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ゼクーM

ゼインアーツ「ゼクーM」をファミリーで快適に使うには?試してみた“5つのこと”

トレンド感あるカッコいいルックスで目を引く、ゼインアーツの人気シェルター「ゼクーM」。スペック上は4人で使えるとなっていますが、果たしてファミリーキャンプではどうなのか? 4人家族の筆者が、実際にファミリーで快適に使うためにやってみた5つの工夫をレポートします!

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目次

アイキャッチ・記事中画像撮影:筆者

トレンド幕の「ゼクーM」、ファミリーキャンプで実用的に使えるの?

ゼクーM

撮影:編集部

2019年にゼインアーツから発売された「ゼクーM」は、見た目もおしゃれで低価格とあって人気のシェルターです。

この夏ファミリーキャンプ用に新たなコスパの良いテントを探していた筆者は評判を聞きつけこのゼクーMも候補に入れたのですが、ひとつ気になる点が。

家族4人で使うにはちょっと狭い!?

ゼクーM

出典:instagram by @zanearts_official  ※写真は「ゼクーM」に「ギギ」のインナーテント(使用人数2名サイズ)を取り付けた状態
公式サイトの記載によると収容人数は4人。サイズ的には、家族で過ごせるだけの内部空間はありそうなのですが……

野口家 キャンプ風景1

子供たちも大きくなってきた4人家族の我が家には、ちょっと窮屈かも? もともと2ルームテントを使っていただけに、ゆったり過ごせるスペースもできれば確保したい! というのが本音でした。

「では、なぜあえてゼクーMを選んだのか」という意見もありそうですが、昨夏大きな2ルームテント設営中に熱中症になりかけた筆者。以後、夏用の幕はサクッと設営撤収ができる幕であることが絶対条件になりました。

設営のしやすさと広い空間。ファミリー向けに“いいとこ取り”したい!

筆者所有ゼクーM 全体画像

扱いやすさや価格というファミリーキャンパーにとっても魅力的なメリットの恩恵を受けつつ、使い方次第で快適にできるのでは? というわけでゼクーMを購入。

ファミリーユースの幕として快適に使うために、やってみた5つのことをご紹介します!

ゼクーMをファミリーテントとして快適に使うためにやったこと

1:ゴロゴロできるようにお座敷+ロースタイル

お座敷スタイルで使っているゼクーM室内画像

フロアレスシェルターとしての使えることが魅力でもあるゼクーMですが、我が家はセットに含まれていたリビングシートを使ってお座敷スタイル。

こうすることで子供も寝っ転がったりして過ごしやすく、低いラックやテーブルで完全ロースタイルにすることで上部空間も広く取れるという2つのメリットがありました。

2:虫対策として、あえて“小さい出入り口”をメインに

ゼクーM メインの入口を開いている画像

※写真はメインの入口

ゼクーMのメインの大きい入口は、メッシュがありません。インナーテントや小さめのテントを入れてのカンガルースタイルでないと、この時期は虫の侵入が気になる方も多いのでは?

特に女性や小さなお子さんがいる場合、なるべく防ぎたいですよね。
ゼクーM Aフレーム側の画像

そんなときはメッシュのあるAフレーム側の3つのパネルのうちひとつを出入り口とし、メインの入り口は閉じてしまいます。こうすることでプライベートを確保できるという点も、我が家にとっては効果的でした。
ゼクーM 下部ベンチレーションの画像

出典:ZANEARTS

ちなみにメインの入口を閉じても他の2つのAフレーム側や下部・上部にもベンチレーションはあるので、空気が循環してちゃんと風も通ります。ワンポールテントの弱点を見事に克服していて、夏場でも安心感がありました。

3:荷物収納として土間スペースを有効活用

ゼクーM 土間スペース活用画像1

家族4人ともなれば物も多く収納場所の確保も必要になるわけですが、そこはゼクーMの強みでもある土間スペースを活用しましょう! ミニマルワークスの「インディアンハンガー(Lサイズ)」はこの土間スペースにちょうどハマって、小物をスッキリまとめられて便利でした。

ミニマルワークス インディアンハンガー Lサイズ

●使用サイズ:W990 x H1100mm ●収納サイズ:H440 x D80mm ●重量:840g

ゼクーM 土間スペース活用画像2

また、寝るスペースに火器やジャグを置くのはちょっと……という場合、土間部分にラックを置いて保管場所にすることも。コンパクトな土間スペースですが、高さを出して空間を上手く活用すれば、収納場所としての実用性を底上げしてくれます。

ユニフレーム フィールドラック ブラック

●使用サイズ:約60×35×23(高さ)cm ●収納サイズ:約60×35×1(厚さ)cm ●重量:約1.7kg ●材質:鉄・カチオンメッキ ●耐荷重:30Kg

ここまでが、初めてゼクーMを使ったときに試したこと。このとき「もっと拡張性が欲しい!」と感じたので、二回目のキャンプではさらに2つのことをやってみました。

4:さらにスペースを広げるため二股ポールを導入!

ゼクーM二股ポール使用時の画像1

初回使用で付属のセンターポールで設営した際、子供の寝相だったりテーブルのレイアウトだったり筆者のファミリーキャンプスタイルでは何気にストレスを感じる事が。そこで後日、知人にオーダーした二股ポールを導入して再度使ってみました。

ゼクーM 二股ポール使用時の画像2

センターポールが無いと、大人5人でも余裕で眠れそうなスペースに! 実際、筆者の家族4人+荷物でもジャマにならず快適でした。これで冬のこたつスタイルもできそうだな~と、秋冬への妄想も広がります。

ゼクーM 幕内テーブル使用画像

ちなみに、家族4人で一般的に使われているようなサイズのテーブル(W60×D100×H80.5cm)を広げて座っても、奥に一人寝てさらに荷物を置く余裕も。悪天候で中に籠らなきゃいけない……なんていうときでも、これだけの広さがあればリビング兼寝室としてストレスなく過ごせます。

5:ロケーション重視のタープとの連結スタイル

ゼクーM リビングスペースとの画像

タープとの連結張りでリビングエリアを確保するスタイルも試しました。雨が降ったとき道具をすべてゼクーMの中に入れてクローズできるだけの広さはありますが、開放感を楽しみたいときは寝室とリビングを分けた設営ができるのも、効率的です。

ゼクーMは、使い方次第でファミリーキャンプにもちょうどイイ!

ゼクーM ファミリーキャンプしているイメージ画像

これまで大型の2ルームテントがメインの我が家が新たにゼクーMを使ってみたところ、サイトや人数などシチュエーションに応じた使い方ができる機能性はとても新鮮で、買って良かった!と実感しました。

同じくゼクーMをファミリーキャンプで快適に使用できるか……? と気になっている方、ぜひこの5つの工夫を参考にしていただければ幸いです。

ゼクーMについて、詳細はこちら