記事中画像撮影:筆者
地味に重たかったモバイルバッテリー
「小型のモバイルバッテリー」というと、いまはスマホサイズくらいの薄型やスティック型が主流ですよね。
筆者もそれらのモバイルバッテリーを持っているのですが、容量によって160g〜350gくらいの重さがあります。
でも、割としょっちゅう持ち歩くし、特にミニマムなバッグ(例えばサコッシュなど)でお出かけするとき、スマホ1回分充電できればいい、というときは「大きさも容量もオーバースペックなんだよな……」と思っていました。
もっと小さい「人差し指」サイズを発見!
そんな矢先、人差し指サイズほどの極小モバイルバッテリーを発見!
じつはこれ、1,000ルーメンの明るさを放つマイルストーンのハイスペックヘッドライト「MS-i1」の専用バッテリー(単体購入できる)なのですが、付属のUSBケーブルを使うと、キャンプギアやスマホの充電もオッケー! という代物。
この小ささ、一度持ち出すとこれまでのモバイルバッテリーには戻れなくなってしまうくらい快適なんです。
マイルストーン「スマートモバイルバッテリー」の基本スペック
「スマートモバイルバッテリー」のセット内容は、バッテリー本体とtype-CのUSBケーブルの2点。このケーブルにアウトプット用のUSBポートがついているのがミソ。
バッテリーにはtype-CのUSBケーブルを接続できる穴があるので、そこに接続することで電力をアウトプットできる仕様になっています。
使い方は簡単で、以下のどちらか。
- バッテリー本体に付属のtype-CのUSBケーブルを挿して充電したいアイテムにつなぐ
- バッテリー本体に直接使用したいUSBケーブルを繋いで充電したいアイテムにつなぐ
インジケータもついているので、残量の有無を把握することもできます。
- 緑色に点灯=バッテリー残量あり
- 点灯していない=バッテリー残量なし
欲を言えば、どのくらい残っているかまでわかると嬉しかったのですが、まぁこの小ささなのでここは良しとしましょう。
本体バッテリーはだいたい3.5時間でフル充電できる仕様です。
マイルストーン MS-LB3 Smart Mobile Battery
容量 | 3400mAh |
---|---|
カラー | EG イーズグリーン |
本体質量 | 約50g |
付属品 | 専用USBケーブル / USB cable “type-C” |
便利な特長3つ
1|コスメ感覚で持ち歩ける
なんといってもその魅力は、リップクリームを持ち歩く感覚でバッグに入れておけること。人差し指ほどのサイズで、めちゃくちゃコンパクトです。
筆者がこれまで使っていた薄型モバイルバッテリーと比べてみても、その差は明白ですね。
バッテリー本体の重さは約50g。これまで愛用していたものと比べると100〜300gのダイエットに成功です。
2|キャンプギアの充電ができる
基本スペックでも紹介したように、付属のtype-CのUSBケーブルにはアウトプット用のUSBポートがついているので、LEDランタン、ポータブル扇風機、アウトドアウォッチなど、USB充電のギアにも使えます。
充電中はバッテリーのインジケーターが緑色に光り、完了すると消灯になるので、満充電になったこともわかりやすいです。
3|スマホ充電もスマートにできる
もちろんスマホの充電もできちゃいます。バッテリーの容量は3,400mAhで、筆者が愛用している第3世代のiPhone SE(バッテリー最大容量2,018mAh)の充電にはちょうどいい容量でした(*1)。
(*1)実際に充電できるのは、表示容量の約60%と言われています。3,400mAhのモバイルバッテリーなら、実容量は2,040Ahほど。この割合は状況によって変わるらしいので、表示容量より実際使える容量は少なくなることを覚えておくといいです
iPhoneのライトニングケーブルをお使いの方は、上の画像のようにつなぐと充電できます
ただ調べてみたところ、一般的に「大容量」と呼ばれるモバイルバッテリーが20,000mAh以上であることを踏まえると、人によっては容量が少ないかも……と感じてしまうかもしれません。
近頃の最新スマホは容量が大きいので、最新スマホの充電に使いたい方は対象の容量をチェックしておくといいでしょう。ちなみに、最新のiPhone15のバッテリー容量は3,349mAhです。
無印良品のコレと相性ぴったり……!
とはいえ、小さいがゆえにバッグのなかで迷子になりがちなところは否めません。テキトーな場所に入れておく置いておくと「あれどこに入れたっけ……」となるのは最初から分かっていたので、筆者は無印良品のとあるグッズで紛失対策中。