大幅なアップデートが期待されるランクル300シリーズ
高い耐久性と走破性を誇るトヨタ「ランドクルーザー」。1951年の誕生以来、世界中のユーザーに安心と安全を提供し続けてきました。
そんな“ランクル”の先代200シリーズがリリースされたのは2007年。「そろそろフルモデルチェンジされるのでは!?」との噂が飛び交っていましたが、生誕70周年となる2021年、満を辞して新型300シリーズが発表されました! 2021年夏以降、世界各地で発売される予定です。
まだすべての情報が公開されたわけではありませんが、トヨタ公式リリースで発表された情報をもとに早速チェックしてみましょう!
進化したランクルの最新装備をチェック!
6〜8年周期でフルモデルチェンジされるのが一般的と言われる車業界で、14年間マイナーチェンジのみで販売され続けていた先代200シリーズ。久しぶりのフルモデルチェンジということで、否が応でも大幅なアップデートに期待が高まります。
どんな道でも運転しやすく疲れにくい走行性能を
まず、パワートレーンと言われる動力部については、3.5リッターガソリンと3.3リッターディーゼルの2種が発表されています。従来のシリーズに比べるとダウンサイジングされていますが、ツインターボ搭載により従来版を上回るトップクラスの動力性能を誇るそうです。
いずれにせよ、日本国内で使には十分すぎる性能ということは確実ですね。むしろ排気量が下がることでランニングコストが下がることが期待できるなど、維持費がボトルネックになってランクルを躊躇されていた方には朗報かも!
オフロード向け車両として信頼性の高いラダーフレーム構造を踏襲しつつも、設計から見直したことで約200kgの軽量化に成功。さらには低重心化やサスペンション構造の改善などにより、オンロード、オフロード双方で運転しやすく疲れにくくなっているそうです。
長距離の高速走行がつきもののキャンプで、少しでも運転にかかる負担が軽減されるのはとてもありがたいですね。キャンプ場についてからの、ダートや荒れた道の走行時にも安心です。
クラストップレベルの先進安全性能
全長、全幅などの車両サイズは、200シリーズと同等のサイズを踏襲。もともと「ランクル」はサイズが大きい車なので、普段から乗り慣れていないと市街地では運転が難しく感じてしまうかもしれません。しかし今回の300シリーズには、そんな方も安心の先進安全機能が備わっています。
それがトヨタが世界に誇る最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティーセンス」。万が一の衝突を回避するため万全の対策が施されています。
ほかにも、駐車場などでの事故を防ぐ「パーキングサポートブレーキ」や、ドライバー視点で障害物を直感的に確認できる「マルチテレインモニター」も完備しました。
先代が発売された2007年と言えば、iPhoneで例えると初代が発売された年とおなじ。その間にテクノロジーがどれだけ進化したかを考えると、安全装備にアップデートに関しても相当な期待が持てるのではないでしょうか。
内装もラグジュアリー感あふれる仕様に
100シリーズ以降ラグジュアリー感が追求されている内装は、300シリーズでもさらにグレードアップ。さらにはスイッチ類のレイアウトも整理され、運転時の操作性の向上が期待できます。見た目、居心地ともに上々な車内で、長距離の移動も楽しく過ごせそうですね!
新型300シリーズのより詳しい情報は公式サイトでの発表を待て!
以上、分かっている情報だけでもかなりの進化の片鱗を見ることができました。販売開始は2021年夏以降になる見通しとのこと。これから順次明らかになるグレードや価格など続報が楽しみですね。