いマグは着色汚れが目立ちやすいのですが、ステンレス鍋と同じやり方でマグカップのコーヒー汚れもすんなりまっしろに

やはりこうした汚れは洗剤だけでは落としきれないので、「ふるだけクリーナー」を定期的に使うと良さそうです。

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