1. 隣のサイトにはみ出している、近すぎる
ペグの位置が予定よりも外側にいってしまう、というのはありがちな事象ではあります。しかし区画サイトを飛び出してしまうのはさすがにNG。スペースを侵害されたお隣さんは、たまったものではありません。フリーサイトでも、あまりに接近してしまうのは避けたいですね。
2. 他人のサイトを横断してしまう
キャンプ場によっては、サイトに車を横付けできない場合が。車からサイトに荷物を運んでいるときなど、「このサイトを横切ると近道に……」と悪魔の考えがよぎることもありますが、これは失礼なマナー違反。サイトを横切られると、けっして気分は良くありません。
3. 木を切ってしまう
いくら木がたくさん生い茂っていようと、ブッシュクラフトがかっこよかろうと、キャンプ場の生きた木を勝手に切るのは極悪のマナー違反。マナーどころか法律に抵触する行為であり、絶対にやめてください。
「生きた木を切って薪に使おうとしていた」という仰天の目撃情報を聞いたことがありますが、信じられません。
4. しれっと直火
直火はワイルドな風情があり、とても魅力的ですが、禁止されている場合は絶対にやめましょう。「直火禁止」の看板がある河原で、悲しいことに直火の形跡を見かけることが少なからずあります……。
バレる、バレないの問題ではありません。「焚き火自体禁止」のキャンプ場が誕生する未来は避けたいですよね。
5. 立ちション
まあいいかな、と軽い気持ちでやりがちな男性の「立ちション」。本人はスッキリすることでしょうが、目撃してしまった方はけっして気分良くありません。トイレが遠いときなど、面倒なのはわかりますが、紳士の心でトイレを利用してください。
6. 場所をわきまえない
焚き火台を設置する際は、周囲の環境に充分に注意したいところ。区画ギリギリに設置した結果、「煙が常にお隣さんの食卓を直撃」「火の粉がお隣さんのテントに飛び続ける」……なんて場合もあります。
まあ煙の行き先は変化するし難しいところですけど、配慮の気持ちがあるかどうかが重要です。
7. ゴミを燃やす
可燃性のゴミが出た場合、焚き火に放り込んで燃やしたくなるのは、わからないでもありません。しかしちょっと待ってください、火のついた紙が、もしも風に舞って飛んでいったら……!?
テントやタープは大抵、燃えやすい素材でできています。タープが燃え上がって消防車出動の騒ぎになり、BBQ禁止になった海岸の例もあります。
8. 炊事場の占領
雨天時に見受けられる、炊事場を占領して食事をしている人たち。みんなが使う場所に陣取って、まるで自分たちのサイトのように飲み食いを……!
たとえ洗い場のスペースが空いていようとも、他のキャンパーは入りづらく感じるものです。もちろん食事スペースを兼ねた炊事場なら、問題ありません。