アイキャッチ・記事中画像撮影:筆者
ケトルって、ちょっと邪魔だったりしませんか……?
軽バンでの車中泊を続けてかれこれ1ヶ月以上経つのですが、限られたスペースの中でケトルって凄く邪魔だったので、荷物から省いてしまいました。
でも、カップラーメンを食べる機会も多ければ、コーヒーを淹れる機会も多い。洗い物もできるだけ減らしたい車中泊の生活では、お湯だけ欲しいことが非常に多いなと……。
車中泊にちょうど良いケトルを発見!
収納に長けていて、かつ使い勝手も良い。そんな都合の良いケトルはどこかに無いだろうかと探してみたところ、出会ったのがSWAG GEARの「クラッシュケトル」! さて、どんなケトルなのか? 詳しくご紹介していきます。
SWAG GEAR クラッシュケトル
サイズ | 15.5×15.5×11cm |
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重量 | 約270g |
容量 | 1L |
素材 | PPシリコン,304ステンレス |
SWAG GEARの「クラッシュケトル」って?
SWAG GEARとは、神戸にある総合アウトドアショップ用品店。「SWAG」とはアメリカの若者の間で流行している言葉で「イケてる!」という意味もあるようで、私もぜひ流行に乗ったイケてるアウトドアマンになりたい! ということで選ばせていただきました。
側面はシリコン!だから軽いんです
もちろんそれだけではなく、まず注目したのがケトル側面の素材。シリコン素材であることによって、柔らかく折りたためるんです。「火にあたる部分は金属に、その他は軽くて便利なシリコンにしてまえ〜!」ということで、軽量化されたケトルなんですね。
ちなみに使用状態だと高さは15.5cmありますが、収納時は約4.5cmと小さなフライパンのようなサイズ感になります。
安心してください!底面は金属です
底面の材質は耐熱性が高い304ステンレスなので、バーナーなどで火にかけるには問題ナシ。効率よく熱が行き渡るよう、二重リングになっているのもポイントです。
容量は1Lで、ソロなら十分なサイズ感
容量は1Lあるので、正直ひとりで使うならオーバースペックではありますが、2〜3人でも使えるので出番は多いはず。
また、アレンジして使う場合にこの容量がちょうど良かったりしますので、その詳細は後半でご紹介します!
耐熱温度は800℃、取っ手は滑りにくくなっている
耐熱温度は800℃あるので、安心してバーナーにかけることができます。万が一お湯が蒸発して空焚きになってしまっても800℃までは大丈夫なので、穴が空いてしまう心配もありません。
また、取っ手はナイロン製。手が滑って火傷してしまうのを防ぐため、溝がありしっかり持ちやすくなっています。
色んな場所にスイスイ納まり、すこぶる快適!
ケトルの収納サイズが4.5cmと比較的薄いので、バックパックのデッドスペースやギアボックスの隙間など、色んな場所に収納可能です。
また、スリム形状にするときはペコッと一発でたためるため、しまうときはほぼ一瞬。とても簡単でした。
実際にお湯を沸かしてみた
それでは実際にケトルを使ってお湯を沸かし、コーヒーを淹れてみます。
外側にはメモリあり
ケトルの外側には500ml・750ml・1Lのメモリに加えて、安全に使うのに推奨されているMAXの量を示すメモリもあるのが親切です。
内側にメモリはありませんが、お水を補充するときは凹みでをおおよその水量を測って入れられました。
底面は金属だから、加熱は問題ナシ!
火力が強いと評判のSOTOのガスバーナーの火力をMAXにしてケトルを載せましたが、底面は歪むこと無く使用できました。
ただ、シリコン部分には熱が伝わらないということもあり、オール金属製のケトルに比べると沸騰するのは少し遅く感じました。
注ぐときに出る量は、わりとちょうどいい
ドリップコーヒーにお湯を注いでみました。
注ぎ口が大きいため最初ドパッと結構な量が出るのかな? と思いましたが、先端が細い形状なので思ったより細い線のお湯を出すことができ、注ぎやすく感じました。
と、使い勝手上々のスリムなケトルですが、便利だと感じたのはここから。寒くなってきたので、こんな使い方もしてみました。