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「シートゥサミット Xポットケトル」

【これ知ってた?】湯沸かし調理派さんに激推ししたい198gの調理アイテム

突然ですがみなさん、この円盤のようなアイテム、一体どうやって使うと思いますか?

じつはこの正体、シートゥーサミットの「Xポットケトル」。その名から分かるように、“ケトル”なんです。

しかし、ただコンパクトになるだけじゃあない! そこで今回は、「Xポットケトル」の特長とディテールをチェックしつつ、買う前に知っておくべきポイントもあわせてご紹介したいと思います。

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目次

「Xポットケトル」の特長をチェック

Xポットケトル

折りたためるコンパクトな「Xポットケトル」。一体どこが便利なのか、特長とディテールを細かくチェックしていきます!

収納すると35mmの薄型になる

Xポットケトル

ケトルというとかさばるイメージが強いですが、「Xポットケトル」は折りたたんだときの厚みがたったの35mm。ぺったんこになるので、収納ボックスのスキマを活用してスマートに持ち運ぶことができます。

コンパクトだけど1.3Lの大容量

Xポットケトル

最大容量は1.3L。ただし吹きこぼれを防ぐため、実際には7分目までの注水にしておくのがベターなのですが、ケトルの外側には「MAX SAFE FILL」という目盛りがあり、ひと目でどこまで入れるべきか分かるようになっています。

Xポットケトル

目盛りまでは、大体750ml。カップラーメンで使うお湯の量が1個350mlと考えると、2個分。1杯150mlのドリップコーヒーなら、一度の湯沸かしで5杯分。ソロやデュオキャンプでは十分な容量です。

(※750mlのメモリはのもっと下ですが、何回測ってもMAX SAFE FILLまでは750mlくらいでした…….。)

素材は「耐熱性シリコン」と「アルミニウム」

Xポットケトル

ボディの素材は耐熱性シリコン。しかも食品グレードのシリコンが使われているので、食べ物に触れても安全です。

Xポットケトル

「シリコンなのに火にかけられるの?」とギモンに思った方もいるでしょう。「Xポットケトル」は、底面付近だけ軽量なアルミニウム素材になっています。だから直接火にかけられるんです! ここがミソ。

さらに、アルミにはハードアナダイズド加工が施されているので丈夫。アウトドアバーナーのような強い火力でも安心して使えます。

直結型のシングルバーナーに乗せられる

Xポットケトル

底面の直径は約15cm(実測値)。コンパクトなのでゴトクの小さいバーナーとの相性◎。直結型のシングルバーナーに載せても安定感があります。

安定するから注ぎやすい

Xポットケトル

ハンドルはガラス補強されたナイロン66製。これがなかなかしっかりしているので、安定して注ぐことができました。

Xポットケトル

フタはぴったりとハマるので、傾けても落ちません。これが地味にうれしいポイント!

しかもとっても軽いんです!

Xポットケトル

重量は、ゴムバンド含めて198g(実測値)。わたしのケース入りスマホより軽かったです。

ルックスがカッコいい

Xポットケトル

ネットサーフィンで目にしたとき、どうしても素通りできなかったこの見た目。サンドカラーがまた渋くてカッコいいんですよね。アイアンやミリタリーテイストの無骨なアイテムと相性バッチリだと思います。

試しにパッキングしてみた

Xポットケトル

薄型コンパクトで、めちゃくちゃ軽い「Xポットケトル」。ソロキャンプを想定して、手持ちのアイテムをパッキングしてみました。

ペタンコにした場合の収納図は想像しやすいので、ここではペタンコにしなかった場合のパッキング一例をご紹介したいと思います。

Xポットケトル

なかに入れたもの
・105gのOD缶
・SOTOの「アミカス」
・ベルモントの「チタンシェラカップ深型250フォールドハンドル」
・ニフレームの「先割れスプーTi」
・ドリップコーヒー
・キッチンペーパー(カチャカチャ音軽減+汚れ拭き取り用)

Xポットケトル

この一式に水と食糧をプラスすれば、食事まわりはOK。別に「Xポットケトル」に入れなくてもいいんですが、「ひとまとめになっていた方が持ち出しやすい」という人はスタッキングを考える楽しみもあるのではないでしょうか。

買う前に知っておくべきポイント

最後に、買う前に知っておくべきポイントをまとめておきます。買ってから後悔しないためにも、ここはかなり重要です!

シリコンに炎を当ててはいけない

Xポットケトル耐熱性のあるシリコンではあるものの、炎が直接当たってしまうと溶けてしまいます。そのため火力には十分注意が必要です。

Xポットケトル

底面には「炎はこれより内側で調整してください」というアナウンスがあるものの、火にかけちゃったら見えにくいし、特に日中の明るいときは炎が見えない……。

実際、使い慣れるまではかなり慎重になりました。弱火からはじめて、探りながら火加減を調整。沸騰するまでゆっくりと待ちました。

そのため、「火加減に神経を使いたくない」「ちゃっちゃと湯を沸かしたい」という方には不向きかな、と感じました。

湯沸かしや湯煎に向いている

Xポットケトル

あくまでケトルなので、公式サイトには「炊飯や炒めたり揚げたりする調理にはご使用できません」との記載あり。

じゃあ煮込み料理はできるのかな? と思いメーカーに問い合わせしたところ、煮込み料理はOKとのこと。

ただし、耐熱シリコン部とアルミニウム製底部の境界線の上までは水分を満たす必要があるそう。煮込み料理が可能なのはうれしいポイントですが、使用方法が限定されるアイテムということは理解しておきましょう。

万人受けするアイテムではないけれど……

Xポットケトル

すでにお気づきだと思いますが、Xポットケトルは決して“万人受け“を狙ったアイテムではありません。

けれど、カップラーメンのお湯を沸かすだけのときやレトルト食品を湯煎したいとき、また作ったとしても煮込み料理くらいのときは、めちゃくちゃ重宝するアイテムです。荷物のかさを減らしたいとき、軽量化したいときも役立つでしょう。

600円程度の差で2.0Lモデルもあるので、「もっと大容量がいい」という方はそちらもチェックしてみてください!

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