必要なもの
・木製ボックス×4個
筆者は、愛用するセリアのシーズニングボトル(125ml)が収まる木製ボックスをチョイス。100円ショップに行く前に、背の高い容器の長さを計っておくといいでしょう。
作り方1:ボックス同士を接着
ボックスを2個ずつ接着します。木工用ボンドをボックス長辺の側面に付けてください。はみ出たボンドは拭き取りましょう。ボンドの乾燥中にボックスが動かないよう、テープでしっかり固定します。
2階建てになりました。完全にくっつくまでこのまま1〜2時間静置します。
作り方2:塗装する
次は、耐久性を上げるために塗装します。木製ボックスの焼杉風の表面感を活かすため、ダイソーの乳白色の水性ニス(110円)を2度塗りしました。
塗装するときは、割り箸などを下に置いて空間を作ると塗りやすく、キレイに乾きます。
作り方3:ボトルの落下防止ゴムを付ける
開いた時、調味料ボトルが落ちないよう柵を作ります。使うのはヘアゴムと、100均各店のDIYコーナーにあるヒートン(丸環ネジ)。
調味料ボトルが落ちにくい高さを測り、目打ちなど尖ったもので下穴を開けます。
ヒートンをねじ込み、結び目を作ったヘアゴムを内側から通します。
反対側は手前からヘアゴムを入れ、引っ張って適度にテンションをかけて結びましょう。余ったゴムはハサミでカットしてください。これを各ボックスに取り付けます。
筆者はあえて、左側と右側上段の3箇所のみにゴムを取り付けました。右下は後ほど別の小型ボックスを設置するため、ゴムなしのままにしておきます。
作り方4:ボックス同士を蝶番で繋ぐ
ここでボックス同士が観音開きになるように蝶番で繋げます。
まずは、動かないように全体をテープで仮止めしましょう。それぞれ2個のボックスを接着してありますから、真ん中の蝶番は継ぎ目をまたぐように付けて強度アップを図ります。
蝶番のネジ穴の位置に鉛筆で印を付けます。
次に、下穴を開けてください。
蝶番をネジ留めします。付属のネジが長く、ボックスを突き抜けてしまいそうなら、ホームセンターなどで短いネジを買ってきて置き換えましょう。
蝶番で2つのパーツを接続しました。
作り方5:前面に留め金を付ける
持ち運びのときにボックスが開かないよう、留め金を付けましょう。蝶番と同じように、位置を決めて印を付け、下穴を開けてからネジ留めします。
留め金を付けました。なかなかシックな雰囲気です!
作り方6:持ち手を付ける
次は、上部に持ち手を付ける作業です。あり合わせのガイロープを持ち手にしました。適当な長さにカットし、ほつれ防止のため、切り口をライターで炙って溶かします。
余ったヒートンを持ち手を付けたい箇所に取り付けます。ちょうどいい位置に印を付け、下穴を開けて、ヒートンをねじ込みます。
ヒートンにロープを通し、抜けないように結び目を作って完成!
電動ドリルがあれば穴を開けてもOK
電動ドリルドライバーをお持ちなら、ボックス本体に穴を開けて、直接ロープを通してもいいですね。
こんな感じの仕上がりになります。
2段式スパイスボックス、完成!
出来上がりはいかがですか? 筆者は、ゴムなしの右下部分には手許にあった小型ボックスを設置し、フリーズドライのわけぎやだしパックなどを入れるスペースにアレンジしています。
「2段も必要ない」という方は、1段だけで作るのもアリです!
100均素材だから安価で色もサイズも自在、ぜひDIYしてみて!
たっぷり収納できる2段のスパイスボックス、材料費は990円と、1,000円以下! 1段でよければ、770円とお安くできてしまいます。もっとたっぷり収納したい場合は3段重ねにしても。
オープン型は虫よけスプレーや日焼け止め、また焚き火の着火セットなどをまとめて入れたりと、手に取ってすぐ使いたい小物の収納にも便利。どちらもカンタンに作れるので、ぜひDIYに挑戦してみてください!