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意外にカンタン?素焼きの鉢で「タンドール窯」をDIYしちゃおう!(3ページ目)

STEP.06 素焼きの鉢に穴をあける

タンドール窯DIY
再び缶の中に鉢を入れ、ペール缶にあけた穴から鉢に墨つけします。
タンドール窯DIY
今度は素焼きの鉢に、38㎜径の穴をあける作業です。ドリルドライバーに陶器用のドリルビットを装着し、円形に穴をあけていきます。割れてしまわないよう、慎重に作業しましょう。
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穴をあけたら、棒ヤスリできれいな円を成型していきます。ただし棒ヤスリでやるとヤスリの目が詰まってしまうので、あまりオススメできません。

STEP.07 各部材を組み立てる

タンドール窯DIY
ペール缶に鉢をセットし、空気調整口のパイプをセット。見事、ぴったりはまりました!
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仕上げに鉢の周囲に、オリジナルミックスの断熱材をしっかり詰めていきます。
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ついに完成! せっかくなので、この自作タンドール窯を使ってナンを焼いてみました。

番外編 窯の火入れからナン作り

タンドール窯DIY
窯の中に炭を入れ、空気調整口からバーナーを突っ込み着火!
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さらに空気調整口にドライヤーをあて、風であおれば完璧。フタをして、窯が温まるのを待ちましょう。
タンドール窯DIY

打ち粉を広げたまな板で、ナン生地を伸ばします。ここで打ち粉をつけ過ぎると、窯に張りつかなくなるのでご注意を!
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バシッ! と窯にナン生地を叩きつけます。熱いので勢いが大事です。
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1分ほど経つと、ぷっくりと膨れてきます。表面がキツネ色になってきたら頃合いです。
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ふっくらもちもち、焼き立てナンができました!

しかもこのタンドール窯は、どんな食材を入れても美味しくなっちゃうんです。上記のナンをはじめ、タンドーリチキン、ケバブ、豚バラチャーシュー、サンマの塩焼き、さらには焼き芋を調理しましたが、すべて大成功。

まず調理時間が早いです。しっかりと内部の温度が上がったタンドール窯は、ナンだと1分ほどで焼けてしまいます。タンドーリチキンですら10~15分くらいで完成。しかも遠赤外線効果のおかげか、外はパリッと、中はふっくらジューシーという仕上がりに。

余分な油は下に落とし、旨みだけをギュッと閉じ込めるので、もう本当に美味い! 焼き上げた肉や魚を串から取り外した瞬間、「ぷすっ!」と音を立てて爆ぜる瞬間がもうたまりません。

さらにポイントなのは、炭を使った窯なので使用時の煙が少ないこと。肉や魚から落ちる油を熱源の炭に当てないように気をつければ、煙がほとんど出ません。薪と違って、炭ならすぐに入手できるのもいいですね。
タンドール窯DIY
作品自体の作りやすさも、この窯のメリット。今回のようにペール缶に塗装をしなければ、半日で製作することが可能です。

工具さえ揃っていれば、ビギナーでも十分にDIYできる難易度。しかも材料費4,000円ときたら……もう作らない理由がない!

最後に、こだわった重さ。ペール缶に詰める断熱材は、パーライトをメインにブレンドしなおかつセメントで固める方法を避けた結果、7kgという軽さを実現。まさにポータブルの名に恥じない持ち運びやすさを実現させることに成功しました。

本当にポテンシャルは高いので、みなさんもぜひタンドール窯を自作して、オリジナルの窯料理を好きな場所で楽しんでみてください!

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