ゼインアーツ初となる2ポールシェルター「ギギ2」
小杉さん
じゃあ今期イチ押しの「GIGI-2(ギギ2)」を見てみますか!
イトキン
お願いします!
コチラは、今季リリース予定の「ギギ2」。昨年第一弾として登場したワンポールシェルター「ギギ1」のツーポールタイプで、ファミリーキャンプやグループキャンプに最適な一幕として注目されています。
イトキン
おっきいですね! でも、僕が知ってるシェルターとは違ってなんだかパネルが多い印象。……その分、設営も難しいんですかね?(小声)
小杉さん
確かに、パッと見は「複雑な構造」と思われがち。ですが、慣れると簡単に設営できるんですよ! やってみましょうか?
そう言うとおもむろに、設営されていた「ギギ2」を片付け始める小杉さん。
イトキン
え、イチから設営方法をレクチャーしてくれるんですか? ありがとうございます!
しかし、筆者の心中は複雑。————–シェルターって絶対立てるの大変じゃん。いくら開発者の小杉さんといえど、一人で設営するとなるとメチャ時間かかりそう……。
「ギギ2」の親切すぎる設営方法
小杉さん
イトキンさんは、なんでドーム型テントを使ってるんですか?
イトキン
自立式のテントの方が立てやすいって友人から聞いて。正直シェルターは設営が難しそうで、初心者の僕なんかには手に余る代物です(汗)。
小杉さん
なるほど! まぁ、見ててくださいよ!
設営方法①スタンディングテープを固定する
小杉さん
まずは、このようにビルディングテープが取り付けられた4つのコーナーをペグダウンします。
この際にキレイにシェルターを張りあげるコツは、長方形を作ることをイメージすることだそう。四隅をしっかり90度にしてあげましょう!
そして2本のメインポールを持って幕下に。
設営方法②2本のポールを入れ自立させる
ポールを立ち上げると、ご覧の通り。
イトキン
お、一気に形になってきました!
設営方法③サイドに“エクステンションフレーム”を取り付け、ペグダウン
小杉さん
ここまできたら、あとはこのエクステンションポールをサイドに取り付けて配当箇所をペグダウンするだけです。
イトキン
工程これだけですか!?
変形八角形のボトムは一見難しそうに思えますが、あっという間に設営完了。
この四隅を打ち込んでポールを入れる作業工程は、「ギギ1」と「ゼクー」も同じ。この設営方法を覚えてしまえば、他のモデルも迷うことなく立てられるのだそう。
思わぬところでシェルターのメリットも実感
—————-じつはこの日、展示会場となった関東地方には春一番が到来していた。
イトキン
本当にすぐ立っちゃいましたね! しかも、すごく強い風が吹いているのに、それもネックになっていない感じで。
小杉さん
そうなんです。風がある程度吹いていても立てられるのがワンポールやツーポールの良いところ!
フレームを先に入れてからペグダウンするドーム型テントや、2ルームテントは風に煽られると設営に手こずりますよね。
イトキン
あ、僕経験したことあります! いつも以上にテントの立ち上げに力が必要で……、設営が大変でした。
小杉さん
その点シェルターはポールを差し込んだり固定する手間もないので、力に自信のない方でも簡単に立てられるんです。
イトキン
そんなメリットもあるんですね。
「ギギ2」の面白さは、広々空間のアレンジにあり!
小杉さん
前後のドアパネルを大きく跳ね上げればまた違った感じになるので、この流れでアレンジ張りもお見せしますね!
イトキン
お願いします!