ボンゴバンの歴史と愛される4つの理由
初代はワンボックスカーの代名詞的存在
ワンボックスカーといえば、トヨタハイエースや日産キャラバンなどが代表的ですが、初代ボンゴバンが登場したのは、まだ「ワンボックスカー」という言葉が世の中に浸透する前。
そのため当時は、ワンボックスカーのことを「ボンゴ車」や「ボンゴ型車」などと呼んでおり、代名詞的存在でした。
そして2020年に生産が終了するのが、4代目になったボンゴバンです。そんな名車が、キャンパー達に長年愛されている4つの理由をチェックしていきましょう!
【愛されポイント①】角ばったデザインがかっこいい!
今流行りの流線形のワンボックスカーとは一線を隔した角張ったデザインは、初代から変わりません。このカクカクした無骨なデザインこそ、キャンパーの心を掴んで離さないポイントです。
【愛されポイント②】荷物をガンガン積める荷室の広さ
前述したように、荷室がとっても広いのも特徴。ボンゴバンより車体が大きいハイエースと比べても、積載力にそれほど大差がないんです。フルフラットなので、車中泊もしやすいのがキャンパーにとって嬉しいポイント。
【愛されポイント③】細い山道もグイグイ進める小回り性能
運転しやすいのも愛される理由のひとつ、小回り性能がバツグンに優れているんです! 元々、鼻先の短いバンタイプは総じて小回り性能がいいのですが、その中でもボンゴバンの最小回転半径は2WDなら4.3mと圧倒的。
イメージしにくいかも知れませんが、ハイエースやキャラバンで5.0~5.2m、軽自動車のスペーシアギアでも4,.4mといえば多少スゴさが伝わるでしょうか。これだけ小回りが利くと細い山道でも不安なくグイグイ進めますね。
【愛されポイント④】市街地でも乗りやすいボディサイズ
ボンゴバンは、ハイエースなどに比べて全長が短く作られています。そのため市街地の細い道路や駐車場などでも、楽に運転できるんです。荷物をたくさん積めて市街地も走りやすい、絶妙なサイズ感ですね。
でもちょっと商用車の見た目が……という方のために、カスタムした姿もご紹介!