この冬もワークマンの新作が大活躍の予感!
近年、キャンプ向きのウエアで人気上昇中のワークマン。コスパがいいのに加えてデザインもよく、さらには元来、作業着メーカーのためタフな作りにも期待できます。
この2019年の冬もコスパ抜群の新作防寒アイテムが出るとのことで、おすすめのジャケット、パンツ、シューズの3つを実際に使ってレポートしていきます! まずはワークマンのアウトドアブランドを簡単におさらいしましょう。
アウトドア向けのブランド展開
ワークマンは作業着とは別に、アウトドア向けのブランドを展開しています。代表的なのはイージス(AEGIS)とフィールドコア(Field Core)。「ワークマン女子」というアウトドア系女子も現れるほど人気のこのシリーズ。
イージスは強力な防水機能を備えツーリングや釣り、ウインタースポーツで力を発揮するアイテムが揃っています。一方、フィールドコアは高機能・高品質でファッショナブルなアウトドアウエアを、一般的なメーカー価格の約3分の1で提供するというコンセプトのもの。ジャケット、パンツ、シューズ、の3種を紹介
それでは、このイージスとフィールドコアの2つのワークマンブランドから発売されている3種のウェアをご紹介。まずはツーリングを楽しむバイカーたちには超定番になっているイージスのウェアから!
イージス/オーシャン防水防寒スーツ
イージスから出ている「オーシャン防水防寒スーツ」はジャケットとパンツがセットになっているワークマンの人気アイテム。2019年にフルモデルチェンジを経て、細部の仕様とデザインがアップデートされました。
上下セットを想定されたものですが、上着だけで着用している方も多く、その様子は多くのYouTuberが配信しています。
カラーは全3色で、写真で着用しているものはライトグレー。身長177cm・体重60kgの細めの男性がMサイズを着用してちょうどいいサイズです。ただしインナーを着込む場合はもうワンサイズ大きくしたほうがいいでしょう。
保温力抜群で寒さ知らず
上着は中綿が全体に入っていてモコモコ。保温力が高く、着用してすぐに暖かくなってきました。襟はチャックを閉めれば首まで隠れるのでフードを被ると完全防備。
取り外し可能のフードは内側の耳にあたる部分がフリース素材になっており、耳当てのような効果も。つばがあるので、小雨くらいなら気にせず過ごせます。
表地は耐水性5,000mmとイージスブランドの真骨頂、強力な防水性を誇ります。水をかけてみたら写真の通りキレイな水玉になって弾いてくれました。さすが機能性が好評のワークマン。
ちなみに両胸のポケットは水が入ってこない防水ジッパー仕様です。
特徴的なのが袖の部分。手の甲までウエアがありますが、インナーを着ているわけではないんです。袖にハンドウォーマーが付いていて、親指を通して着用できます。
手の冷えを軽減してくれるのに加え、腕が密閉されるので冷えた空気が袖口を通して入ってきません。このあたりの高い防風性への意識が、多くのバイカーに人気の秘密なんでしょうね。
パンツはシャカシャカしたナイロン素材でこちらも防水。風も通さないのでウインドブレイカーに近い防寒性を感じました。
このパンツは雨の日専用のレインウェアとして使用して、上着だけは防寒アウターとして多用する、というのが実用的かもしれません。レインウェア付きの防寒アウターを買って6,800円(税抜)と考えると、破格の値段ですよね。
豊富なポケットで抜群な収納力
両胸に止水のファスナー付きポケット、両サイドにはロングポケット、さらには内ポケットと、とにかくポケットが多い! スマホはもちろん、ペグやロープ、焚き付けやマルチツールナイフなど、キャンプは小物を持ち運ぶことが多いのでありがたいですね。
嬉しい130%ストレッチ
ジャケットの肩・背中部分(オレンジ部分)の生地は130%のストレッチ性があります。屈んだりしゃがむときにその効果を実感しました。
写真はクーラーBOXの食材を物色しているのですが、服が突っ張らず動きやすかったです。ほかにもキャンプでは火起こしなどで頻繁にしゃがむのでありがたいですね。
気になる点は……
上着はダウンではなく中綿を使用しているので、モコモコしている分かさばります。登山を兼ねたキャンプなど、パッキングサイズがシビアな環境には向いていないアウターと言えそうです。
荷物をある程度持っていけるツーリングや、クルマ移動のオートキャンプユースにおすすめ。
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