今、キテる素材といえば「X-Pac」!
近頃、耳にする機会が増えてきた「X-Pac」。『BEAMS』や『ノースフェイス』などの人気ブランドがこぞって使う、今キテる素材です。
ダイヤが格子状に並んだ特徴的なデザインで何となく見たことがあるという方も多いのでは?
ここまで人気が出たのには、きっと理由があるはず。今回はX-Pacの特徴から、魅力的なアイテムに至るまでとことん調査します!
X-Pacはヨットの帆から生まれた素材
「dimension-polyant(ディメンションポリアント)社」が開発した素材「X-Pac」。アメリカにある同社はセイルクロス(帆)のシェア世界No.1の特殊素材メーカーです。
風の大きな力と洋上の厳しい環境に耐え得る素材を、今まで培ったノウハウを応用し完成させました。
今や、ノースフェイスをはじめとするアウトドアブランドだけでなく、様々なアパレルメーカーが財布やバッグなどの身近なものに落とし込み、製品を開発しています。
それでは、次からは特徴を調べていきましょう!
「防水」かつ「高強度」、高性能素材でした!
上の図のように、異なる素材を貼り合わせた構造のX-Pac。ポリエステルフィルムの接着層によって、防水性を確保しています。
中間層にポリエステル糸をエックス状に組んだ「X-Ply」を挟むことで、生地の強度をアップ。
X-Pacは、ポリエステルフィルム層と「X-Ply」の2つの層を使うことで防水性と強度を持たせた高性能素材なのです。
X-Pacの特徴は分かったけど……どのように使われているの?
高い防水性と高強度を持つX-Pacは、バックパックに使われることが多く、地面との接触が多いボトムのみに部分使いすることもあります。
しかし、生地自体に防水性があるとはいえ、縫い目に防水処理をしていないと浸水するので、購入する際は縫い目をチェックするようにしましょう。
アウトドア感がいい!X-Pacを使ったアイテム8選
アウトドアだけではなく、タウンユースのアイテムに用いられ、すっかり市民権を得たX-Pacのアイテム8選です!
1.タウンユースにもハマる「バックパック」
ロウロウマウンテンワークス バンビ
破れにくいX-Pacならペグなどをそのまま入れても安心なので、バックパックキャンプにおすすめです。
2.フェスで使いたくなる「サコッシュ」
ワイルドシングス サコッシュ
3.旅行のおともに「ショルダーポーチ」
ザ・ノースフェイス パープルレーベル ショルダーポーチ
4.アクティブに動くなら「ボディバッグ」
エフシーイー エックスパック ウェストポーチ
5.大容量!キャンプで活躍する「トートバッグ」
アンドワンダー Xパック 45L トートバック
6.身軽に行動しよう「コンパクトウォレット」
パーゴワークス トレイルバンクS
7.こんな種類のX-Pacもあった!
こちらは一見普通のトートバッグ……。じつは「X-PAC DUCK」という歴としたX-Pacシリーズの1つなんです。
表地をコットンダックという丈夫なコットンにすることで、高強度ながら普段使いしやすい雰囲気に仕上がっています。
ポーター フーバー2WAYトートバッグ(S)
8.X-Pacを使ったウェア!?
ハンティングベストから着想を得たベスト型バッグ。前面に複数のポケット、背面にも大きなポケットを配備、生地にX-Pacを使用することでハードユースにも耐え得る仕様となっています。
バーラップ アウトフィッター VEST BAG
やっぱり、X-Pacがキテるのには理由があった
ハードユースに耐え得る高性能さと、ダイヤが格子状に並んだ優れたデザイン。どちらの面も兼ね備えたX-Pacは今後も、街やアウトドアで見かける機会がどんどん増えていきそうです!
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That’s amazing!“X-Pac”
すごいぞ!「X-Pac」